ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報

狐&神社日常ミステリーの続刊です!『百々とお狐の見習い巫女生活 弐』

巫女見習いの女子高生と、彼女に憑いた稲荷狐が神社絡みの事件を解決する!
小説投稿サイト・エブリスタ発の巫女&狐小説『百々とお狐の見習い巫女生活』の書籍版2巻目が5月10日より発売中です!

加賀百々(かがもも)は実家・四ツ屋敷家の「在巫女」の座を継ぐために、佐々多々良神社に居候して修行する女子高生。
「在巫女」とは特定の神社に所属せず、自らの存在を神域として市井の人々に神の力を示す、特殊な神職のことです。

もともとほんわかした性格の百々は、在巫女の座にこだわりはなかったのですが、神社・神様に関わる人たちを助けたいという思いで、修行に励んでいます。

——今回、百々は佐々多々良神社の巫女・桐生華(きりゅうはな)に度々いやがらせをするストーカーの問題に関わることになります。

百々には強力な味方、人狐の姿をした神使・香佑焔(こうえん)がついているのですが、神様と関わりの無いストーカー問題にはあまり力を発揮できないようで・・・。

とどまることを知らないストーカーの魔の手は、華を超えて百々にも迫ります。
大ピンチに陥る百々の運命やいかに?!

※ ※ ※

今回も几帳面で口うるさい(心配性な)狐の香佑焔と、とにかく困っている人を見過ごせない女子高生・百々のペアが事件解決に動く、日常ミステリ風の物語が展開されます。

2巻では香佑焔の出番はそこまで多くなくて、どちらかというと口下手だけど正義感が強い東雲警部補のキャラが際立っている印象があります。

女子高生と美男子狐がペアになっている物語だと、そのまま恋愛感情が絡んでカップルになるパターンが多いのですが、本作は全然そんな雰囲気にならない所が独特です。

香佑焔はあくまで百々を教え導く賢者役で、百々は彼とは違う人と恋愛するのかな・・・?と、エピローグを読んでそう考えてしまったのですが、今後の展開がどうなるか気になりますね!

狐の錬金術師と最強の村人がゆく!『逆成長チートで世界最強』4巻

生まれ持った運命によって戦闘力が決まってしまう世界。
勇者の力を得た幼馴染の狐娘と、村人にしかなれなかった少年は、世界中はびこる魔物を退治して平和を取り戻そうと奮闘してきましたが、ここにきて「人」を相手に戦うことになります!

物語の大きな転機を迎えた狐耳バトルファンタジー小説『逆成長チートで世界最強』の書籍版4巻が5月31日より発売中です!
女神マリスカに選ばれし者である狐獣人の「勇者」フィーリティアと、戦闘力の無い「村人」でありながら多種多様な戦闘術(スキル)を習得して勇者に並ぶほどの実力を身につけた少年フォンシエ。

カヤラ領や獣人自治区で魔物退治を成し遂げた二人は、平穏を味わうのもそこそこに、次なる敵との戦いに身を投じます。

「水棲の魔王セーラン」——頭を切り落とされてもすぐに復活する再生能力と敵を寄せ付けない水の力ゆえに、攻めあぐねたフォンシエたちは、対抗策を求めて水人(ウンディーネ)の棲む東の果ての「水源境」に向かいます。

そこで目にするのは・・・勢力争いをする翼人(シルフ)が水人に襲いかかる光景。
魔物と戦うことはできても、人同士の争い——人が殺し合う場が初めてのフォンシエは、その状況に戸惑うことになりますが・・・!

※ ※ ※

Web版の第四章後半にあたる部分が収録されていますが、Web版とは別の世界線の話といっていいくらい展開が違ってますので、ファンの人はぜひ書籍版も読むことをおススメします。

作者の佐竹アキノリ氏は『転生魔術師の英雄譚』でもWeb版を一から書き直して書籍化しておりました。“アニメと原作漫画(あるいはアニメとコミカライズ)で展開が全然違う”というパターンを小説で体験することができるという点で、氏の作品はWeb小説でも独特の位置づけにあるといえそうです。

※ ※ ※

Web版には登場せず、書籍版で活躍するのが“魔物大好き”狐獣人の錬金術師ミルカ。
傍若無人な振る舞いがパワーアップしている上に、フォンシエの声真似をしたり、フォンシエに謎の液体を飲ませようとしたりと、ちょっかい(?)の出し方も磨きがかかっています。
嬉しいことがあると尻尾激しく振ったり、わりと犬っぽさがあるのも良い。

あと、彼女が世界に関する謎をちょくちょく考察してくれるおかげで、「この世界は何か変だ」という雰囲気がWeb版に比べて書籍版は強化されているんですよね。

おそらくWeb版の最終話付近で明かされる内容が、書籍版は物語の途中で明らかになる(結末が変わる)んじゃないかという予感がするので、今から楽しみです。



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ウマのいない世界。『STARTING GATE!ウマ娘プリティーダービー』3巻

Cygamesが展開する競走馬擬娘化プロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』。
アニメが人気ですが、漫画もだいぶ違った雰囲気で面白いですよ!

『STARTING GATE!ウマ娘プリティーダービー』の3巻目が5月30日より発売中です!

「トレセン学園(日本ウマ娘トレーニングセンター学園)」史上稀にみる期待の新人だったサイレンススズカ。

しかし彼女は怪我がきっかけで実力を発揮できなくなり、スペシャルウィークと出会った頃には、進むべき道を見失って迷走する日々が続いていました。

元気無く思い悩む様子のスズカに、当初は寮で同室の自分が悪いのかと、スズカと一緒に迷走していたスペシャルウィーク。

しかし今回、ようやくスズカの事情を知ったスペシャルウィークは、彼女なりに考え抜いた方法で、スズカを激励しようと試みますが・・・!

※ ※ ※

スズカに関してはアニメ版の印象がだいぶ強くなっているのですが、漫画版をあらためて読んでみると、そういえばスズカはちょっと冷たい雰囲気のキャラだったなあと、最初にウマ娘のコンテンツに触れた時の印象を思い出したり。

ただ、アニメ版のスズカもわりと自分中心に考えるタイプなので、そのあたりは漫画版と共通している感じですね。

※ ※ ※

「『ウマ娘』の世界に馬はいないし、“馬”という漢字も違っている」という設定があるみたいですが、漫画版でもそのあたりは踏襲されているようです。

下のヒシアマゾンとフジキセキがやり合っているコマ。
フジキセキの「お前の耳は——」の台詞、ロバの耳は「ロバ」なのにウマの耳は「ウマ」じゃなくて「ウマ娘の耳」っていう言い方をしているんですよね。
これ、この世界にウマが存在しない(代わりにウマ娘がいる)という点をさりげなく示しているように感じるのですが、どうですかね~
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『STARTING GATE!ウマ娘プリティーダービー』3巻P123(S.濃すぎ/Cygames)



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ナチュラルに甘える猫妖精。『うちのアパートの妖精さん』2巻

管理を請け負うことを条件に親戚からアパートを借りた主人公。
そのアパートは実は、ウザカワイイ妖精さんたちが巣食う超常民俗学的世界なのでした!

妖精のいる日常系四コマ『うちのアパートの妖精さん』の2巻目が5月25日より発売中です!
可愛いけれど微妙にウザい妖精さんたちとの共同生活にもだいぶ慣れてきた主人公の“俺”。
しかし、アパートの状況は落ち着くことなく、新たな妖精さんたちが次々と来訪します!

これまで小さいサイズの妖精さんがメインでしたが、今回は溺死した女性が変化した妖精・ルサールカや超ものぐさ精霊サラマンダーといった、強い力を持ったオトナ(?)な妖精たちを中心に騒動が展開されます。

果たして、妖精さんたちとの同居は“俺”の大学レポートの作成に役立つのか??

※ ※ ※

妖精さんたちとの独特のウザ可愛いやりとりが売りの作品ですが、巻末の参考文献リストが示すように、しっかり裏付けのある形で妖精のキャラクター付けがされている点も特徴です。

「森に出現するルサールカは木造アパートにも出現できる」「サラマンダー自体は炎を操る力は持たない(逆に触れた火を消せるくらい体が冷たい)」といった設定は、漫画・アニメ・ゲームのテンプレ設定から離れて、元の伝承をきちんと踏襲しているからこその設定といえそうです。

※ ※ ※

本作のケモミミ代表・猫妖精ケットシーさん。
妙に偉そうなわりに臆病だったりと、猫っぽさがなかなかたまらないのですが、この子の一番猫っぽいところは「かなりナチュラルに人の膝の上に乗る」ところ。
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(『うちのアパートの妖精さん』2巻P140(あまからするめ/株式会社オーバーラップ)


上のコマでもいつの間にやら主人公の膝の上に乗っていますが、他にも元飼い主の庭戸さんやルサールカさんの膝にも良く乗っています。

他の妖精さんもサイズ的には膝に乗せやすそうな感じなのですが、このように膝に乗ってくるのはケットシーさんだけで、このあたり猫っぽさ(猫っぽいずうずうしさ)が良く出ていると感じます。



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「もこもこくまっ娘サイコーだ!」(by創造主ハジメ)『箱庭王国の創造主サマ』4巻

王国創造箱庭ゲームに中学三年間を費やして、ついにケモミミ種族だけが住む理想の王国を完成させたハジメ少年。
不思議な力によりその理想の王国に異世界転移した彼ですが、平和なはずのケモミミ王国は彼が設定した覚えのない“敵”に脅かされていたのでした!

クローズドの箱庭ゲームから、過酷な対戦RTS/PvPゲームに変貌した異世界。
ハジメ少年は「創造主(クラフトマスター)」として、平和を取り戻すために戦います!

ケモミミ好きに会心の一撃!な異世界転移モノ『箱庭王国の創造主サマ(クラフトマスター)』の4巻目が5月25日より発売中です!
ハジメがゲームの中で造り上げた理想のけもみみ王国「アリアンロッド王国」は、別の創造主(=ゲームのプレイヤー)によって造られた「パンデモ」の侵攻を受けて滅亡の危機に瀕していました。

北欧神話風の世界観にケモミミだらけな「アリアンロッド王国」に対して、禍々しい雰囲気に美形の“死の天使”や魔獣がひしめく「パンデモ」。

敵の創造主が自分と同じような“中二病”の心の持ち主だと感じたハジメは、敵の創造主との対話によって戦争を止められるのではないかと考えました。

猫王女アリアンロッドや狼っ娘騎士クゥら、ケモミミな仲間たちとともに、敵中枢への直接侵入を試みるハジメですが――!

※ ※ ※

「ゲームの世界に転移する」系の異世界転移物は、「ゲームの世界から現実にもどること」に対して、主人公がどういうスタンスをとるかが作品の大きな見所になりますが、本作もまさにそのあたりが重点的に描かれています。

あくまで異世界をゲームとしてしか考えていない敵創造主と、ゲームの世界をゲーム以上のものとしてとらえているハジメとの対比がとても面白い。

現実世界にもどった時、いろんな意味で苦しみそうなのは敵創造主よりもハジメのような気がするのですが、そのあたりがどう解決されるのか(あるいは解決されないのか)、今後の展開から目が離せません!

※ ※ ※

巻末の作品に関する質問箱がとても良いです。
SNS時代だからこそ、他の漫画家さんもぜひやってほしい。

わりと知りたかった「けもみみっ娘を描くきっかけとなった作品は?」を知ることができたので良かった!
(この質問、私も送ってたりしますが、同じこと質問している人は他にもいそう)

あと、本作はやっぱりクゥがキャラクターとしては先行して存在していたんですね。容姿的にも印象的なキャラなので、そのあたりの雰囲気は感じていましたが・・・。

※ ※ ※

4巻で目立った活躍をする戦士団のクマっ娘・アーセル。
近年、クマ耳キャラクターはタヌキ耳キャラクターと同じくらいに勢力拡大していますが、他の獣耳ジャンルと比較したとき、クマ耳キャラクターにのみ見られる特徴が「ぬいぐるみ感」
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(『箱庭王国の創造主サマ』4巻P26(七桃りお/アスキー・メディアワークス)


上のコマでハジメに持ち上げられているアーセルの雰囲気がまさに「ぬいぐるみ」的。

おそらくはテディベアのイメージが日本人の「熊」観に強い影響を与えているせいだと思われ、他にも『ユリ熊嵐』『ぬいぐるみクラッシュ』におけるクマ耳キャラクターで「ぬいぐるみ感」が強く見られます。


実際の動物の性質よりも、架空のキャラクターの方が擬人化に強く影響を与えているという点では、兎耳キャラクター(バニーガールとの関連)と似ている部分がありますね。



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