ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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新刊情報(漫画)

恨み猫の核心に迫る!『恨み来、恋、恨み恋。』10巻

十二支を司る旧家が大きな力を持つ街、「十二町」。
今、この街では十二の旧家を陥れようとする陰謀が渦巻いています。

その陰謀の根源となっているのが、古き「恨み猫」—―冬歩。

十二支の「子」を司る子国家の恭一と、現「恨み猫」の夏歩は、過去の十二町にまつわる隠された真実を知ることになりますが・・・!

妖怪猫耳奇譚『恨み来、恋、恨み恋。』。
物語の核心に迫る節目の巻・第10巻が11月22日より発売中です!

古き「恨み猫」冬歩の襲来。

全ての陰謀の根源にいたのは彼女だったのか。

恭一と夏歩は、先代の子国家当主・郷一と冬歩との関係について、辰家の当主・勇全から話を聞かされます。

郷一と冬歩は、かつては恭一と夏歩のような関係だったという・・・。

・・・。

「恨み猫」の同族対決となることに関して、夏歩を気遣う恭一ですが、夏歩はそもそも同族がいるなんて全く知らなかった様子で・・・。

何かがおかしいけれど、何がおかしいのか見えてこない、不穏な雰囲気の漂う10巻です。

※ ※ ※

いやー、本当に不安でいっぱいになる感ですね。

この巻で描かれる冬歩のエピソードを呼んでいると、恭一の夏歩の関係もそのうち危うくなるんじゃないか、という予感がしてなりませんし・・・。

しかもここにきて、夏歩がそもそも何者なのか、よくわからなくなってきて・・・!

でも、第53話の流れからすると、本作の真・ヒロインはやっぱり恨み猫・夏歩なんだなあと思ったり。

彼女が良い結末を迎えられるように祈りたいです。

※ ※ ※

おおむね、猫耳キャラクターでのみ見られる特殊な表現「ちぎれ耳」。

冬歩はある事情により片耳がちぎれています。
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『恨み来、恋、恨み恋。』10巻P8(秋タカ/スクウェア・エニックス)


この表現が猫耳キャラクターで多く見られる理由としては、リアル猫も耳がちぎれてしまうことがあって、そういう猫をわりと見かけるから、というところに由来するんでしょうね。
「ちぎれ耳」の猫耳がどれくらいいるのか、いつかきちんとデータをまとめてみたいところ。

ちなみに、野良猫の去勢済みの印である「耳カット」も、猫耳キャラクターでは時々みられますねー



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アニメ、物凄く愉しみ!『世話やきキツネの仙狐さん』3巻

疲れた男のもとにやってくる、モフモフとツヤツヤの暴力×3!

進撃の癒し系狐耳漫画『世話やきキツネの仙狐さん』の単行本3巻目が12月10日より発売中です!

本作、ついにアニメ化も決定して、物凄く愉しみなのですよ~~!!


今回もブラック職場で働く独身男・中野を、狐耳コスプレ幼女・・・もとい、実年齢800歳の神使・仙狐さんが癒します!

居酒屋っぽい家飲み、散髪、海遊び、油揚げ入りグラタン、そして尻尾モフモフ!と癒しのラインナップも大充実。

どれもささやかな出来事ではあるのですが、日々疲れている中野にとっては、いずれも貴重な回復の機会なのです。

・・・しかし今回、癒し・癒されの仙狐さんと中野の関係に不穏な影が入り込んできます。
果たして、二人はトラブルを無事に切り抜けることができるのか・・・!?

※ ※ ※

新キャラが登場したり、大きな事件が発生したりと、少し物語に動きがある3巻です。
それでも全体としてはまったりとした癒し空間が展開されているのに変わりありませんが。

書籍版追加の話は前巻につづいて再び「狐メイド」ネタなので、そのあたりも注目です!

※ ※ ※

今回気になったコマ。
海で遊ぶ現代っ狐(げんだいっこ)のシロ。
泳いでるみたいなのですが、泳ぎ方が犬かき・・・。
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『世話やきキツネの仙狐さん』3巻P62(リムコロ/角川書店)


キツネもイヌ科なので犬かきするのかな?
キツネが泳いでいるところを見たことが無いのでイマイチわかりませんが。

ちなみに仙狐さんは落ち着いていて動物っぽさをあまり出さない(ように努めている)のに対して、シロは犬かきしたり尻尾をバタバタさせたり動物っぽさを前面に出していることが多く、このあたり年齢差が凄く出ている感じがしますね!

ワーウルフの文化は難しい!『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』1巻

ハカバ青年は「魔界」の言語とコミュニケーションを研究するフィールドワーク学者。
今日もワーウルフやリザードマンやスライム、その他さまざまな異種族とのコミュニケーションに果敢に挑戦します!

ファンタジー世界の異種族間コミュニケーションについて、学術的な面から本格的に描いた漫画『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』の初単行本が12月4日より発売中です!

腰を痛めて身動きできなくなった「教授」の代わりに、「魔界」のフィールドワークにやってきたハカバ青年。
滞在先となるはずの獣人ワーウルフの村で出会ったのは、半分人間のような姿をしたワーウルフの子供・ススキでした。

なぜススキだけ人間のような姿をしているのか?
よくよく聞いてみると実は現地のワーウルフ女性と「教授」との間に生まれた実子だということ!

教授の行動力に驚嘆するハカバ青年ですが、彼はさらに驚くようなものを次々と目の当たりにすることになります。

道案内の狼っ子ススキとともに行くハカバの魔界紀行は、まだまだ始まったばかりです!

※ ※ ※

ファンタジー世界では人間と当たり前のように意思疎通している獣人たち、あるいは意思疎通できないのが当たり前になっているスライムといったモンスターについて、そのコミュニケーション方法が実際にはどうなっているのかを、ハカバ青年の目を通して丁寧に考察されている作品です。

題材は完全にファンタジーなのですが、内容的にはファンタジーというよりSF的な側面が強くなっています。(統合思念体のような情報交換をするスライムとか、リザードマンの色彩文字とか)

ワーウルフのようなイヌ科の獣人はコミュニケーションの中に「嗅覚」を使った情報が混ざり込むはずだ、といったような話は、ごくたまに触れられることはありますが、ここまで本格的に描いた作品は本作が初めてではないかと思います。

獣人が生活する世界を本格的に考えたい創作者の方には、必見の作品ですよ!

※ ※ ※

今回気になった描写。
リザードマンの描く色彩豊かな文書を見るものの、実はあまり色彩の区別ができないらしいススキ。
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『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』P75(瀬野反人/株式会社KADOKAWA)


「犬獣人は嗅覚が優れている」という描写のある作品は多いのですが、「色彩を感じることが苦手」という特徴が描かれた作品はかなり少ないです。

そのあたりを描くと人間と感覚が離れすぎてしまうので普通のケモミミ作品では出てこないのかもしれませんが、異種族間コミュニケーションが主軸の本作では、そのあたりを強く生かしていますね。

あと「ススキは頑張れる!」みたいに、自分が仲間の役に立つことをススキが一生懸命強調するのも、ある種の文化的側面があるみたいです。

ススキたちワーウルフは「仲間の役にたつこと」を至上の価値観としているようなので(狼の群れとしての習性ゆえ?)、「かわいい」が誉め言葉にならないというのも、文化の違いが出ていてとても面白いなあと思います。



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きつね美女が押しかけてきます!『きつね美女とぶこつ猟師』

無骨な猟師の青年のもとに、ある日突然きつねの美女が押しかけてくる!
古風かつ王道なシチュエーションを現代的な筆致で描く、人気Web漫画の書籍版『きつね美女とぶこつ猟師』が11月30日より発売中です!

時は明治時代。
無骨な独り者の猟師・大吾のもとに、ある夜突然、美女がやってきます。
道に迷ってしまったという彼女。
山奥らしからぬ装いの美女に大吾は警戒しながらも、追い返すわけにもいかず、小屋の中に招き入れます。

大吾はその現実離れした美女の雰囲気から、噂に聞く「雪女」ではないかと疑います。

そして、ある晩、美女はついにその正体をあらわします!
雪女・・・ではなく狐女として!

過去に大吾に助けられたという化け狐・・・雪藻(ゆきも)は、大吾に恩返しがしたいと言うのですが・・・。

恥ずかしくなると動物の狐に戻ったり、個性的な家族が次々とやってきたりと、様々な騒動を起こす雪藻。
彼女と接しているうちに、孤独を愛していた大吾の心境にも、少しずつ変化が生じていくのでした――

※ ※ ※

初心(うぶ)な「きつね美女」雪藻の様々な行動にニヤニヤしてしまう作品です。
物語は冬から始まり、春夏秋を経て再び冬に戻るという構成になっています。

雪藻が「自分が人間ではないこと」をとても気にしていて、それが雪藻と大吾の間のすれ違いに繋がっていく流れは、古来日本における化け狐伝説を巧くアレンジしていて良いなあと感じます(伝説における化け狐の妻は、正体がバレると男の元から去っていく)。

※ ※ ※

今回気になった描写。
きつね妹の陽藻は化けるのが未熟なので、消すことのできない狐耳を隠すためにリボンをつけている。
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『きつね美女とぶこつ猟師』P75(みやこかっく/株式会社KADOKAWA)


獣耳が頭から生えていても「コスプレ」でごまかしやすくなった現代において、「獣耳をリボンで隠す」描写は少なくなりつつありますが、本作のように舞台が大昔(明治)であるならば、リボンで隠す描写も必要になってきます。

ただ、あまり昔すぎる日本だと「リボン」という髪飾り自体が存在しないので、本作のように明治~昭和の期間限定で使える描写といえそうですね。



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名実ともに犬耳ジャンルを代表する作品になりました。『ぷちはうんど』11巻

猫耳に定評のあるねこねこ氏が描く、キュート&ファンタスティックな犬耳漫画『ぷちはうんど』の11巻目が11月10日より発売中です!

犬耳漫画としては連載開始から約13年続いていて、連載期間としては犬耳ジャンルの超ロングヒット作『犬夜叉』をついに超えました!

現時点における「犬耳ジャンルを代表する作品」を選ぶなら、『犬夜叉』『今日のケルベロス』、アニメ『DOG DAYS』に、本作『ぷちはうんど』を加えた形になりそうです。

DOG DAYS Memory of Flonyard
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-01-25


※ ※ ※

世界の終末「凶ツ刻」が始まって二か月。
「政府0課」に囚われたカズマは、凶ツ刻の魔物との終わりなき戦いに駆り出されて疲弊し、徐々に死の淵へと近づいていきます。
(彼の中に流れる血・・・かつての「姫」と同じ運命をたどりつつあります)

0課最凶の魔女・タチアナに完膚なきまでに敗北し、カズマを守りきれなかった「ハウンド」たちは、再度カズマ奪還に向けて動き始めますが・・・!

テイルの母親――「初めのハウンド」であるサクヤの物語も詳しく描かれる11巻です!

※ ※ ※

回想シーンにおけるサクヤを見ると、テイル以上に犬っぽい。
姫に甘えまくる感じや、頭悪そうなワガママな態度を見せつつも姫の心境を敏感に察しているところは、猫・狼・狐キャラには見られない犬耳らしい特徴だと感じます

※ ※ ※

今回気になった描写。
サクヤが姫に頭をぐりぐりしている。
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『ぷちはうんど』11巻P154(ねこねこ/マッグガーデン)


“好きな人に頭ぐりぐり”は猫がやるイメージがあるんですが、ワンコもやることのある行動なんですね。
犬の頭突きはかなり強い愛情表現らしいので、上の場面(一週間ぶりに姫のもとに帰ってきた)でサクヤがこの行動をとっているのは「本当に寂しかった」を示していると読み取れます。

“尻尾を振る”もそうなのですが、犬と猫で違う意味を持つ行動を使って、犬耳っ娘や猫耳っ娘の感情表現の差異をどのように見せているかが、近年の犬耳&猫耳漫画の見所ですね!



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