ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報(漫画)

弟子の狸娘はしっぽがある!『うちの師匠はしっぽがない』4巻

時は大正。

田舎の山里から大都会・大阪に出てきた化け狸のまめだ。
化け狐の落語家・大黒亭文狐の噺に魅せられたまめだは、無理を通して文狐に弟子入りし、熱心に修行していたのですが、突然「破門」を言い渡されてしまいます。

破門を解いてもらうために、文狐以外の「上方落語四天王」からの課題に挑むことになるまめだですが・・・。

『あいどるスマッシュ!』のTNSK氏が描く上方落語ファンタジー『うちの師匠はしっぽがない』の最新4巻目が10月7日より発売中です!

「上方落語四天王」・・・
それはまめだの師匠である文狐をはじめ、
酒飲みで常に借金の返済に追われている「椿白團治」、
噺家とは思えないほどのんびりしたしゃべり方をする「霧の園紫」、
およそ笑いからは程遠く見える寡黙なヘビースモーカー「恵比寿家歌緑」といった、
文狐以上に癖の強い噺家たちの通称です。

四天王は、文狐が「大黒亭は文狐の代で終わらせる」という彼女の師匠との約束を破って、弟子をとったことを非難し、その結果としてまめだが破門されることになったのでした。

まめだは四天王に自分のことを認めてもらうため、四天王からの課題に挑むことになりますが・・・。

おっとりして優しそうな「霧の園紫」から不可能とも思える難題を課せられ、まめだは噺家の芸の遥かな高みを思い知らされることになるのでした!

※ ※ ※

まめだだけではなく、文狐の修行時代のエピソードも描かれます。
なぜ「師匠はしっぽがない」なのか、その謎に少し近づいてきたかな?

『あいどるスマッシュ』の時もそうだったのですが、作者のTNSK氏は芸事における師匠弟子関係や親子関係を重視して、それをもとにしたストーリーテリングをする点が特徴的です。
つくね(あいどるスマッシュ)は親の影を断ち切ることで更なる高みに達しましたが、まめだはこれから文狐とどういう関係をつくっていくのか、、、

※ ※ ※

表紙は狸耳のまめだなのですが、本編中では人間形態か全ケモ(狸形態)かのどちらかで、基本的にケモミミ娘としては描かれません。

でも今回、狸娘にしかできない素晴らしい狸尻尾シーンがありますので、狸っ娘好きな人には必見です! 感動しますよ!

私もまめだの尻尾をモフモフしたいなあ・・・。



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ケモミミ+しっぽの姉+弟です!『灰の双子は白黒つけずに世界を救います。』1巻

勇者と魔王が相討ちとなり、人と魔族の争いに決着がつかないまま、混沌とした状況になりつつある世界。

そんな乱れた世の中を、ケモミミ+しっぽの姉+弟が助太刀して回ります!

『箱庭王国の創造主サマ』の七桃りお氏が送る、新ケモミミ冒険譚『灰の双子は白黒つけずに世界を救います。』
初単行本が9月25日より発売中です!
人を代表する「勇者」と、魔族を代表する「魔王」が相討ちして消滅してしまった「白黒大戦(びゃっこくたいせん)」から14年後・・・。

世界は完全に平和になることなく、人と魔族の衝突は散発的に繰り返され、さらには人の中からも「勇者」を自称する無法者が出現して、混沌としている状況です。

そんな中、獣耳を持った「双子の姉」のアナ・オラトリオと、獣の尻尾を持った「双子の弟」のイクサス・オラトリオは、人をはるかに超える力をもって世直しを続けています。

なぜ、双子たちはとてつもない力を持っているのか?

それは、彼女たちが真の勇者の後継に最も近いからなのですが・・・。
実は、もう一つ、恐るべき秘密が隠されているのでした!

※ ※ ※

『問題児が異世界から来るそうですよ?』のコミカライズ版『箱庭王国の創造主サマ』に引き続き、今回もケモミミな七桃りお氏の新作です。


ただ、今回のアナとイクサスはケモミミキャラとしてみた場合、少しびっくりする描写がありますので、ぜひ一読していただくことをお勧めします。

姉アナは獣耳だけ、弟イクサスは尻尾だけ、という組み合わせが面白いです。

※ ※ ※

七桃りお氏は典型的なファンタジーRPGの世界に「バグ」のような異常を織り込むことで、登場人物たちが翻弄されるという物語を展開することが多いですが・・・。
(『箱庭王国の創造主サマ』では、敵が存在しない世界のために役目が宙に浮いてしまった騎士のクゥが代表例)

本作では「勇者と魔王が相討ちで消滅してしまった」という予想外の事態が引き起こす世界の混沌が描かれており、興味深いです。

この1巻はまだ序章という雰囲気なので、今後どのように物語が進んでいくのか、期待ですね!



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赤頭巾と吸血鬼と狼娘の関係性について。『恋する狼とミルフィーユ』1巻

《狼女》の異名を持つ喧嘩屋女子高生が出会ったのは、本物の狼女!?

本物の狼娘との出会いにより、女子高生の運命が大きく変わる!
狼×狼のガールズラブ・バトル漫画『恋する狼とミルフィーユ』の初単行本が9月26日より発売中です!

蘇芳麻綾(すおうまあや)は、常人離れした格闘能力を持つ女子高生。
中学生時代は日々喧嘩が絶えず、地域一帯の不良を叩きのめして仕切っていましたが、高校生になってからは「一般的な日常」を求めて、努めて「普通の女子高生」になろうとしていました。

しかし、突然ビルの上から落下してきた赤頭巾の娘・・・アカネを助けたことで、麻綾は再び非日常の世界に足を踏み入れることになります。

父母を喰い殺した「狼」に復讐するのだと語るアカネ。
けれども彼女の頭にも、紛うことなき狼の耳が生えているのでした。

物語は謎をはらみながら、少しずつ進んでいきます・・・。

 ※ ※ ※

麻綾とアカネ、強い運命で結ばれた二人の戦いを描く、ガールズラブ色の強いバトルファンタジー漫画です。
狼娘と人間、という組み合わせの場合、カップル内では狼娘がリードするパターンが多いですが、本作は人間の麻綾がアカネをリードしている点が独特です。

その関係で、アカネは狼というより忠犬っぽい印象を受けます。

 ※ ※ ※

童話の赤ずきんモチーフのキャラが狼娘化するのは、狼耳作品ではそれなりの例がありますが、狼娘化した赤ずきんがさらに吸血鬼化する、というパターンも時々見られます。

代表例は『月輪に斬り咲く』の紅頭巾と、『オニマダラ』のメイリィ。

月輪に斬り咲く (2) (バーズコミックス)
丸山朝ヲ
幻冬舎コミックス
2013-03-01

オニマダラ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
黒谷シュウジ
集英社
2017-03-03

赤ずきんと吸血鬼はそれぞれ狼と関係があり、「狼」という共通のキーワードを通じて、赤ずきんと吸血鬼が融合したキャラが生まれるようです。

本作『恋する狼とミルフィーユ』においても、赤頭巾の狼娘アカネはある種の吸血衝動のようなものを持っています。
ただ、本作の場合は単にアカネが麻綾の体をペロペロ舐めているだけ(血を吸うのではなく)というシーンもあるのが面白いのです。
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『恋する狼とミルフィーユ』1巻P48(うがつまつき/KADOKAWA)


イヌ科の動物としての性質と吸血鬼としての性質が合体した結果、麻綾の傷をちゅっちゅっと舐める行為に及んでしまうというのは、かつてないアイデアでとても興味深いです。

エルフ耳+猫耳=最強?『このヒーラー、めんどくさい』2巻

弱すぎて誰にも相手にされない初心者中年ファイター。
彼の唯一のパーティーメンバーは、彼には不釣り合いなほどの儚げ美少女なエルフのヒーラー。

しかし彼女、とてつもなくウザい性格で、中年ファイターは彼女がぼっち状態だった理由を身をもって思い知らされることになりますが・・・!

ウザカワ・ファンタジーギャグ漫画『このヒーラー、めんどくさい』の単行本2巻目が9月23日より発売中です!
1巻からひきつづき、ヒーラーのエルフ少女・カーラのウザ可愛さが全開で、ツッコミが追い付かないです!

話し方は丁寧だし、表情がずっと困り眉で気弱そうに見えるのですが、実際の言動がブッ飛んでいて擁護する要素が一切ありません。

主人公の中年剣士・アルヴィンもそこまで性格が良いわけではない(実力と言動が釣り合っていない)ので、この作品における真の癒し系はモンスターたちなんですよね、、、

こんな良いモンスターたちを平然と狩る人間は、やはり醜いよ・・・!(カーラはエルフだけど)

 ※ ※ ※

私は猫耳好きだけど、実はダークエルフと攻撃系の僧侶(殴りアコとか)もわりと好きで、カーラは私の嗜好にどストライクなヒロインだったりします。

今回、そんな彼女が猫耳を付けるシーンがあるのですよ!!
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『このヒーラー、めんどくさい』2巻P143(丹念に発酵/KADOKAWA)


ケモミミキャラがさらに付け耳を付ける、というネタは「ツインドライブ」とか「二重の極み」とか言われることがありますが、カーラの場合はエルフ耳に猫耳なので、その亜種と言うべきなのでしょうか。

エルフ耳+猫耳はさすがに属性盛りすぎだからか、あまり例がないですね。
(とがった耳の魔族キャラが付け耳をしているパターンはまれに見かけます)

ケモノ姿の皐&柚が見られるよ!『このはな綺譚』11巻

神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描いて・・・きた本作ですが、今回は仲居を辞めた狐っ娘・皐の旅が描かれます!

モフモフ成分さらに増量!の百合漫画『このはな綺譚』の単行本11巻目が9月24日より発売中です!
此花亭を飛び出した皐と柚がたどり着いたのは、地上(読者の住む世界)の京都。

二人の旅は完全に当てのない旅ではありません。
二人は女将から、此花亭の手形を持つが音沙汰の無くなった「客」の近況を調査する、という使命を与えられていたのでした。

地上の人間とは異なる狐耳と尻尾の姿でも、地上の人間の目には、自分たちは子狐の姿に見えるから安心して散策できる、と思っていた皐と柚ですが・・・。

現代京都の街中では、そもそも子狐が珍しい存在だったのでした!!

モフモフ好きの女学生たちに追われる二人の運命やいかに!?

 ※ ※ ※

新展開の幕が上がった11巻です。
物語的には主に皐の過去と、その因縁が描かれる巻ですが・・・。

ケモミミ好きとして注目は、皐と柚の全ケモ姿が見られる点にあります!
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『このはな綺譚』11巻P39(天乃咲哉/幻冬舎コミックス)


狐っ娘の姿も良いけど、全ケモでもカワイイ二人です。
なぜ此花亭の狐っ娘たちは地上では狐に見えるのか、という理屈についてもなかなか面白い説が展開されます。

引用しているコマは皐の狐っ娘姿と狐姿が同時に描かれていて「人獣同時描写(※)」のように見えるのですが・・・。
(※人型と実際の動物の姿が、コマによって変則的に、自由自在に入れ替わる描写方法。カザマアヤミ氏の猫耳漫画『ちょこっとヒメ』[2005年~]以降によく見られるようになった表現 例1 例2 例3

本作、引用コマのような強調シーン以外は徹底して狐っ娘姿と狐姿が混ざらないように描かれていて、「見る人間によって皐や柚の見え方が違う」という設定が貫かれていることを感じます。

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