ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報

猫耳化エッセイの代表作となるか?『女ひとりで島に移住しました。』

アラフォー独女の「やよい」氏が、犬一匹・猫三匹と暮らす八丈島での日々を綴ったエッセイ漫画の新装版!
『女ひとりで島に移住しました。』が2月10日より発売中です!

これまで5冊発売されている『流されて八丈島』シリーズの新装版となります。
この本から読み始めても大丈夫なようにこれまでの経緯の説明や、ダイジェスト的な再録もされています。


島の移住事情、島での運転免許講習体験談、島の受験事情、島にコンビニがあれば・・・といった外部の人間にとって気になる話題から、島の書店&玩具屋さん事情といったオタクな話まで、幅広い話が収録されています。

さて、本作の最大の特徴はやよい氏の自画像が猫耳キャラとして描かれている点!

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『女ひとりで島に移住しました。』P46(たかまつやよい/ぶんか社)


単に猫耳尻尾が付いているというだけではなくて、上のコマのように「しみている」ことを表現するのに尻尾が毛羽立ったりして、「漫符」(漫画的な感情表現)としても使われているのですよね。
エッセイ漫画で自画像をケモミミキャラにするのは、感情表現を強調して読者にインパクトを与える意味でも有効な手段なのかもしれません。

『有菜の種』『いりおもてやまねこなんてこわくない』など、「猫耳化エッセイ」というべきいくつかの作品が存在していますが、本作『流されて八丈島』シリーズは連載期間や単行本の数からいっても「猫耳化エッセイ」の代表作という位置づけになりそう。



今後、この作品に続く猫耳化エッセイが出現するのか(この表現がジャンルとして定着するのか)、注目したいところです。



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褐色肌ネコマタとは珍しい。『格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ』

飛騨高山の奥地にあるという謎の温泉宿を探していた高校生・筒木勇人は、道に迷った末に人外の娘たちが営むオンボロ温泉宿にたどり着きます。

人外というだけでも驚きなのに、そのおもてなし方が驚くほど常識はずれで、見かねた勇人はその温泉宿の立て直しを手伝うことになりますが・・・!

第2回カクヨムWeb小説コンテスト特別受賞作『格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ』が2月1日より発売中です!

高校生・筒木勇人は幼い頃に食べたこの世のモノとは思えない「謎の肉」の味を忘れられず、祖父が謎肉を入手したという謎の温泉宿を探して、岐阜県は飛騨高山の奥地へと足を踏み入れました。

道に迷いながらも勇人は目的の場所と思われる「朧温泉宿」にたどり着きます。
天井のあちこちに蜘蛛の巣が張ったオンボロの建物に、なぜか学校のセーラー服を着て応対する仲居の少女。
いろいろ不審に思いながらも、建物と同じく古びた温泉に入った彼は、そこで裸になった仲居の少女が首なし死体・・・ではなく生きた首無し少女になる所を目撃します!!!

・・・実は「朧温泉宿」は人間界に興味を持った妖怪・人外たちが交流のために作った宿で、従業員はみんな人外!

人間と交流したいのに、人間界の知識がチグハグなため奇妙な雰囲気になって人が寄り付かなくなっている温泉宿を立て直すため、勇人は人外少女たちに知恵を貸すことになりますが・・・。

※ ※ ※

現代社会の知識で無双&ハーレム形成する異世界転移&技術チートモノっぽい雰囲気なのですが、舞台は現代日本で、登場する人外はRPGの魔物というより妖怪っぽいという、どこかで見たようでありながらどの作品とも似ていないという不思議な肌触りの作品です。

あまり難しいことを考えずに、温泉宿で人外の女の子たちといちゃいちゃするところを楽しむのが正しいのかもしれませんね!

ケモミミキャラとしては表紙にも出ている妖怪・猫又のクロと、人見知りなボクっ娘化け狸・ユミが登場します。

クロは撫でられるのが好きだったりかなり動物の猫っぽい性格しています。知らない場所では落ち着かなくてトイレができないという特徴は今までの猫耳物でありそうでなかった設定です。

猫耳キャラは異種族風というかエキゾチックな雰囲気を持たせるという意図か、褐色肌の娘がそれなりにいるのですが、日本的な猫又という種族で褐色肌というのは本作で初めて見たかも。
たぶん、クロの元の動物形態が白猫なので、白い髪が映えるように褐色肌にしたんでしょうね。



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待望の続刊! 东京猫耳巡礼記『てるみな』3巻

東京のようで東京ではない不思議な都市「京」を、猫耳の生えた鉄道好きの女子小学生・ミナが巡ります。
本邦唯一の「鉄猫耳」系漫画『てるみな』、久々の続刊・第3巻が1月31日より発売中です!

今回も実在の鉄道や駅を元に、虚々実々ないまぜになった不思議な風景が多数描かれます。

墓石が石材資源として使われるようになった“多魔墓地”の最寄り駅「多魔墓地前駅」。
旧箱根山の山頂(すでに噴火で消滅)・海抜約3000メートル地点を観光する「箱根登攀鉄道」。
鯉が降ってくる川底トンネル「多魔多魔線」。
異様な動物たち(というか動物ですらない)が飼育されている「多魔動物公園」。
全てが醤油に沈みつつある街を行く「銚子電氣鉄道」。
永遠に終わらない駅スタンプラリー「山手線」 などなど・・・。

猫耳化した小学生ミナは3巻でも毎度のように生死すら不明なヤバい目に遭うことになりますが、これまた相変わらず、次の話で平然と復活して未乗車路線の踏破にいそしむのでした。

 ※ ※ ※

掲載誌が『楽園』本誌からweb増刊に移転して再開された『てるみなNeu』の話が3巻としてまとめられています。
前巻までと変わらず、「現実のようで現実でない」異世界感たっぷりで本当に素晴らしい!
個人的には「箱根登攀鉄道」の旧箱根山頂まで繋がる高架線の図が鳥肌モノでした。
猫耳関係なく、多くの人に薦めたい作品です。

 ※ ※ ※

もちろん、猫耳小学生ミナも本作には欠かせない見所です!
実は1巻・2巻と比べると、ミナはちょっとだけ成長している感があるんですよね。
背丈が少し伸びていて、服装もどことなくお姉さんっぽい感じになっています。
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『てるみな』3巻P46(kashmir/白泉社)


ミナの背景の看板類のような、この「昭和の残滓」感のある下町的&地方的雰囲気がたまらないですね!

本作、つげ義春『ねじ式』と比較されることがありますが、あちらは時代が昭和真っ只中だったので昭和的風景が出てくるのに対し、『てるみな』は平成の現代から遠い記憶の中にある昔の昭和的風景を“思い出そうとしながら”描いた感じがします。
改訂版 ねじ式 つげ義春作品集
つげ 義春
青林工藝舎
2018-01-29


同じ「夢の中の風景っぽい作品」でも、やっぱり違うんですよね。



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こっちにもハイエナが出てきたよ!『キリングバイツ』9巻

地上最強の小型哺乳類ラーテルの獣人娘・瞳が闘った「獣獄刹(デストロイヤル)」から二年・・・。
獣化手術が合法化され、「牙闘(キリングバイツ)」がスポーツエンターテインメントになった世界。

媚戌(ビーグル)の獣人・戌井純(いぬいぴゅあ)は、いつの間にか仲良く?なった牙魔猫(タスマニアデビル)の黒居佑(くろいたすく)ともに、牙闘の新チャンピオンになることを目指して行動を開始します。

しかし、そんな彼女たちの前に。過去のキリングバイツの獣闘士たちが立ち塞がるのでした・・・!

アニメも好評放映中の獣人バトル漫画『キリングバイツ』、最新9巻が1月25日より発売中です!

ラーテルの強さに憧れを抱く喧嘩屋の不良娘・佑と、チャンピオンになるという一心だけで無計画に世の中を渡り歩く、天然・・・というより野生的な純。

今回は彼女たちにもう一人の仲間・・・ラーテルと再び対面することを人生の唯一の目的として没交渉的に生きてきた「山羊(アイベックス)」の少女・護藤ハイジが加わります。

とにかく性格が違いすぎてお互い噛み合わない三人の少女獣闘士ですが、キリングバイツ本戦の予選「獣獄祭(デスティバル)」を突破するためには三人チームを組まなければなりません。

いまいち連携の取れないまま予選をスタートした三人に、過去のキリングバイツで名をはせた熟練の獣闘士たちが襲い掛かりますが・・・はたして勝負の行方は?!

※ ※ ※

表紙が瞳とエルザになっているように、今回は二人をはじめとして第一部で活躍した獣闘士たちが多数登場します。
「獅子」優午と「虎」大河の対戦もあり、その中でライオンとトラのどちらが動物として強いのかの解説がなされたりして、相変わらず動物薀蓄モノの先駆作品としての矜持を見せてくれます。
明らかに『けものフレンズ』っぽいネタが出てきたりしますが、2010年代の動物薀蓄モノとしては本作の方が先行なので。

もともとは『けもフレ』のラーテルの方が本作に影響を受けていたんじゃないかと推測しているんですが(本作が先行しているので、あまり似すぎないように意識していたんじゃないかと)、こんな風に影響の逆転現象が起こっているのはある意味興味深い。

※ ※ ※

『群れなせ!シートン学園』3巻の記事で最近の動物擬人化モノはハイエナが人気、といったことを書いていたら『キリングバイツ』にも出てきました!
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『キリングバイツ』9巻P144(村田真哉・隅田かずあさ/小学館クリエイティブ)

この時点では灰渕絵奈は耳のみがハイエナ耳になってますが、獣化が進むと鼻のところもハイエナっぽくなります。
本作はエロス&バイオレンスな作品なので、当然のように雌のハイエナに関する「あのネタ」も出てきます。というか「あのネタ」ゆえにハイエナは人気なんですかね・・・。

前回の純は狼の獣人と戦って、今回はハイエナということで、もしかすると純の対戦相手はイヌ科獣人メインになっていく流れなんですかね~

考えてみると第一部は猫科の獣人が多かったので、対照的で良いかもしれません。

しかし、イヌ系の最強って何になるのかな。
熊、がありそうなのですが、これは瞳が過去に対戦しているのでもう出てこないような気もするし・・・。
今後、どういう動物ネタを出してくるのか気になりますね!

虫を食べる猫耳娘。『ぼくらのペットフレンズ』1巻

人間に変身するペットたちの、本能のままの奇行を描く!
ハートフルボッコ動物擬人化漫画『ぼくらのペットフレンズ』の初単行本が1月27日より発売中です!

「ブリュンヒルデ1世」は人間に変身することのできるメス猫。

毎日ご主人が仕事に出かけた後に人間に変身して近所の公園に行き、同じく人間に変身できる犬・イサロクや、チンパンジーのエテ子、人間の変なおじさんといった動物(?)たちと一緒に遊んでいます。

この漫画はそんなブリュンヒルデ1世のぶっ飛んだ日常を描く作品です。

※ ※ ※

表紙もそうなのですが、猫耳少女のブリュンヒルデ1世が虫を食べるという衝撃的な描写が何度か出てきます。
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『ぼくらのペットフレンズ』1巻P7(人生負組/アスキー・メディアワークス/KADOKAWA)


猫はわりと虫を食べたりしますが、「猫耳少女が虫を食べる」というシーンはほとんど描かれないですよね。

猫耳漫画の中でざっと探したところ、実際に飼っている猫を擬人化した漫画『墨たんですよ!』で、猫耳少女・墨たんが虫を食べるシーンがあります。
墨たんですよ! (1)
師走冬子
ぶんか社
2015-07-16


かなり「本物の動物」寄りの擬人化じゃないと、女の子がそこらへんの虫を捕まえて食べるのは流石に引く行為といえそうです(鳥娘とか、鳥の擬人化でも似たようなことが言えるかも)。

『ぼくらのペットフレンズ』は、ブリュンヒルデ1世をはじめとする動物たちがドン引きするような行為を次々と繰り出してくるところに笑いがあり、「猫耳少女が虫を食べる」くらいのネタはまだまだ序の口ですので、ぜひ実際に本書を手に入れてこの奇妙な世界を体験することをおススメします!



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