ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

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※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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懐かし情報

作者本人が描いている商業作品の関連同人誌(2)

商業誌に掲載されたケモミミ作品において、作者本人(または関係者)が同人誌として設定資料集・追加イラスト・総集編を頒布していることがあります。

また、商業作品になる前のプロトタイプが、同人誌として出版されているパターンもあります。
ここではそのような同人誌について、簡単に紹介していきます。

●『捨猫神社』(2009年版)
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『捨猫神社』の第一話(商業誌では2013年発表)のプロトタイプと推定される話が読めます。

ストーリーの流れ、セリフ、コマ割りはほぼ同じなのですが、絵柄がやや異なります。
作者の絵柄の変遷を感じることのできる一冊です。
あと、黒乃が黒猫じゃなくて、白猫っぽいんですよね・・・!


●『にゃっと!Artworks』
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飼い猫変身えちえち漫画『にゃっと!』の表紙イラスト・特典イラストの総集編。
カラーページが半分近くを占める豪華な一冊です。
さらに各イラストに作者のしぐにゃん氏のコメントがつけられており、そのイラストが描かれた事情、作者の思い入れ等を知ることができます。

メインヒロインであるこんぶ率が非常に高く、彼女が好きな方にはおススメですね!


最古のネコ少女同人誌?『CAT PEOPLE』について(2)

コミケットの創設者のひとり、米澤嘉博氏のコラム集『漫画同人誌エトセトラ'82~'98』の中で触れられている、ネコ少女専門同人誌『CAT PEOPOPLE』。
もしかすると最初期の(もしかしたら最古の)獣耳キャラ漫画アンソロジーではないかと推測されるこの『CAT PEOPLE』に関する記事の第二弾です。

今回は1985年発行のvol.7の内容について記述します。
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表紙が裸のネコ少女たちのイラストになっているのですが、成人向け内容ではありません。

巻末の原稿募集のお知らせでも、「エロ・グロ・SM抜き」と成人向け表現は明確に禁止されています。

vol.2よりも参加者数がさらに増えており、相当に活動が活発だったことがうかがえます。
この時点でも「猫耳少女」ではなく、一貫して「ネコ少女」の呼称が使われている点は要チェック。

個人的に注目は、F6Fヘルキャットのようなネコ科の名称がついた兵器の猫耳少女化(擬人化)がこの本(1985年時点)ですでに行われている点。

兵器の美少女擬人化は『艦これ』などのコンテンツが生まれた2000年代から流行し始めた感がありますが、創作ジャンルとしては結構昔から存在していたみたいですね。

※ ※ ※ ※

『CAT PEOPLE vol.7』
●発行日:1985年12月5日
●編集人:金子順、水野伸作、矢野良太、福田浩、泉田督
●ページ数:128P

●収録作品
イラスト みけねこみゃう
『とらわれのお姫さま』 牧村ひろみ
  → ネコのお姫さまを助けに向かう勇者だが・・・
『ATOMIC ENEGY』 シン・ツクル
  → 巨大ロボットでバトルするネコ少女
イラスト K・7SAWA
イラスト じんけらむ
『ぼくはJOGだニャン』 おろやかぶ
  → レンタルビデオ店(時代ですね・・・)でバイトするネコ少女の話
『Cat VS ・・・』 OH!
  → 劇画調の戦士とロリ~な絵柄のネコ少女の対決
『フリートークスペシャル』 赤石沢貴士
  → ネコ少女の服装に関する考察。綿の国星風のエプロンドレスと、
    当時流行し始めていたファンタジー風戦士の恰好
イラスト 千一夜
イラスト ひがあきこ
イラスト 船戸均
イラスト よきわたる
『IZUMI』 MAKI TAKAMATSU
  → 野良猫カップルを擬人化した話。
イラスト 矢野良太
  → F6Fヘルキャット、F7Fタイガーキャット、
    ティーガー戦車のネコ少女擬人化
『無題』 影次ケイ
  → ネコ少女と蜘蛛人間
イラスト 伊藤まさや
イラスト 迷企羅
イラスト 緑野翼
『人類代表ケースNo.3』 出口由美子
  → 人類にコンタクトしてきたネコ少女型宇宙人
イラスト NaTa
イラスト ぴろしき
イラスト 牙狼風雪
『わがまま見聞録』 皆川博都
  → うる星やつらのラムをネコ少女化したら・・・
イラスト たかはしちこ
イラスト やまざきとしあき
イラスト 人見猫
『理想?てかーーー』 樋ろ美
  → ネコ少女を「こんな化け物のどこがいいのよ」という女の子。
    でも、男はネコ少女を選ぶ。
イラスト OH!
イラスト 加山悠紀
イラスト 鹿流紫鳴
『ネコ少女殺人事件』 海王浩
  → ミステリー風の話。タイトルと違ってネコ少女は殺されない。
お知らせコーナー
編集後記




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作者本人が描いている商業作品の関連同人誌(1)

商業誌に掲載されたケモミミ作品において、作者本人(または関係者)が同人誌として設定資料集・追加イラスト・総集編を頒布していることがあります。

また、商業作品になる前のプロトタイプが、同人誌として出版されているパターンもあります。
ここではそのような同人誌について、簡単に紹介していきます。

●『紅殻のスキマ』シリーズ
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『紅殻のパンドラ』の様々な設定・小ネタを紹介している本。
紅殻ファンにはわりと有名な同人誌シリーズかと思います。

16巻に登場したクラリオンシリーズ第2~20号機の各号機の解説といった、本編ではほとんど描かれなかったけれど知りたかった情報が満載で、読み応えのある一冊です。



●『ねこのこはな もうひとつ』『もうふたつ』
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『ねこのこはな』のうち、事情により出版されなかった原稿が収録されています。
なぜボツになったの!?と思うくらいクオリティの高い話が読めるので、ファンの人は必読です!

セーラー服じゃなかったプロトタイプデザインのこはなイラストなども見られます。

内容の一部は作者のツイッターでも読むことができますね。


最古のネコ少女同人誌?『CAT PEOPLE』について(1)

コミケットの創設者のひとり、米澤嘉博氏が、阿島俊名義で書かれたコラム集『漫画同人誌エトセトラ'82~'98』の中で、ネコ少女専門同人誌として「狂栄会」というサークルの出した『CAT PEOPOPLE』という同人誌に触れています。
おそらくは、この『CAT PEOPLE』が最初期の(もしかしたら最古の)獣耳キャラ漫画アンソロジーではないかと推測しています。

現時点で、1983年発行のvol.2と、1985年発行のvol.7を入手することに成功しておりますので、ここではvol.2の内容について記述しておきます。
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当時商業媒体でも執筆していた作家も含めた多数の同人作家による、110ページもの大ボリュームの本で、「みみけっと」どころかインターネットも存在していなかった当時、ケモミミ創作と発表の場に飢えていた人が相当数いたらしいことが推測できます。

猫耳少女ではなく、一貫して「ネコ少女」という呼称が使われているのが特徴的。

※ ※ ※ ※

『CAT PEOPLE vol.2』
●発行日:1983年10月9日
●編集人:聖羅怜、文月十日、赤橙黄緑青藍紫
●ページ数:110P

●収録作品
『ネコリータアタックII』 さえぐさゆき
  → 仮面ライダー的な変身ヒロインものパロディ
『激走!通学路』 牧村ひろみ
  → 学生ネコ少女 vs 戦闘ロボット
イラスト じゃん・まいける・べるもんど
イラスト もりけん
『ミーア』 聖羅怜
  → ピーマン嫌いなネコ少女が家出する話
『にゃんにゃんおーぷにんぐ』GGE
  → 猫耳しっぽが生えてきて明日からどうしようと思ったら、日本中が猫耳化していた
イラスト るりあ046
イラスト サミア
  → 大原まりこのSF小説『一人で歩いていった猫』の擬人化イラスト
『白金魚』 出口由美子
  → 捨てられた猫からの遺言。切ない。
『ボクのネコ少女~骨のお話~』 牙狼風雪
  → ネコ少女の骨格に関する考察
『キャルティーナ ファンタジー』 織野りお
  → ファンタジー世界のネコ少女の冒険
イラスト 皆川はくと
イラスト ナオヲサトル
イラスト じょぶじょん
イラスト HAMA
『丘の向こーに雨がふる』 上坂純生
  → スペースオペラな世界のネコ少女の冒険
『1ページストーリー』 恋
  → ネコ少女の乗った乗り物が暴走して・・・
『TRIPはご多忙と申しあげます』 赤橙黄緑青藍紫
  → スペースオペラな世界の、ファンタジーな惑星で冒険をするネコ少女。
『ある日の日記より』 ゆきあやの
  → 少女×ネコ少女なガールズラブ
『WINE』 白いぐんぱん
  → 軽井沢の別荘地にネコ少女出没
お知らせコーナー
編集後記




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2020年に向けて調査したいケモミミなテーマ!

とりあえず、今年はこれまでのケモミミ研究の総集編である『獣耳史総覧』を出せたので、満足なのですが・・・。
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来年は資格試験などでちょっと忙しくなりそう。
でも、一つくらいイベントに出たいと思っているのですよ。

今のところ狙っているのは5月ゴールデンウィークの『資料性博覧会13』

その時に小冊子を出そうと思っているので、来年に向けて調査したいテーマについてつらつら記していきます。


(1)ネズミ耳キャラと仏教の関係
来年の干支はネズミなので!
「狐耳キャラは神道繋がり」(狐巫女や狐神使)という定型がありますが、近年「ネズミ耳キャラは仏教繋がり」という傾向が徐々に出始めたかな~という感じがしています。

先鞭をつけたのは《東方Project》のナズーリンだと思いますが、この頃は『ねこむすめ道草日記』の工作員007号など、仏教繋がりネズミ耳キャラが時々見られるようになってきました。

『獣耳史総覧』でもこの話題を少し取り上げていますが、もう少し突っ込んで調査したいという想いがあります。



(2)『我が家のお稲荷さま。』(2004年)以前に狐巫女はいなかった論
『狐耳史』などで主張している持論です。

実際には皆無というわけではないんですが、狐耳作品を年代順に並べてみると、かなりレアな存在なんですよね。
『我が家のお稲荷さま。』以前にわりと知られている狐巫女系キャラというと、1996年の狐耳レトロギャルゲー『Oh!きつねさま』の写乱しかいないのではないかと思われます。
(しかも、写乱の服装は今の巫女キャラでポピュラーな緋袴ではない)

このあたり、もう少し論を強化していきたいなあと思っているので、2004年以前の狐巫女キャラ(もしくは狐っ娘が巫女服を着ているシーン)をご存知の方は、ぜひ教えていただけると嬉しいです!



(3)動物系妖怪が「動物学的擬人化」の影響を受けている点について
動物系妖怪に、リアル動物由来の特徴が付与されるようになっている、という2010年代後半のケモミミ作品傾向です。

例としては『狐のお嫁ちゃん』5巻。
化け狐のお嫁ちゃんが、「磁覚」という感覚を持っていると描写されます。
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『狐のお嫁ちゃん』5巻P136(Batta/eBookJapan Plus)


狐耳キャラに「地磁気」を感じる力があると設定された作品のはしりは、動物学的擬人化がテーマの『けものフレンズ』なのですが、一種の妖怪モノである『狐のお嫁ちゃん』にも適用されているのが興味深いのです。

「ケモミミキャラクターに実際の動物の特徴をより色濃く盛り込むという2010年代の傾向が、妖怪系ケモミミ娘の描写にも影響を与えている」例は『ねこむすめ道草日記』でも見られ、この傾向がどこまで広がっているのか調査したいです。

 

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