SNSでバズって有名になろうと目論む女子高生、屋島ふみの正体は化けタヌキ!
化けてない狸の兄と、化けている狐・猫・コウモリの同級生と共に、今日もごく普通??の高校生活を送っていましたが、ここにきて異常事態が・・・!(いつも異常なのでは?と言ってはいけない)
キュートでシュールなアニマルコメディ『ぶんぶくティーポット+』もついに最終巻!
単行本8巻目が11月30日より発売中です!
最終巻ということで、これまでのキャラクターの再登場が多いです。
特に最終話の『世界で最高のお兄ちゃん』はぶんぶくキャラ総集合のお祭り回的な雰囲気になっています。もともと繰り返しネタが特色の作品なので、再登場の場面もきっちりネタになっていてシュールな笑いを誘います。
この世界では「狸小屋」が最凶の敵なんだな、、、
【6/29更新】「ぶんぶくティーポット+」(作:森長あやみ@morinaga_ayami)
— 今秋最終巻予定「ぶんぶくティーポット+」公式アカウント (@BTP_plus) June 29, 2023
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「化け狸」という要素を見事に使った史上唯一(たぶん)の狸SFになっています。
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最終話でふみたち仲良し四人組がケモ耳尻尾を出して戦うのも素晴らしい!
ちゃんとケモ耳漫画しています。
それにしても、これで『ぶんぶく』シリーズが終わってしまう(ふみたちが見られなくなってしまう)のはとても寂しい。
いつもの自分の日常と並行して、ふみたちのヘンテコな日常が流れている感じだったので、なんだか喪失感を覚えます。
とはいえ、「森長あやみ」先生がいなくなったわけではないので、次作にもシュールでブラックな笑いを期待したいです!
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本作は「狸警察」ネタ、もとい「タヌキとアライグマと混同するな」というネタを広めるのに一役買った作品でもあります。
タヌキとアライグマの混同の歴史は自分でも少し調査したことがありますが、本作の影響範囲がどれくらいあったのか、完結を機にあらためて評価してみたいですね。