ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報

「もう絶対!本能には負けない・・・」(by猫耳JK)『宮尾さんは生えている』1巻

人々にごくごく自然にケモ耳と尻尾が生えている世界。
そんな世界の猫耳女子高生・宮尾さんのごくごく普通(?)の日常を描きます!
『宮尾さんは生えている』の初単行本が9月27日より発売中です!

宮尾なお は真面目な猫系女子高生。

でも猫の本能が強すぎて、ゆらゆらするものにじゃれつくのに夢中になって課題を疎かにしたり、暖かくなってうとうとして寝過ごしてしまったり、様々な問題行為をついやってしまうので、真面目な なお はいつも思い悩むのでした。

そんな悩み多き十代の彼女は、ウサギ系JK宇佐美ミツキにからかわれたり、キャラ作り迷走中のキツネ系生徒会長・稲荷塚妖狐に「猫キャラが確立している」と羨ましがられたり、人見知り狼JKの大賀美るうにストーカーされたりと、様々な生徒・先生から構われるのですが、、、

※ ※ ※

真面目だけど猫の本能に逆らえない、猫系女子高生の主人公が可愛い四コマ漫画です。
この系統の猫娘は珍しくて(だいたい「猫の本能に忠実」か「普段は一切猫らしさを出さない」の二系統に分かれて中間的な性格は少ない)、他の例としては『ねこ球9』の主人公「猫神るい」がいるくらいでしょうか。

猫神るいはどちらかというとツッコミ役でしたが、本作『宮尾さんは生えている』の なお はボケ役になっているところがまた可愛いですね。


※ ※ ※

本作、四コマ漫画としての構図に独特の点があります。
それは、登場するケモ耳娘たちのケモ耳が大抵の場面でコマからはみ出していること。
下の場面でも、宇佐美ミツキ、宮尾なお のケモミミがコマから(かなり大胆に)はみ出しています。
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『宮尾さんは生えている』1巻P72(TOもえ/竹書房)


ケモ耳キャラを漫画に描く時の弱点として、頭の上に生えているケモ耳をきちんとコマの中に入れようとすると、キャラに接近した大写しの構図が描きにくくなるという話があるのですが(耳の長いウサ耳キャラはより問題になる)、本作はあえてケモ耳をコマに収めないことで「どアップ」の構図を積極的に使っており、同時にコマからはみ出したケモ耳に注意を向けさせることにも成功しています。

ケモ耳創作の手本にもなる、巧みな手法だと思いますね。


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ついに完結!化け狸マミゾウの企みの顛末は・・・『東方鈴奈庵』7巻

貸本屋「鈴奈庵」を舞台に幻想郷の不思議な日常を描く、《東方Project》公式コミック『東方鈴奈庵』もついに完結!
最後の7巻目が9月25日より発売中です!

最後の表紙は八雲紫。
意外な選定ですが、黒幕・・・というかラスボス感がある存在として、最終巻を飾るには相応しいのかもですね。

最終巻の収録作は・・・
〇マミゾウが阿求=覆面作家「アガサクリスQ」に接触する話。
〇妖怪と幻想郷の謎に近づきすぎた小鈴。ついに妖怪・マミゾウが正体を現す!話
〇小鈴が行方不明に!妖怪と霊夢たちが互いに疑心暗鬼に陥る話。
〇ふらりと戻ってきた小鈴。しかし・・・!

いつも通りに、それぞれ前編・後編構成の全八話構成となっています。

※ ※ ※

最終巻では、前々から妖魔本や妖怪に興味を持ちすぎて危うかった小鈴が、とうとう妖の領域に足を踏み入れてしまいます。

妖怪に興味を持つ人間は妖怪になる。
そして、妖怪になった人間は巫女が退治する。
幻想郷の妖怪と人間の力は、常に均衡していなければならない。

幻想郷に関する様々な謎が明らかになる巻で、東方projectのファンの人は必読です。
最終話直前の第五十話・五十一話の小鈴もかなりカッコいい!

※ ※ ※

本シリーズのメインケモミミ勢であるマミゾウさんは、今回もかなり話に絡んできます。
黒幕になろうとしているけれど、ややツメが甘くなってしまうのは、化け狸ゆえのサガなのでしょうか。


最近、『日本人の動物観―変身譚の歴史』という本を読んだのですが、この本で化け狸が化け狐に比べて「間抜け」に描かれる理由について色々考察されています。
日本人の動物観―変身譚の歴史
中村 禎里
ビイングネットプレス
2006-06


もともと17世紀までは化け狸も強大な妖怪として語られていたのに、近世後期・18世紀以降の講談の中で「間抜けな妖怪」イメージが付いてしまった点が一因として挙げられています。

今回、マミゾウが化け狸の勢力拡大のために、阿求に本を書かせて狸の新たな逸話を拡散しようとしますが、このネタは「化け狸の物語」成立の歴史をきちんとなぞっていて、流石だなあと思わされました。



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きぐるみ系はケモミミとして分類してよいものか迷う・・・。『まほうつかえない』1巻

魔法の国からやってきた謎の「魔法使い」たち!
でも、この人間界には精霊もマナもエーテルも存在しないため、魔法使いは魔法が使えません。
魔法が使えない「魔法使い」・・・それは「魔法使い」ではなくて「魔法使えない」では?

シュールギャグを得意とするコンノトヒロ氏の魔法少女・・・ならぬ魔法使えない少女コメディ『まほうつかえない』の第1巻が9月22日より発売中です!

ねこの魔法使い・ぷにゃこは「人間界の男性を滅ぼす」という密命を帯びて魔法の国からやってきた少女。
同じく魔法の国からやってきた最凶の星魔法使いトラウィスカルモトアナト(中略)バアル16世・・・通称「モリソバ」とともに、人間界の男性殲滅に着手します。

しかし、人間界には魔法の媒介となる精霊もマナもエーテルも一切存在しないため、魔法使いはまともな魔法が使えません。

単なる猫コスプレ少女でしかなくなったぷにゃこと、邪気眼ポンコツ残念少女でしかなくなったモリソバは、魚肉ソーセージで餌付け(?)されて、三白眼系男子・ケンジの家に居候することになりますが・・・。

魔法使えない魔法少女たちは、男子殲滅の野望を諦めたわけではなかったのです!

※ ※ ※

いつもながらのコンノトヒロ作品です。
過去作よりもツッコミ役不在度合いが高い感じで、常識人ぽく見えるケンジも結構な割合で変な行動をします。シュールさが数割増しになってますね。

※ ※ ※

ぷにゃこは猫を操る魔法使いということで、猫耳フードをかぶった格好をしています。
(本当に猫耳が生えていないのかは、プールの場面でもフードを脱がないのでよくわかりません。)

「猫耳フードは魔法使いの服装」という類型を作ったのは間違いなくFF3で、近年の作品でも『鑑定能力で調合師になります』や『猫娘症候群』でそれっぽい服装のキャラが登場しており、この傾向が衰える気配はありません。



獣耳フードはケモミミの一種なのか?という点についてはいつも悩みがつきまといます。
系統としては「付け耳」に分類されると思うのですが、獣耳フードおよび動物着ぐるみを着用するキャラは付け耳キャラよりも獣っぽくなる傾向があって、付け耳とは別属性といえる部分があるためです。
『キルミンずぅ』なんかが代表例かと。
あにゃまる探偵キルミンずぅ 1 [DVD]
悠木碧
キングレコード
2010-02-10


本作のぷにゃこも性格・習性ともにかなり猫っぽく、猫耳キャラとして語れるだけの十分な要素を備えています。

「きぐるみ属性」は別途テーマ立てして調査していくべき対象かもしれませんね。


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アニメに期待ですが、漫画も良いですよ!『このはな綺譚』6巻

神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描く、狐成分120%の漫画『このはな綺譚』の単行本6巻目が9月23日より発売中です!

6巻の収録は全4編。
話の密度がこれまでよりもちょっと濃くなっている感じです。

前の巻からひきつづき、里帰りした柚が育ての親・比丘尼様からの問いに悩む『柚の里帰り・後編』。

仲居ではなく巫女になる道へと進んだ、皐の姉・柊と蓮の妹・モモを中心とした巫女たちの話『大桜の宴』。

柚と櫻が風鈴を作る、夏らしく、かつ此花亭らしい話『びいどろ横丁』。

そして、蓮が棗の実家に行って、棗の姪っ子さんと対立する話『片恋の達人』の4編です。

※ ※ ※

今回気になった描写。

蓮が棗の実家に行く話にて、棗のお父さんとお兄さんが登場します。
お兄さんはケモミミ青年なのですが、お父さんは獣人の狐の姿です。
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『このはな綺譚』6巻P88(天乃咲哉/幻冬舎)


此花亭の女将さん・椿も普段は狐の獣人の姿をしていて、化粧をすると狐耳女性になったりしますが、この世界の狐人たちは人によって獣人度合いがけっこう違っているのですかね?
その設定なら、この世界で「ケモノ狐っ娘」が登場する余地があるので、かなり気になる描写です。

同じケモミミ種族の中に、獣人とケモミミの二種類の形態の人々がいる、というパターンは時々見かけます。
えびふらい氏の『ねこだま』が代表例ですね。
こういうパターンの場合、だいたい男が獣人で、女がケモミミ娘になります。


「ケモノ」ジャンルがもう少し進展したら、女が獣人で、男がケモミミというパターンが見られるようになるかもしれませんね。


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犬耳社長の図解も載っています。『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』2巻

いけにえの儀式とか怪しげな雰囲気とかで、若者からは3K職場として嫌われている黒魔法業界。
就職先が決まらず悩んでいた魔法学校卒業見込みの青年は、謎の犬耳社長に誘われて黒魔法会社に就職することになりますが・・・。

『異世界お好み焼きチェーン』を著した森田季節氏による、文字通りのブラック魔法企業ノベル『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』の2巻目が9月22日より発売中です!

今回の表紙は不眠症の偉大なる(?)魔族・メアリ。犬耳社長ケルケルは次の巻の表紙に期待かな?

7種に色分けされた魔法属性があり、属性ごとに社会の需要が異なる世界。

王都国際魔法学校を卒業した青年フランツは、就職難の末に、若者からは3K業界として嫌われている黒魔法業界の「ネクログランド黒魔法社」に就職しました。

背に腹は代えられないと覚悟して入社した会社でしたが、「給料も相場の二倍、基本残業無し、寮などの福利厚生完備、上司が飲みに誘うのも原則禁止」と待遇はかなりのホワイト企業。

見た目:犬耳女の子、実年齢:五世紀というケルベロス種の社長・ケルケルの指揮のもと、フランツは怪しげな黒魔法を駆使して荒地の不動産整備・開発といった仕事に従事します。

今回はフランツの忘れられた所有不動産だった、大きな沼のある過疎地ファントランドの再開発の過程で、先住民の沼トロールを追い出して大規模商業施設を作る計画が立ち上がり、黒魔法社の先輩・社長たちに助力を求めることになりますが・・・。

※ ※ ※

5話+おまけSS1話で構成されています。

魔法があったり魔物がいたり魔族がいたりする以外はかなり現代的な資本主義世界で、可愛い先輩・上司に囲まれながらブラックな案件を解決していく、相変わらずの癒し系お仕事ファンタジーです。
ケルケル社長も変わらず可愛い。

ケルケルのイラストはダッシュエックス文庫のサイトの特集ページでも閲覧可能ですが、今回は水着だったり裸だったり(風呂場で遭遇)、露出度高めな場面が多いです。

ケルケル社長は500年以上生きているからかフランツに裸を見られてもわりと冷静で、そのまま普通に浴場で彼の仕事の相談を受けたりするところが年配者(というかロリババア)らしい感じですね。



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