ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報

けっこうシリアスな物語です。『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』1巻

竜と人が果てることのない戦争を続けている世界。

「竜殺しの英雄」として知られる男は、犬耳の奴隷少女を人質に取っていた悪党を懲らしめた結果、その奴隷少女の保護者となります。

しかし少女はやや歪な価値観を持っていて、竜を殺す以外にこれまで何にも興味を持たなかった「英雄」は、少女をより良い方向に導いてやりたいと考えるようになりますが・・・。

純粋な犬耳娘と真剣に向き合うファンタジー『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』が7月22日より発売中です!

竜殺しの英雄、あるいは「千竜殺」として知られる男・リーンハルトは、友人にしてパトロンであるレオポルト皇子の依頼を受けて、非合法の人身売買組織を一網打尽にする任務に力を貸しました。

その時に、悪党に人質にされていた奴隷の犬耳少女。
ある日、リーンハルトが目覚めてみるとその少女が真新しいメイド服に身を包んで側に侍っていました。

犬耳少女が持っていたレオポルトからの紹介状によると、保護したものの身元の引受先が無いので、彼女をリーンハルトの方で雇ってやってほしい、ということのようです。

人と関わるのが好きではないリーンハルトは最初、マイヤと名乗る犬耳少女を追い出そうとしましたが、パトロンの紹介であり、マイヤも必死に雇って欲しいと懇願するので、とりあえず屋敷に置いて身の回りの世話をさせることにします。

マイヤと接してみてすぐに気づいたのが、彼女の自己評価が異様に低いこと。

自分のことを「ゴミクズ」と呼び、常に人の様子をうかがうようにするのは、戦闘種族である狼犬族として生まれ育ってきたにも関わらず、戦闘力が弱くて雇い主や仲間から疎まれ、ついには奴隷にまで落ちぶれてしまったという境遇に由来するようです。

戦場では役にたたずとも、日常生活をする上では普通の人間と同等以上の働きを見せるマイヤを見て、彼女をもう少し自立させたいと考えるようになるリーンハルトですが・・・。

※ ※ ※

Web版の第一章が大幅加筆修正されて書籍化されています。

タイトルからラブコメかハーレムものみたいな甘い印象を受けてしまうのですが、内容はかなりシリアスで、様々な出来事を通してマイヤとリーンハルトの心境の変化を丁寧に描いていく作品です。
ひと昔前だったら「泣きゲー」的なノベルゲームになっていたかもしれませんね。

犬耳メイドとイチャイチャするより、怯える犬耳少女を幸せにしてあげるような話に興味がある人にオススメ。

リーンハルトとマイヤの一人称視点が交互に入れ替わって語られる章仕立てや、獣人の社会的な位置づけ、竜と人が争い続ける世界観(洋ゲーの『スカイリム』の世界をもう少し激しくしたような雰囲気)も凝っていて、最近のラノベでカッチリしたファンタジーが読みたい人にもオススメです!



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「だ、だから私は猫じゃないってば!」(by白虎娘)『神獣たちと一緒なら世界最強イケちゃいますよ?』

拳闘士として名を上げようとしていた少年。
彼はなぜか女性しかなれないはずの「神獣使い」に選ばれました。

強力な神獣・・・特に光の神獣を意のままに操れるのなら、それはそれで強者として名を上げられると思ったのですが・・・・光の神獣、思ったほど強くない・・・というか弱い!?

四人の美少女神獣ちゃんと一緒に世界最強を目指す!『神獣(わたし)たちと一緒なら世界最強イケちゃいますよ?』が7月20日より発売中です!

少年ディオス・ソマは十年に一度行われる闘技大会「スリアンヴォス」に参加するためにトルバ・マディナの街を訪れていました。

一種の神事である「スリアンヴォス」で優勝すれば、「国王になりたい」「一生遊んで暮らせるだけの金が欲しい」といった荒唐無稽な願いでも、神の力によって叶えられると言われています。

拳闘士としての腕に自信があったディオス。
しかし、大会の予備審査の結果、女性しかなれないはずの「神獣使い」の適正があることが判明します。

そんな馬鹿なはずはないと、ふざけて召喚の真似事をしてみるディオス。
すると驚くべきことに、本当に神獣が召喚されたのでした!

やたらテンションの高い、炎の鳥の神獣ルヴィ。
無表情だけど結構甘えたがりの、クラゲのような姿をした水の神獣マリン。
いろいろとHなお姉さん、植物を司る蛇の神獣エメロード。
ツンツンして意地っ張りな、白虎の姿をした光の神獣レイナ。

大会の優勝候補をルヴィ&マリン&エメロードが軽々と撃破するのを見て、ディオスは神獣の力に驚き、そして自らの神獣使いとしての潜在能力に自信を持つようになります。

そして、光の神獣レイナの力を見ようと魔物退治に出かけるのですが、レイナはあまり乗り気でありません。
その理由は、レイナと最弱の魔物「ジェリー・バト」との対戦で明らかになるのでした、、、

※ ※ ※

神獣の女の子が四人登場しますが、メインヒロインは白虎娘のレイナです。

「強がってツンツンしているけど、実は落ちこぼれの女の子」が、主人公と一緒に様々な事件をくぐり抜けて本当の強さを身に着けていく・・・・ツンデレ系統のお話としてはある意味、王道と言っていい作品ですね。

本作、レイナが虎娘であるという所がなかなか効いていて、ことあるごとに猫扱いされて「私は猫じゃないわよおお!」みたいなやりとりをするのですが、実際猫レベルの戦闘能力しかないことに落ち込んでしまうという流れは、虎娘だからこその味わいがあります。

※ ※ ※

「犬扱いされる狼」、「猫扱いされる虎(or猫科大型獣)」の物語パターンは一度まとめてみたいところです。



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人外×少女のハートフル&ガールズラブ漫画!『ぼっち怪物と盲目少女』

人間からも怪物からも仲間外れにされ、孤独に生活していたぼっち怪物。
ある日、目の見えない少女と出会った怪物は、少女に「自分は旅人だ」と嘘をついてしまい、とりかえしのつかない事態になっていきますが・・・。

人外×少女のハートフル&ガールズラブな漫画『ぼっち怪物と盲目少女』が7月18日より発売中です!

鋭い爪、片方だけの角、背ビレに鱗に尻尾、そして獣の耳。
人型をしているけれど、人とは大きく姿の違う怪物は、普通の人間からも他の怪物からも仲間外れにされ、独り寂しく森で暮らしていました。

ある日、怪物は森の中で人間の少女に出会います。
普通は怪物の姿を見て、人間は逃げていくものなのですが、少女は怪物を見て怖がりません。

・・・というより、少女は盲目で、怪物の姿が見えていなかったのです。

普通の人間のように少女に話しかけられた怪物は、「友達になってくれるかも」と淡い期待を抱いてしまいます。
その気持ちを抑えられなくなった怪物は、少女に「自分は旅人だ」と嘘をついてしまうのでした。

それから頻繁に会うようになった怪物と少女。
森からほとんど出たことが無い怪物は、少女に嘘の旅の話をして自分の事を誤魔化しますが、そのたびに罪悪感に苛まれます。

そして、二人の関係を変える決定的な事件が発生するのですが・・・!

※ ※ ※

全四話のうち、前半の二話はお伽話風の展開で、後半二話は百合っぽい展開になります。
あらすじから想像するところとは結構違った感じの展開になるので、ぜひ一読することをオススメします。

怪物こと「ヒース」は、鱗やヒレがあったりして海洋生物っぽい外見なのですが、頭に生えているのは「獣耳」だと作者からも解説されていますので、ケモミミ作品として紹介させていただきました。
陸上生物と水棲生物のキメラ的なところが「怪物」らしさを高めているといえそうです。

少女よりも怪物の方がグラマーである点とか、いろいろギャップ萌え・カップル差萌えの多いガールズラブ作品ですので、そのあたりが好きな人はぜひ。



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過酷な迷宮の数少ない癒し系ウサミミキャラ(でも圧死する)。『ジェノサイド・リアリティー 異世界迷宮を最強チートで勝ち抜く』1巻

レトロゲーム(3DダンジョンRPG)の世界に教室ごと転移するという異変が発生!
そのゲームをやりこんでいた真城ワタルは一人で密かにダンジョンの攻略を進めて、他の人間に対する圧倒的アドバンテージを得ようと画策しますが・・・!

小説家になろう発のデスゲーム・ファンタジー『ジェノサイド・リアリティー 異世界迷宮を最強チートで勝ち抜く』、書籍版1巻が7月14日より発売中です!

突然の地震により、1年F組は教室ごと異世界の薄暗いジメジメしたダンジョンの真っただ中に転移しました。
凶悪なトラップやモンスターによりクラスメートが次々と犠牲になる中、真城ワタルはこのダンジョンが古い3DダンジョンRPG『ジェノサイド・リアリティー』、通称『ジェノリア』と全く同じであることに気づきます。

攻略サイトを作るほど『ジェノリア』をやりこんでいたワタルは、このダンジョンのレアアイテムやレアイベントが限定された数しか存在しないと仮定すると、真っ先にダンジョンを攻略した人間が圧倒的なアドバンテージを得るはずだと考えます。

他のクラスメートたちが一応安全に見える「街」への拠点づくりに奮闘する中、ワタルはクラスメートたちを欺いて、一人、ダンジョンの奥深くへと足を踏み入れますが、、、

※ ※ ※

ゲームに似た異世界に行ってゲームの知識で無双する、という近年よく見かけるタイプの設定ではありますが、本作はデスゲーム要素が非常に色濃く織り込まれているのが独特です。

主人公のワタルも「みんなで協力して脱出する」などとは少しも考えない、かなり利己的な人間として描かれますし、過酷な生活を続けるうちにクラスメートたちの人間不信や異常性もどんどん高まってくるような描写がされています。

Web版を読んだ印象では、むしろこの書籍版1巻より少し後の章からデスゲーム的な雰囲気が増してきて面白くなる感じです。

※ ※ ※

作中で描かれるRPG『ジェノサイド・リアリティー』のモデルは『ダンジョンマスター』+『ウィザードリィ』のようです。
特に呪文と階級システムはほぼダンマスですね。

少し前の記事で「そろそろMMO-RPGネタの小説は若い読者が分からないかも」と書いたけど、レトロゲームネタの方が(リメイク作などで話題になったりする機会がある分)むしろ通じるかもしれないのか、、、

※ ※ ※

『ジェノリア』の世界に住むNPCとして「ラビッタラビット」と呼ばれる兎系種族の少女、アリスディア・(中略)・ディアナが登場します。

本名がとても長いため、ワタルからは「ウッサー」というかなり適当な名前で呼ばれます。
(このあだ名も実は『ダンマス』の人外キャラの一人「ヒッサー」からとってるのですかね?
 ヒッサーは「ラノベ初(唯一?)のリザードマン系主人公」であったりします)
 
小説 ダンジョン・マスター (電撃文庫)
幸田 佳子
メディアワークス
1993-08


天然っぽい性格で、「~デス」「~マス」と語尾がカタカナになる、この過酷なダンジョン小説では数少ない癒し系キャラなのですが、『ジェノリア』ゲーム中イベントでは罠によってあっさりミンチになってしまうらしく、無事生き残ることができるのか心配ですね、、、



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獣耳を見れば誰なのか分かる。『白猫プロジェクト ひこうじま公園』1巻

大人気のスマートフォン向けワンフィンガーRPG『白猫プロジェクト』のスピンオフ漫画版!
『白猫プロジェクト ひこうじま公園』の初単行本が7月15日より発売中です!

ゲームの世界から離れて、2016年東京のコンクリートジャングルに降臨した白猫キャラクターたちの、ごく普通(?)の日常が描かれる作品です。

完全に疲れた独身OLと化している待ちくたびれ系天使リンデや、コンビニバイトにせいをだすガレア&マール、ジ〇リアン化しているカスミ&フローリアなど、ゲームでは見られない(変な)姿がたくさん見られます!

系統としては『弱酸性ミリオンアーサー』『街コロマッチ!+』のように、原作のキャラクターを生かしつつも独自のぶっ飛んだ味付けをするタイプのコミカライズですね。

昔はゲームのコミカライズといえば原作通りにストーリーをおさらいするようなものが多かったのですが、最近は本作のようなコミカライズが増えつつある気がします。
ゲームを知らない人をゲームに誘導する「販促」も兼ねているからですかね。

※ ※ ※

ケモミミとしては、東京でも相変わらず団子にこだわる兎耳の「ツキミ」と、悪戯な狐巫女の「コリン」、白猫プロジェクト屈指の狼幼女「コヨミ」が登場します。

コリンとコヨミは第2話『祭りの華!!』でメイン役を務めるのですが、ちょっと面白いなあと思ったのがこのあたりの描写。

『白猫プロジェクト ひこうじま公園』1巻P18
(松平鶴次郎侍/コロプラ/KADOKAWAエンターブレイン)
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右上からスタートして、1コマ目と2コマ目で獣耳だけ見えているのがコヨミ、3コマ目は獣耳の先っぽの白い方がコリン、その隣の耳がコヨミ。

どのキャラクターがいるのか、誰に話しかけているのかを、全部獣耳だけ描いて表現しているのが面白いです。ここだけでなく他の場面でも、狼耳だけ描いてコヨミがいることを示している所があります。

この場面、獣耳ではなくて「後ろ頭」を描いたとしたら、コマに占める割合が大きくなって対面している人の顔が見えにくくなることを考えると、獣耳だけで「誰がいるか」を表現できるのは便利だと思いますね。



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