ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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懐かし情報

こんなもの、探しています。(2018年版)

以前にもやりましたが、「ケモミミ史料として探しているものについて」2018年版です。

ネコミミSFの原点、コードウェイナー・スミスの有名なSF小説シリーズ『人類補完機構』のファンサークル『補完機構』の出した同人誌を引き続き探しています。
活動時期はコミックマーケットC34(1988年夏)、C46(1994年)~C50のあたり。

以前の記事(2014年)以降、1冊だけ、『アルファ・ラルファ大通り9』を入手することに成功しました。他の本もぜひ欲しいですね。
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キモノ姿のク・メルがネコネコカワイイ!

ちなみに猫耳ク・メルの表紙を描いておられる「ながの暁斎(長野暁斎)」氏の著書も探しております。
『CANDY・BOX』という個人誌が存在するようなのですが・・・。

※ ※ ※

狐耳レトロギャルゲー『oh!きつねさま』のWindows版をいまだに探しています。
狐耳ゲームの歴史を語る上でぜひ押さえたい作品なのですが、本当に見つからない、、、

【中古】PC-9801 5インチソフト Oh!きつねさまfs3gm【05P22Nov13】【画】
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※ ※ ※

日本のバニーガール文化に多大な影響を与えたTV番組『欽ちゃんの仮装大賞』のバニーガールについて特集した記事が無いかを探しています。
元祖のプレイボーイバニーに比べると、イマイチ資料が少ないんですよね。
時代ごとの衣装の変遷(けっこう変化している)をまとめている同人誌みたいなものがあればと思うのですが。

無いのなら自分で作ろうかなと思っているので、〇年度の仮装大賞バニーガールの写真がこの雑誌に掲載されている、みたいな情報をいただければ嬉しいです!(『TVガイド』といった番組紹介雑誌に時々載っていました)

(※下は過去に当サークルが出した『総解説・兎耳史』で使ったイラスト)
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商業漫画に登場したク・メル ~ながの暁斎『えみこSweet』松文館単行本版 ※調査中

ツイッターのというハッシュタグへの回答として、コードウェイナー・スミスの「元祖猫耳SF」こと、『人類補完機構』を挙げている方がいて、確かにアニメ化して欲しいなあと心から同意したり。
アルファ・ラルファ大通り (人類補完機構全短篇2)
コードウェイナー・スミス
早川書房
2016-06-09


<人類補完機構>シリーズについては過去に記事にしたこともあるので、詳細はそちらを参照頂きたいのですが、(ケモミミ作品として見たときの)最大の特徴として、シリーズを通して登場するメインヒロイン、猫娘ク・メルが『人類補完機構』とは直接関係ない漫画・ゲームに登場するという点が挙げられます。

有名どころでは田中ユタカ氏のSF漫画『愛人[AI-REN]』にて、「ク・メル」という名前の猫耳付き人造人間が登場したりするのですが・・・その『愛人[AI-REN]』も含めて、あくまで他の作品に登場するときは「ク・メルをモチーフにした別人(別猫)」という形になっています。


しかしここに、小説のク・メルがほぼそのまま漫画のキャラクターになっているのではないかと思われる作品がひとつあります。
それが、ながの暁斎氏が松文館から出版した『えみこSweet』単行本。
描きおろしと思われる冒頭漫画にのみ、「めるちゃん」という名前の猫耳娘が登場します。
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『えみこSweet』P1(ながの暁斎/松文館)


「ペルシャ猫を思わせる赤毛の猫娘」という原作小説のク・メルの容姿が、的確に漫画化されているように感じます。

ながの暁斎氏はコードウェイナー・スミスの日本ファンクラブが作成した伝説の同人誌<アルファ・ラルファ大通り>の表紙やコミケサークルカットのイラストを手掛けていた方で、その関係でク・メルが自作漫画にも登場するのかな?・・・と考えているのですが、いかんせん情報が少なくてよく分かりません。
(中古市場でも著作をほとんど見かけないんですよね・・・)

何か情報をお持ちの方は、ぜひ当ブログのコメントやtwitterのダイレクトメッセージでお寄せいただけると嬉しいです!



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見田竜介氏の90年代猫耳娘。~『月刊PCエンジン』1992年7月号

『ドラゴンハーフ』で知られる見田竜介氏が小学館のゲーム雑誌『月刊PCエンジン』に狐耳娘を描いていた、という記事を4月に書きましたが、その続きになります。


『月刊PCエンジン』には『PC小町倶楽部』という女の子キャラのイラストを投稿する人気コーナーがありましたが、コーナーの看板娘となっていたのが見田氏の描いた「コンコン」という狐耳娘でした。

その『PC小町倶楽部』が1992年8月号からリニューアルされることになり、新たに看板娘になったのがコンコンの妹だという「キャンキャン」です。
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『月刊PCエンジン』1992年7月号P96(見田竜介/小学館)












首に鈴も付いていて、見るからにセクシーな猫耳っ娘(ヒョウっぽくもある)なのですが、一人称が「俺」で、男勝りな口調がなかなか独特です。
服装が毎月読者投稿によって変わっていくというのも面白い試みでした。

彼女は『月刊PCエンジン』が休刊する94年3月号まで新イラストコーナー『おませなCANCANないしょの小部屋(通称:おまCAN)』と『イラスト喫茶PEACOCK』の案内を務めました。
コンコンとキャンキャンの存在によって、『月刊PCエンジン』は他のゲーム誌に比べてケモミミ色の強い雑誌になっていました。(読者プレゼントのグッズの図柄など)

※ ※ ※

狐耳娘と猫耳娘が姉妹、という設定は(私が知る限り)このコンコンとキャンキャンの関係でしか見たことがないです。
動物の種類が違うケモミミ姉妹・兄弟という設定は、いろいろ物語がつくれそうで、今後の創作ネタとして使えるかもしれませんね。



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見田竜介氏の80年代狐耳娘。~『月刊PCエンジン』1989年11月号「PC小町倶楽部」

見田竜介氏は過去から現在にいたるまで同系統の絵柄のクリエイターが存在しない、といえるほど独特の美少女絵を描かれる方。
また、今ようやくメイドラゴンやFGOで一大ジャンルを築きつつある「竜娘」ジャンルの先駆となる、『ドラゴンハーフ』を描いた方でもあります。

(現在は「はながたみ あや」名義で漫画を描かれています)

ゲーム関係の仕事も多い見田氏ですが、小学館のゲーム雑誌『月刊PCエンジン』のイラストコーナーにて、講評・挿絵も担当されていました。
【中古】ゲーム雑誌 付録無)月刊PCエンジン 1990年2月号
【中古】ゲーム雑誌 付録無)月刊PCエンジン 1990年2月号

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『月刊PCエンジン』1989年11月号P72(見田竜介/小学館)


もともとこの雑誌の創刊号(89年1月号)から『ミスPC小町』という女性写真紹介ミニコーナーがあり、それが女の子キャラのイラストを投稿する『イラスト版PC小町』という1/2ページのコーナーに変化したのですが、イラスト投稿がかなり多かったらしく、89年11月号からまるまる1ページを占める『PC小町倶楽部』という形に大発展しました。

その時から見田氏のイラストと講評が掲載されるようになり、コーナーの看板娘として「コンコン」というキャラクターが登場するようになりました。

注目は、この子が(たぶん)狐っ娘であること!
狐耳漫画が片手で数えるほどしか無かった80年代末に、RPGっぽい恰好をした狐耳娘、というのは時代の先取り感が凄まじいです。

※ ※ ※

90年代に入ってから、急に小中学生向けの雑誌・メディアで獣耳キャラが増える、という現象がみられるのですが、本コーナーにおけるコンコンもその流れに一役買っていた可能性があります。
(『月刊PCエンジン』は『コロコロコミック』の増刊から発展した雑誌なので、小中学生の読者は多かったはず)

この頃の獣耳キャラに洗礼を受けて、獣耳キャラを描くようになった人も多いと思うので(ゼロ年代の作品は特に)、80年代末~90年代初頭の流れは獣耳史的にとても重要ですね!



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手塚治虫によるセクシー系ケモミミ娘のはしり~1981年・手塚治虫『さらばアーリィ』

漫画の神様・手塚治虫氏は動物系漫画を得意としたこともあって、動物の擬人化であるケモミミ娘も結構描いています。

『ブラック・ジャック』の一編『ネコと庄造と』(1975年)では、ネコを人間として見てしまう心の病を患った庄造の視点から、妻代わりの猫をネコミミ女性として描いていたり・・・・・・。


『二人のショーグン』(1979年)では、動物に優しい男の子・ショーグンのために、雌猫のピンクレディーがネコミミ娘になって恩返しにやってきたりします。


上の作品は70年代の作品で、どちらもわりと「カワイイ」感じのデザインのケモミミ娘なのですが、今回紹介する1981年発表の『さらばアーリィ』では、かなりセクシーなケモミミ娘が登場します。
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『手塚治虫漫画全集127 タイガーブックス 7巻』P131(手塚治虫/講談社)












盗賊団やゲリラが出没するタクラマカン砂漠をトラックで突っ切り、学術調査隊へ資材を運ぶことを生業としている運び屋の青年チェンは、ある日、盗賊団に一人の獣のような娘が追われているのを見つけます。

捕らわれようとしていたところを、間一髪でその娘・・・アーリィを助けたチェン。

言葉がほとんど喋れず、猫科の獣のような行動をするアーリィになぜか気に入られて、彼女を元々住んでいる場所に送り帰すことになったチェンは、タクラマカン砂漠の奥地で驚くべきものを見ることになるのですが・・・・・・!

※ ※ ※

恥ずかしながら、実は最近までこの作品の存在を知りませんでした。
やっぱり漫画研究するのなら、手塚先生の全集はちゃんと一から読んでおくべきだと思ったね、、、

アーリィの肌も露わな恰好と、猫っぽい仕草が相まって、手塚作品でも随一のセクシーなキャラクターになっています。
キャラクターデザイン的に、『侍魂』のチャムチャムはアーリィが元ネタ、という説もあったりするみたいです。確かにどことなく似てるかも・・・・・・。


※ ※ ※

手塚氏のケモミミ描写の特徴は「特徴がないこと」・・・もとい、時代によってかなり獣耳の描き方が変化することにあります。

アーリィの獣耳の描き方は、ちょうどその直前の時期(1979年)に『シャン・キャット』を描いていた吾妻ひでおの獣耳の描き方(髪の毛の一部が獣耳になっている)によく似ているんですよね。
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『ネオ・アズマニア』3巻P85(吾妻ひでお/早川書房)








『さらばアーリィ』以前の『二人のショーグン』では人間の耳が伸びて獣耳になる描き方ですし、以後の作品である『火の鳥・太陽編』(1986年)もまた、犬娘マリモの獣耳の描き方がアーリィとはかなり異なっています。

手塚氏もケモミミジャンルに関しては、他作品をかなり参考にしていたのかな?と考えますが、このあたりはもう少し調査して結論を出したいところです。



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