ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

新刊情報

久々のウサ耳メインヒロインのラノベですよ!『魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く!』1巻

謎の襲撃者によって殺された青年アタルは、神の奇跡によって、三つの力を授かって異世界に復活しました。
三つの力とは——最強の銃、弾丸を創造する能力、そして「魔眼」。

彼は兎獣人の奴隷少女を連れて、異世界の冒険の旅を始めますが・・・!

「小説家になろう」発、第一回HJネット小説大賞受賞作『魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く!』が3月22日より発売中です!

謎めいた神の奇跡を受けて、三つの力を得て異世界に復活したアタル。
彼に与えられた三つの力とは・・・最強の銃、様々な効果をもった弾丸を創造する能力、全ての本質を見抜くことのできる「魔眼」の力。

もともと刺激の無い現代日本での生活に物足りなさを感じていたアタルは、異世界での魔物との生死を賭けた戦いに期待していました。
異世界の詳しい事情は分からないながらも、冒険者としての道を進み始めたアタルは、その過程で一人の傷ついた奴隷少女・キャロに出会います。

酷くやつれた彼女を引き取ったアタル。
キャロと過ごすうちに情の移ったアタルは、彼女をまだ見ぬ故郷・・・獣人の国に連れていくことを約束するのですが・・・!

※ ※ ※

現代的な狙撃銃を使ってファンタジー異世界で戦うという設定から、『軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムをつくっちゃいました!?』と同系統の作品かと思ったのですが、読んでみるとかなり違う作品でした。



どちらかというと、ウサ耳娘キャロを一人前の冒険者として育てていく師匠-弟子モノとしての要素がメインですね。
銃はあくまでアタルの必殺技の一つといった位置づけで、そこまで本筋には絡んできません。

※ ※ ※

徹底してウサ耳キャロを中心に据えた、貴重なウサ耳メインヒロインのRPG風ファンタジー小説です。
ウサ耳キャラはRPG風ファンタジーでの登場率は高めなんですが、レギュラーキャラになりにくい傾向があるんですよね(ある一つのエピソードに一回登場してそれっきりということも多い)。

他のRPG風ファンタジーにおいて、メインヒロイン級のウサ耳が登場するのは《問題児》シリーズくらいなので、本作『魔眼と弾丸を~』がウサ耳ヒロイン作品として頭角をあらわしてくるのか注目です。


バッタを食すイヌミミ娘。『異世界エルフの奴隷ちゃん』(小説版&漫画版)

貧富の差が激しく、奴隷取引が当然のように行われている異世界。
パッとしない冒険者の男に所有されるエルフ娘と犬耳娘の奴隷二人は、今日も「どちらがよりご主人様をヨイショできるか」を競い合うのでした!

ヘンテコでちょっとエッチな異世界の日常を綴る『異世界エルフの奴隷ちゃん』、原作小説版(4月25日)と、先行する漫画版(4月19日)がほぼ同時に発売中です!

「エルフちゃん」と「犬耳ちゃん」は、とある冒険者のお供&家事手伝い役として購入された奴隷です。

かなりの小心者で、ダンジョンの浅い階層で弱小モンスターとしか戦わない「ご主人さま」に対して、エルフちゃんと犬耳ちゃんはめったやたらにヨイショしまくります。

どちらがよりご主人さまを褒め殺してその寵愛を受けられるか、それがプロ(?)の奴隷の腕の見せ所なのです。

都会に憧れて紆余曲折の末に奴隷になってしまった田舎娘「エルフちゃん」と、幼い姉弟の身代わりに奴隷として働く苦労人の「犬耳ちゃん」、そして実は別世界から転生してきた?かもしれない「ご主人さま」の、ごくごく普通の(そしてちょっとエッチな)異世界の日常が綴られます。

※ ※ ※

『異世界支配のスキルテイカー』『最強の種族が人間だった件』等、異世界ハーレムモノを得意とする柑橘ゆすら氏の原作による作品です。




他の作品と違って、ハーレムの範囲がエルフちゃんと犬耳ちゃんの二人に限定されている点、そして『最強の種族が人間だった件』以上に、エルフちゃんたちとのイチャラブ生活描写が中心になっているのが特徴ですね。

とにかく無理矢理にでもご主人さまを褒めるエルフちゃんたちの言動は、「異世界転移チートモノで主人公が周囲からやたらと褒められる」という構図を絶妙にパロディにしている感じがします。お色気描写だけでなくギャグのノリも強めですね。

※ ※ ※

本作のケモミミ代表である犬耳ちゃんは、エルフちゃんと比べると猫を被っている部分は少なくて(犬ですしね!)、苦労してきたせいかどことなくスレた性格をしています。

それでも、ご主人さまに甘える時はまさに犬!といった感じで、奴隷というより忠犬みたいな雰囲気があります。

犬っぽいといえば、犬耳ちゃん、バッタを美味しそうに食べるシーンがあるんですよね。
photo_1169





























『異世界エルフの奴隷ちゃん』漫画版1巻P69(稍 日向/柑橘ゆすら/夜ノみつき/集英社)


最近ときおり見かける「ケモミミ娘が虫を食べる描写」の一例としてメモしておきます。
本作の場合、リアル動物が虫を食べる習性を真似ているというより、貧乏ネタの一種としての要素が強そうですが。



萌え ブログランキングへ

タヌキもイヌ科だから犬っぽい。『もふもふの神様さがし』2巻

郊外の書店にあらわれた変な子供は、なんと化け狸&化け狐!?

ひょんなことから化け狸&化け狐の子供の世話をすることになった、二人の若者の姿を描く『もふもふの神様さがし』。
単行本2巻目が3月10日より発売中です!

東京郊外の書店で働くちさとと、ちさとの学生時代の後輩・トモ。
二人はひょんなことから、住処を失ったやんちゃな化け狸・茶子助と、やたら偉そうな化け狐・銀ノ真を引き取って世話をすることになりました。

壊れてしまった山の祠を修理すれば、神様が戻ってきて茶子助と銀ノ真も元通りの生活に戻れるようなのですが、祠を修理するには単純見積もりで300万円ものお金が必要とのこと。
流行らない書店の店員でしかないちさとには、なかなか簡単に出せる金額ではありません。

そんな折、茶子助が仲良くなった女の子・ゆうちゃんの父親が大工であることが分かり、祠の修理に協力してもらえないか相談する過程で、一波乱が起きてしまいますが・・・!

※ ※ ※

獣耳作品ですが、2巻はほぼ獣化した茶子助と銀ノ真の登場シーンが多く、ケモノ作品としての要素も結構強めです。
獣耳としてもケモノとしても見ることのできるキャラクターの描き方は、『いぬミケ』の時からのたまき氏の作風ですね。タイトル通り、もふもふ感たっぷりの作品です。

いぬミケ (ふゅーじょんぷろだくと)
たまき
ふゅーじょんぷろだくと
2018-01-19


※ ※ ※

近年、狸耳キャラクターがだいぶ増えてきましたが、そのスタンダードとなる描き方はまだまだ模索されている感じがします。
少し気になった所が「狸っ子には牙(八重歯)を描くべきかどうか」。
本作では茶子助にしっかりと牙が描かれます。
photo_1168
















『もふもふの神様さがし』2巻P70(たまき/角川書店)


近年の狸耳作品の代表作『うどんの国の金色毛鞠』でも、狸っ子ポコは牙が目立って描かれていました。

逆の例。
わりと知名度の高い狸耳キャラクターである『けものフレンズ』のタヌキは、牙が描かれません。

東方projectのマミゾウも(二次創作含めて)あまり牙が描かれないキャラクターだったりします。

『けものフレンズ』のタヌキはおそらく、一見似たような姿で性格が真逆であるアライグマ(牙が描かれる)との対比で牙が描かれていないのだと思われ、狸っ子を他の獣耳キャラクターと区別する上で、牙をわざと描かないようにする一派があるようです。

最近、兎耳キャラクターは前歯が目立つような描き方で他の獣耳と区別されることが多くなっているので(代表例がキリングバイツの稲葉初)、今後、狸耳キャラクターにおいて「牙有り/無し」のどちらがスタンダードになっていくのか要注目ですね。
キリングバイツ(4) (ヒーローズコミックス)
村田 真哉
小学館クリエイティブ
2015-09-05


本作『もふもふの神様さがし』では茶子助が犬のように匂いをたどったり、かなり犬っぽい仕草を見せるので、牙が描かれるのはイヌ科としての要素を強めに盛り込んだ上での描き方なのかもしれません。



萌え ブログランキングへ

ふくねこが見えるひとびとの物語。『ふくねこ』3巻

福猫町に引っ越してきた女子中学生・海子(あこ)のもとに、どう見ても女の子にしか見えない不思議な猫「フク」がやってきます。

フクは長い間、海子に亡くなった曾祖母の面影を重ねていたようなのですが、前巻でようやく、海子を“海子”という一人の人間として見てくれるようになりました。

そして、どうやら福猫町には海子以外にも、フクのような「ふくねこ」を見ることができる人間がいるようなのですが・・・・。

ほっこりする不思議な猫耳漫画『ふくねこ』の3巻目が3月12日より発売中です!

3巻は海子が引っ越してくるよりも前から「ふくねこ憑き」だった、海子の叔父・菜ノ花一郎(28歳)と、海子の弟・陽太のエピソードが中心です。

なぜ陽太には最初からフクが「ふくねこ」として見えたのか?
そして、どんな猫よりも長い間生きているフクは何者なのか?という点が少しずつ明かされていきます。

化け猫&猫神漫画として見ても独特の設定が多く、ほんわかしているのにいろんな場面で少し「寂しさ」が漂っている雰囲気は、本作ならではのモノですね。

※ ※ ※

今回注目したコマ。
陽太の「ふくねこ」になるイチヒメ。猫形態の時のハチワレ模様が、人型時の片目が隠れる髪型に対応しています。
photo_1167

















『ふくねこ』3巻P130(松沢まり/双葉社)


動物の猫から人型へのメタモルフォーゼ要素のある作品では、猫の時の姿が猫耳&尻尾の色・形、服装に反映されることが多いですが、猫形態の時の毛皮の模様が髪型になるパターンは初めて見ました。

ありそうで無かったという点で、まさに“コロンブスの卵”的発想といえます。
(※『けものフレンズ』の鳥系フレンズにおける、リアル動物のクチバシと頭のフォルムがそのまま髪型になっているパターンが数少ない類似例かも)

これはかなり応用範囲の広そうな表現ですので、ケモミミ描きの人は要注目です。



萌え ブログランキングへ

お供の二人が目立ってる漫画版です!『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』

サンリオ発の本気のマルチメディア・ケモミミコンテンツ『SHOW BY ROCK!!』より。
極東の国からやってきた和風ガールズバンド「徒然なる操り霧幻庵」を主役にした雅で可憐なコミック『徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』が3月27日より発売中です!

極東の国から音楽修行にやってきた、お堅い武家娘のギター&ボーカル「阿」と、いろんなことに興味津々のベース担当の「吽」。

そして、二人が“お師匠”と仰ぐ謎の女性ドラマー「ダル太夫」。

MID CITYに極東サウンドを広めるという使命を抱いて来訪した三人ですが、スマホの使い方が分からずに右往左往したり、流行のラブソングを作るために恋愛ゲームに興じたり、演奏中に破壊してしまったスタジオの修理費を稼ぐためにメイド喫茶で働いたり・・・と、なかなか音楽活動に専念することができません。

そのうえ肝心のライブでも、手練れのダル太夫が目立ちすぎて阿と吽は完全に陰に隠れてしまっている状況。
ダル太夫は阿と吽の二人も客を魅了できるようにと、様々に指導するのですが、はたして・・・?

 ※ ※ ※

物語的には阿と吽がメインの作品ですね。
ダル太夫はツッコミ役・・・というより、阿のイジリ役としての本性を全開にしている感じです。
生真面目な武人すぎて、一周回ってかなり可愛い感じになっている阿が特に魅力的。

これまでSHOW BY ROCK!!公式コミック&ノベルはプラズマジカ、クリティクリスタ、シンガンクリムゾンズ、そしてつい少し前に完結したBUD VIRGIN LOGIC(アイレーンちゃん様)の、4つのバンドの話が出ていましたが、それらとはまた一味違った雰囲気を楽しめる一冊です。





 ※ ※ ※

阿はシバイヌ族なのでいろんな場面でよく尻尾を振っていますが、ネズミ族の吽も尻尾を振っている場面があります。
#5にて、吽のコーラスが噛み噛みであることを指摘されたシーン。吽が尻尾を振っています。
photo_1166









『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』P75(黒渕かしこ/サンリオ/一迅社)


猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いですが、このシーンの吽も同じく「不機嫌」を表現する形で尻尾を振っています。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3

これは本物のネズミの動作を漫画化しているのではなくて、人間がイライラして指で机をたたいたり、貧乏ゆすりしたりするような動きを、「尻尾を振る」という形で表現しているんでしょうね。


記事検索