ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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懐かし情報

最古のネコ少女同人誌?『CAT PEOPLE』について(1)

コミケットの創設者のひとり、米澤嘉博氏が、阿島俊名義で書かれたコラム集『漫画同人誌エトセトラ'82~'98』の中で、ネコ少女専門同人誌として「狂栄会」というサークルの出した『CAT PEOPOPLE』という同人誌に触れています。
おそらくは、この『CAT PEOPLE』が最初期の(もしかしたら最古の)獣耳キャラ漫画アンソロジーではないかと推測しています。

現時点で、1983年発行のvol.2と、1985年発行のvol.7を入手することに成功しておりますので、ここではvol.2の内容について記述しておきます。
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当時商業媒体でも執筆していた作家も含めた多数の同人作家による、110ページもの大ボリュームの本で、「みみけっと」どころかインターネットも存在していなかった当時、ケモミミ創作と発表の場に飢えていた人が相当数いたらしいことが推測できます。

猫耳少女ではなく、一貫して「ネコ少女」という呼称が使われているのが特徴的。

※ ※ ※ ※

『CAT PEOPLE vol.2』
●発行日:1983年10月9日
●編集人:聖羅怜、文月十日、赤橙黄緑青藍紫
●ページ数:110P

●収録作品
『ネコリータアタックII』 さえぐさゆき
  → 仮面ライダー的な変身ヒロインものパロディ
『激走!通学路』 牧村ひろみ
  → 学生ネコ少女 vs 戦闘ロボット
イラスト じゃん・まいける・べるもんど
イラスト もりけん
『ミーア』 聖羅怜
  → ピーマン嫌いなネコ少女が家出する話
『にゃんにゃんおーぷにんぐ』GGE
  → 猫耳しっぽが生えてきて明日からどうしようと思ったら、日本中が猫耳化していた
イラスト るりあ046
イラスト サミア
  → 大原まりこのSF小説『一人で歩いていった猫』の擬人化イラスト
『白金魚』 出口由美子
  → 捨てられた猫からの遺言。切ない。
『ボクのネコ少女~骨のお話~』 牙狼風雪
  → ネコ少女の骨格に関する考察
『キャルティーナ ファンタジー』 織野りお
  → ファンタジー世界のネコ少女の冒険
イラスト 皆川はくと
イラスト ナオヲサトル
イラスト じょぶじょん
イラスト HAMA
『丘の向こーに雨がふる』 上坂純生
  → スペースオペラな世界のネコ少女の冒険
『1ページストーリー』 恋
  → ネコ少女の乗った乗り物が暴走して・・・
『TRIPはご多忙と申しあげます』 赤橙黄緑青藍紫
  → スペースオペラな世界の、ファンタジーな惑星で冒険をするネコ少女。
『ある日の日記より』 ゆきあやの
  → 少女×ネコ少女なガールズラブ
『WINE』 白いぐんぱん
  → 軽井沢の別荘地にネコ少女出没
お知らせコーナー
編集後記




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2020年に向けて調査したいケモミミなテーマ!

とりあえず、今年はこれまでのケモミミ研究の総集編である『獣耳史総覧』を出せたので、満足なのですが・・・。
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来年は資格試験などでちょっと忙しくなりそう。
でも、一つくらいイベントに出たいと思っているのですよ。

今のところ狙っているのは5月ゴールデンウィークの『資料性博覧会13』

その時に小冊子を出そうと思っているので、来年に向けて調査したいテーマについてつらつら記していきます。


(1)ネズミ耳キャラと仏教の関係
来年の干支はネズミなので!
「狐耳キャラは神道繋がり」(狐巫女や狐神使)という定型がありますが、近年「ネズミ耳キャラは仏教繋がり」という傾向が徐々に出始めたかな~という感じがしています。

先鞭をつけたのは《東方Project》のナズーリンだと思いますが、この頃は『ねこむすめ道草日記』の工作員007号など、仏教繋がりネズミ耳キャラが時々見られるようになってきました。

『獣耳史総覧』でもこの話題を少し取り上げていますが、もう少し突っ込んで調査したいという想いがあります。



(2)『我が家のお稲荷さま。』(2004年)以前に狐巫女はいなかった論
『狐耳史』などで主張している持論です。

実際には皆無というわけではないんですが、狐耳作品を年代順に並べてみると、かなりレアな存在なんですよね。
『我が家のお稲荷さま。』以前にわりと知られている狐巫女系キャラというと、1996年の狐耳レトロギャルゲー『Oh!きつねさま』の写乱しかいないのではないかと思われます。
(しかも、写乱の服装は今の巫女キャラでポピュラーな緋袴ではない)

このあたり、もう少し論を強化していきたいなあと思っているので、2004年以前の狐巫女キャラ(もしくは狐っ娘が巫女服を着ているシーン)をご存知の方は、ぜひ教えていただけると嬉しいです!



(3)動物系妖怪が「動物学的擬人化」の影響を受けている点について
動物系妖怪に、リアル動物由来の特徴が付与されるようになっている、という2010年代後半のケモミミ作品傾向です。

例としては『狐のお嫁ちゃん』5巻。
化け狐のお嫁ちゃんが、「磁覚」という感覚を持っていると描写されます。
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『狐のお嫁ちゃん』5巻P136(Batta/eBookJapan Plus)


狐耳キャラに「地磁気」を感じる力があると設定された作品のはしりは、動物学的擬人化がテーマの『けものフレンズ』なのですが、一種の妖怪モノである『狐のお嫁ちゃん』にも適用されているのが興味深いのです。

「ケモミミキャラクターに実際の動物の特徴をより色濃く盛り込むという2010年代の傾向が、妖怪系ケモミミ娘の描写にも影響を与えている」例は『ねこむすめ道草日記』でも見られ、この傾向がどこまで広がっているのか調査したいです。

 

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こんなもの、探しています。(2018年版)

以前にもやりましたが、「ケモミミ史料として探しているものについて」2018年版です。

ネコミミSFの原点、コードウェイナー・スミスの有名なSF小説シリーズ『人類補完機構』のファンサークル『補完機構』の出した同人誌を引き続き探しています。
活動時期はコミックマーケットC34(1988年夏)、C46(1994年)~C50のあたり。

以前の記事(2014年)以降、1冊だけ、『アルファ・ラルファ大通り9』を入手することに成功しました。他の本もぜひ欲しいですね。
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キモノ姿のク・メルがネコネコカワイイ!

ちなみに猫耳ク・メルの表紙を描いておられる「ながの暁斎(長野暁斎)」氏の著書も探しております。
『CANDY・BOX』という個人誌が存在するようなのですが・・・。

※ ※ ※

狐耳レトロギャルゲー『oh!きつねさま』のWindows版をいまだに探しています。
狐耳ゲームの歴史を語る上でぜひ押さえたい作品なのですが、本当に見つからない、、、

【中古】PC-9801 5インチソフト Oh!きつねさまfs3gm【05P22Nov13】【画】
【中古】PC-9801 5インチソフト Oh!きつねさまfs3gm【05P22Nov13】【画】

※ ※ ※

日本のバニーガール文化に多大な影響を与えたTV番組『欽ちゃんの仮装大賞』のバニーガールについて特集した記事が無いかを探しています。
元祖のプレイボーイバニーに比べると、イマイチ資料が少ないんですよね。
時代ごとの衣装の変遷(けっこう変化している)をまとめている同人誌みたいなものがあればと思うのですが。

無いのなら自分で作ろうかなと思っているので、〇年度の仮装大賞バニーガールの写真がこの雑誌に掲載されている、みたいな情報をいただければ嬉しいです!(『TVガイド』といった番組紹介雑誌に時々載っていました)

(※下は過去に当サークルが出した『総解説・兎耳史』で使ったイラスト)
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商業漫画に登場したク・メル ~ながの暁斎『えみこSweet』松文館単行本版 ※調査中

ツイッターのというハッシュタグへの回答として、コードウェイナー・スミスの「元祖猫耳SF」こと、『人類補完機構』を挙げている方がいて、確かにアニメ化して欲しいなあと心から同意したり。
アルファ・ラルファ大通り (人類補完機構全短篇2)
コードウェイナー・スミス
早川書房
2016-06-09


<人類補完機構>シリーズについては過去に記事にしたこともあるので、詳細はそちらを参照頂きたいのですが、(ケモミミ作品として見たときの)最大の特徴として、シリーズを通して登場するメインヒロイン、猫娘ク・メルが『人類補完機構』とは直接関係ない漫画・ゲームに登場するという点が挙げられます。

有名どころでは田中ユタカ氏のSF漫画『愛人[AI-REN]』にて、「ク・メル」という名前の猫耳付き人造人間が登場したりするのですが・・・その『愛人[AI-REN]』も含めて、あくまで他の作品に登場するときは「ク・メルをモチーフにした別人(別猫)」という形になっています。


しかしここに、小説のク・メルがほぼそのまま漫画のキャラクターになっているのではないかと思われる作品がひとつあります。
それが、ながの暁斎氏が松文館から出版した『えみこSweet』単行本。
描きおろしと思われる冒頭漫画にのみ、「めるちゃん」という名前の猫耳娘が登場します。
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『えみこSweet』P1(ながの暁斎/松文館)


「ペルシャ猫を思わせる赤毛の猫娘」という原作小説のク・メルの容姿が、的確に漫画化されているように感じます。

ながの暁斎氏はコードウェイナー・スミスの日本ファンクラブが作成した伝説の同人誌<アルファ・ラルファ大通り>の表紙やコミケサークルカットのイラストを手掛けていた方で、その関係でク・メルが自作漫画にも登場するのかな?・・・と考えているのですが、いかんせん情報が少なくてよく分かりません。
(中古市場でも著作をほとんど見かけないんですよね・・・)

何か情報をお持ちの方は、ぜひ当ブログのコメントやtwitterのダイレクトメッセージでお寄せいただけると嬉しいです!



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見田竜介氏の90年代猫耳娘。~『月刊PCエンジン』1992年7月号

『ドラゴンハーフ』で知られる見田竜介氏が小学館のゲーム雑誌『月刊PCエンジン』に狐耳娘を描いていた、という記事を4月に書きましたが、その続きになります。


『月刊PCエンジン』には『PC小町倶楽部』という女の子キャラのイラストを投稿する人気コーナーがありましたが、コーナーの看板娘となっていたのが見田氏の描いた「コンコン」という狐耳娘でした。

その『PC小町倶楽部』が1992年8月号からリニューアルされることになり、新たに看板娘になったのがコンコンの妹だという「キャンキャン」です。
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『月刊PCエンジン』1992年7月号P96(見田竜介/小学館)












首に鈴も付いていて、見るからにセクシーな猫耳っ娘(ヒョウっぽくもある)なのですが、一人称が「俺」で、男勝りな口調がなかなか独特です。
服装が毎月読者投稿によって変わっていくというのも面白い試みでした。

彼女は『月刊PCエンジン』が休刊する94年3月号まで新イラストコーナー『おませなCANCANないしょの小部屋(通称:おまCAN)』と『イラスト喫茶PEACOCK』の案内を務めました。
コンコンとキャンキャンの存在によって、『月刊PCエンジン』は他のゲーム誌に比べてケモミミ色の強い雑誌になっていました。(読者プレゼントのグッズの図柄など)

※ ※ ※

狐耳娘と猫耳娘が姉妹、という設定は(私が知る限り)このコンコンとキャンキャンの関係でしか見たことがないです。
動物の種類が違うケモミミ姉妹・兄弟という設定は、いろいろ物語がつくれそうで、今後の創作ネタとして使えるかもしれませんね。



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