ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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ゲーム新作情報

ハンターケモミミとして戦いに挑む!パズル的ビルドバトルゲーム!『バックパック・バトル』

収納制限のあるバックパックに様々な形状の武器・防具・アイテムをうまく詰め込んで、次々と現れる対戦相手とのバトルを制する!
話題沸騰の『バックパック・バトル』が3月8日よりアーリーアクセス中です!

ゲームとしては名作『Slay the Spire』から続くデッキ構築型ローグライクバトルゲームの形式を、かなり異色の方向で作り換えた感じの作品。
カードでデッキを構築する代わりに、様々な効果を持つ武器・防具・店で購入し、バックパックに「うまく詰め込む」ことが全ての肝になっています。
アイテムは様々な形状をしており、せっかく購入した良い武器も、形状が大きくてかさばるせいでバックパックに「置き場所」が無くて使えない・・・むしろコンパクトな弱い武器をバックパックの隙間を埋めるように目いっぱい詰め込んだ方が有利、といった場面がしばしば発生します。
戦闘中の攻撃方法や回復・防御等のアクションは全てバックパックに詰めた武器やアイテムによって発生するため、様々な攻撃をするにはバックパックに様々なアイテムを揃えておく必要があるわけです。
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各アイテムは置き場所や他のアイテムとの組み合わせで様々なシナジーが起きて特別な能力を発揮するため、より強いキャラを作るためにはアイテムをどのように組み合わせて配置するかというパズル的な思考が要求されます。
アーリーアクセスの現時点でも200種類以上のアイテムがありますので、このあたりを考え始めると相当に奥が深いです。

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さて、ケモミミブログ的に注目は、選択できるクラスのひとつ「ハンター」がケモミミであること!!
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全体的な絵柄はかなりカートゥーン寄りであるにも関わらず、ハンターがケモノ獣人ではなくケモミミ女の子として描かれている点はちょっと珍しい感じです。
開発のPlayWithFurcifeは紹介を見る限りはドイツのグループなのかな? ちなみに衣装チェンジした時にケモミミの無いバージョンがあるので付け耳疑惑があります)
日本でもここ数日で急に話題になりましたが、ゲームとしての面白さもさることながら、このあたりの絵が日本人好みである点も影響しているのかもしれません。

絵柄で興味を持つ日本人が増えて日本でヒットする、という流れは『Helltaker』あたりと似た現象が起きているのかも。


本作、まだアーリーアクセス段階なので、これからさらにケモミミキャラが増えていくかもしれませんね。楽しみです!



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待望の本格ケモミミシミュレーションRPG!!『クロステイルズ』

ケムコと『マーセナリーズサーガ』でSLGに定評のあるRideon,Inc.が贈る、本格ケモミミシミュレーションRPG『クロステイルズ』がNintendo Switch、PlayStation® 5 / PlayStation® 4、Xbox Series X|S / Xbox One、Steamの各プラットフォームで7月20日より販売中です!


犬族の秩序立った国・ランヴェルフルト王国と、猫族の部族共同体・ヒディーク共和国が長年にわたって対立し続けている世界。
犬族の若手士官フェリクスと、猫族の名家の娘シャイマーは、対立する二国の国境沿いで発生した盗賊退治作戦をきっかけに、それぞれ思わぬ戦乱の渦に巻き込まれることになりますが・・・!

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シャイマー編normalを約10時間くらいプレイしたところの感想です。

ゲームシステム的には『タクティクスオウガ』や『ファイナルファンタジータクティクス』等の高低差ありクォータービュー系のシミュレーションRPGで、このタイプのゲームをやったことのある人ならすぐに馴染めると思います。
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レベルアップによるジョブチェンジ、スキル・サブジョブの入れ替え、パッシブスキルの組み合わせ、スキルツリーシステム、ヘイト蓄積による敵のターゲッティングのコントロール、アイテム合成強化などなど、こういうタイプのSRPGで見たことのあるようなシステムを「全部盛り」にしているのが、ある意味このゲームの特徴と言えるかもしれません。

たくさんのシステム・ルールを組み合わせすぎると、シミュレーションゲームは特にゲームバランスが破綻しやすいのですが、本作は絶妙なバランスでそれを成り立たせています。
仲間同士のスキルの組み合わせを考えてみたりと、様々なキャラクター成長の幅・戦術の幅がかなり広く、理想的なSRPGです。

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そして、なんといっても本作の最大の売りは「登場人物がケモミミだらけ」という点!
これだけケモミミを使いまくれるタクティクスオウガ風SRPGって、たぶん『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』シリーズ以来ではないかと思うのです(ウサミミのヴィエラ族をよく使ってたなあ。あのゲームは中盤以降、自軍が亜人ばかりになった記憶が・・・)。
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シャイマーのこの表情の時の猫口が好きなんですよ。猫口!
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犬族と猫族が争う獣人の世界、という、こういう系統の話ではある意味王道ともいえる世界観もグッド!

とにかく、シミュレーションRPGが好きでケモミミも好き!という方はぜひプレイしてみましょう!
(※ゲームが進んで新しい推しポイントを見つけたら、後日追記するかもしれません。)



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行商人ならぬ行商キツネになって悪どく(?)稼ごう!『Gain Foxes』

行商キツネとして、あらゆる手段を駆使して儲ける!!!
お手軽で奥が深く、そしてキツネ(重要)な経営SLG、『Gain Foxes』がSteamにてダウンロード配信中です!
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狐の行商人フィネは子分狐3匹と共に、今後の旅費を集めるために街で商売を始めます。
つぶらな瞳に、にこやかな笑顔、そしてしなやかな尻尾をなびかせる美狐のフィネですが、その商売の仕方は結構ダーティで、フィネの企み次第によっては街の市民も貴族も貧民も大惨事に陥ることになるのでした・・・!

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びっくりするほどのお手軽操作で、一筋縄ではいかない奥深い先読みが必要とされる、挑戦心を喚起させられる作品です。

チュートリアルというかゲームマニュアルがたったこれだけなんですが、この説明だけでも、数分間プレイしているうちにわりとゲームのルールが掴めてしまう点がなかなか凄いのです。
ユーザビリティとゲームコンセプトが極限まで洗練されているがゆえのシンプルさといえます。
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基本的には1日=1ターンごとに売る商品を選んでお店に並べ、来店したお客さんに売ってお金を稼ぐ、の繰り返しです。
この基本部分は多くの経営系ゲームと同じなのですが、フィネちゃんが悪い狐(こ)なところは、良い商品を良いサービスで売る努力をするよりも、客を借金漬けにしたり、相場操縦したり、社会不安を扇動してモノを売ろうとする所なんですよね・・・。

ゲーム中のお客には貧民・市民・富豪・貴族の四種類の客層がいて、それぞれ購買行動が違うのですが、ゲームクリアのためにはそれぞれの客層の行動を巧みに操作して、あるタイミングで爆発的な利益が得られるようにしなければなりません。

初回プレイだと、地道に堅実に(普通の行商人らしく)モノを売っていても少しずつ貯金できるかな?と思うのですが、ある時点でヤヴァい率の税金と、もっとヤヴァい手下共の給料が利益を喰い潰し、あっという間に破産してしまいます。
この世界は、マトモな商売をしていては生き残れない世界なのです。
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※ ※ ※

フィネもなかなかにヤヴァい狐ですが、フィネの手下の子分狐が、実質このゲームの最大の敵といってもいいかもしれません。
子分に給料さえ払わなければ、フィネもこんなアブナイ商売しなくてもいいんじゃないか、とすら思う。
のほほんと商売していると、10日もしないうちに子分狐に身ぐるみはがされてしまいます。

「おかしら」って慕っているように見せているけど、実はそれって「狐の尾頭付き(美味い食い物)」の意味なんじゃないかと・・・。
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こんな風にほんのりダークでブラックな世界観ですが、「2Dと3Dのグラフィックを融合させた美しい世界」という宣伝文句に違わぬ絵本的なファンタジーの雰囲気は素晴らしく、キャラクターもとても可愛らしくて魅力的です。
そしてキツネケモミミなゲームので、ケモミミ好き・狐スキーな人はぜひプレイしてみましょう!!

ケモミミ多数! やや狐推しのダンジョンRPG『魔物娘と不思議な冒険2』アーリーアクセス版

かわいい魔物娘たちと、ローグライクなダンジョンを攻略しよう!
可愛さだけでなくてゲーム性も一級品の『魔物娘と不思議な冒険2』のアーリーアクセス版がSteamとDLsiteにてダウンロード配信中です!!

DLsite版
魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~アーリーアクセス版 ねことかげ https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ372833.html

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主人公は、バフォメット族の魔王候補者メルトに幼いころから世話になっているニンゲン種。
このたび、メルトの魔王就任に向けて、いろいろと手助けをしていきます。

メルトの部下となる魔物をスカウトするためにダンジョンに潜ったり・・・。
メルトが失くしてしまった魔王の証を取り戻すためにダンジョンに潜ったり・・・。

とにもかくにも、ダンジョンに潜ってイロイロしていくのです!!!

※ ※ ※

基本的にはローグライクの、いわゆる「不思議のダンジョン」系のゲームになるのですが、大手メーカーの作ったそれ系のゲームを超越するクオリティが注目の作品です。

武器・防具に「印」という特殊効果を組み合わせて、膨大なパターンの戦術を試せる自由度。
通常モンスターより圧倒的に強く、倒せばレアアイテムを得ることができる「アルファ・モンスター」。
拠点の村や自宅に様々な施設や家具や道具を自由に設置してけるビルト要素などなど・・・。

たぶん「不思議のダンジョン」系のどこかで見たような要素は全部盛り込んである!といっても過言ではないくらい、多様なシステムを試すことのできるビッグボリュームの作品です。

※ ※ ※

そして本作の一番の特徴が、敵の魔物娘を仲間にして、一緒に冒険できること!!
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ボスモンスター以外の、登場するほとんどの敵を仲間にすることができるようです。
仲間になった魔物娘は同時に三人(三匹?三頭?)まで、主人公と一緒に冒険することができます。
魔物娘たちは主人公と同じように独自にHPやステータスを持つので、実質パーティプレイをしているような感じですね。

魔物娘の種類ごとにかなりステータスや攻撃方法が異なっている上に、同種の魔物娘でも「攻撃型」「防御型」等の潜在能力の違いがあり、さらに各魔物娘にそれぞれ別のスキルを追加で覚えさせることもできるので、試せる戦術の組み合わせは凄まじいことになっています。

本作で肝なのは、「新たな冒険を開始するごとに主人公はLV1に戻るけど、魔物娘はLv・ステータス引継ぎ」という点ですね。
中間地点のフラグを立てると、ダンジョンの深い階層(レベルの高い敵がいる)の途中から挑戦することもできるのですが、その時は主人公がその階層で戦えるレベルになるまで、最初から強い魔物娘たちの力を借りる必要があります。
逆に、下手すると育った魔物娘の強力な範囲攻撃に、レベル1の主人公がいきなり巻き込まれてやられる場合もあるのですが・・・
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※仲間のフェンリルにフレンドリーファイアされてしまつたプレイヤーの図


大量の敵がひしめく「モンスターハウス」のような罠は、仲間の魔物娘がいないと到底切り抜けられないようなバランスになっていますので、「不思議のダンジョン」系のゲームはやり尽くした!という方も、ぜひ本作をプレイして新鮮な感覚を味わっていただければと思います!

※ ※ ※

本作、登場する魔物娘にケモミミ種族が多く、それが当ブログにとっては紹介する魅力ある要素となっています。
ストーリーに絡むメインキャラクターだけでも、猫耳のココ、商人のたぬきち、メルトと因縁をもつ九尾狐のたまもといった面々が登場します。
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仲間の魔物娘としても、ワーラット、ワーキャット、ワーウルフ、ワーラビットなどなど多種多様な獣人が登場するのですが、本作、若干ながら狐推しが強いなと感じたり。

チュートリアルとゲーム全般の説明は「メタキツネ」という狐っ娘が担当していますし、狐の魔物娘の種類も若干多い気がするし、狐に関するアイテム・スキルもやや多めな感が・・・
狐好き、狐ゲームを求めている人はぜひプレイしてみましょう!!
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本作、現時点ではまだアーリーアクセス版なので、ストーリー前半部が一区切りつく所までしか遊べませんが、それでもプレイ時間・10時間でまだ遊び尽くせないくらいのボリュームはあるので、興味が沸いた人はぜひぜひ購入してプレイしてみましょう~

※ ※ ※

冒険を中断してセーブした後、再開しようとするとタイトル画面が「自分の魔物娘パーティーが休憩しているシーン」になるんですよね。

同様のモンスター娘コンセプトのローグライトゲーム『モン娘ぐらでぃえーた』でもあったけど、私はこういう演出凄く好き。自分だけの冒険を紡いでいる感があってとても良い・・・。
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実は「冷たい方程式」じゃなかったりするケモミミ少女ローグライトSFゲーム!『霜夜ゆく』

植民地惑星に発生した伝染病を防ぐため、血清を積んで緊急発進した小型艇。
厳密な質量管理がされているはずの小型艇に、想定外のケモミミ少女が密航していました。
小型艇は一切ペイロードに余裕がないため、予定通りに目的地に到着するためには、彼女を殺して船外に捨てなければならないけれど・・・!

スマートフォン向けの買い切りローグライトSFアドベンチャーゲーム『霜夜ゆく』。
iOS版はかなり前から配信されていましたが、Android版も3月20日から配信されています!



主人公は「最終緊急艇」のパイロット。
この小型艇は有名なSF小説『冷たい方程式』と同じく、出発時に計算された厳密な質量管理のもとで減速・加速して目的地にたどり着く仕組みになっており、余計な荷物(質量)は一切載せられません。

そんな中、緊急艇に密航していた「ドギー」と呼ばれる人造人間の少女。
人間との区別のために獣耳を持つ容姿をしているのですが、彼女は奴隷扱いをされており、その境遇から逃げ出すために緊急艇に密航したようです。

主人公は彼女に憐れみを覚えて、本来の手順通りに密航者を殺して無駄な質量を「廃棄」するのではなく、緊急艇にあるいらないモノ、もしくは「必要だけれども少女の命には換えられないモノ」を廃棄して、何とか二人で目的地にたどり着こうとします。

果たして、二人の運命は・・・?

※ ※ ※

基本的には宇宙船の中の不要そうな物を探して、時間内に、宇宙船そのものの航行に影響しないように廃棄していくという・・・リソース管理型ゲームなのですが、このゲーム、本当に一筋縄ではいきません!!!

単に目的地の植民地惑星にたどり着くだけなら、とにかく重量のあるモノをポンポン捨てていけばよいのですが・・・。
実はこのゲーム、植民地惑星に到着した後もサバイバルをしながら旅をする必要があり、そのサバイバルに必要な物品も考えたうえで、廃棄する必要があります。
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「テント」のように、もの凄く重量があってさっさと捨ててしまいたいけれど、サバイバルする上では非常に役立つので、別に捨てるものを探さなければならなくなる・・・という場面が何度も発生します。
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全体として、「後のことを考えるとアレが必要だから、最初の捨て方を一から変えないといけない」というリスタート前提のゲームデザインになっており、捨て方を変えようとすると難易度が途端に跳ね上がる感じが、非常に工夫されていて巧いなあと感心してしまいます。

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本作のケモミミヒロインである「ドギーの少女」。
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当初の見た目はゴスゴスロリロリしているのですが、それは彼女の元・主人の好みであるらしく、彼女自身はどちらかというとサッパリした装いが好きらしい。

性格も「淑やか」とも「活発」とも違うちょっと変な感じ・・・というか、お茶目な感じの娘です。たまに三流悪人みたいな台詞を口にしたりします。「へっへっへ」っていう笑い方も好き。
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ちなみに彼女は人造人間なので、腕力も生命力もメチャ強いです。
植民地惑星到着後のサバイバル生活ではメチャ頼りになります。
だいたい、主人公のパイロットがひ弱すぎて、疲労限界で死ぬ→ゲームオーバーのパターンが多い・・・

ケモミミの人造人間少女が「ゲームシステム上の実感」として、「メチャ頼りになる」と感じるゲームとして、工画堂の『羅刹』シリーズ(アンドロイドの亜美。人間ユニットより圧倒的に打たれ強く壁役として必須)があるのですが、『霜夜ゆく』はその感覚を呼び起こされた二つ目の作品ですね。
工画堂スタジオ 羅刹 弐 普及版
工画堂スタジオ
2008-04-25

単なる文章上の設定ではなく、プレイヤーの実感として「頼りになる」と思わせるキャラクター造形をできることが、ゲームならではの高度な表現なんですよね。

※ ※ ※

持っていく物品によって、少女のグラフィックも変わるところなど、なかなか描写も細かい。
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美しく切ない音楽。
挑戦的で非情なゲームシステム。
二転三転する謎めいたストーリー。
そして題名通り「霜夜」を思わせる、独特のグラフィック表現とキャラクター。

全てがハイクオリティな作品ですので、ぜひ多くの人にこの世界を体感して欲しいです!



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