ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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付け耳

どんな時でも猫耳は外さない!『まほろばきっさ』3巻

英国からやってきた本場(?)のメイドさん、シオリ・シャーロット・K・サージェントが経営する正統派(?)のメイド喫茶を描く、超メイド四コマ『まほろばきっさ』の完結編・3巻が10月27日より発売中!

3巻は駅の反対側にライバル店ができた!という話が中心。

東南アジアのカフェ文化の本場・ベトナムからやってきたグエン・ニオが展開する本格ベトナム喫茶「ホアンカオカフェ」。異国情緒あふれるアオザイを着た店員さんがいるカフェで、メイド喫茶(?)である「まほろばきっさ」にとってはかなり手ごわいライバル!

・・・かと思われたのですが、ニオもシオリに負けず劣らずかなり変な店長で、せっかくのアオザイやメイド服もどこへやら、結果的に奇行対決といった状況になってしまいますが、、、

最終巻も癖になるような独特の会話のテンポと、シュールなギャグが冴えわたっています。

※ ※ ※

まほろばきっさの面々は第27杯目(27話)にて健康ランドに行くのですが、猫耳を付けた猫っぽい店員さん「三ケ田りずな(通称リズ)」は、風呂場でも猫耳を付けています。
普段と色が違うのでわざわざ防水仕様のものをつけているのですかね?
(あるいは手ぬぐいを猫耳の形にしているのかも)
photo_1104






















『まほろばきっさ』3巻P22(tugeneko/竹書房)


単なる猫耳コスプレと「付け耳キャラ」を分けるのは、どんな場面でも付け耳を外さないかどうか
付け耳キャラは付け耳がアイデンティティになっているので、外してしまう(無くしてしまう)とキャラが変わってしまう現象がしばしば見られます。(例:『デ・ジ・キャラットファンタジー』、『月詠』など)

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眼鏡っ娘属性と似た現象が生じるのが、コスプレを超えた「付け耳属性」の特徴と言えそうです。



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きぐるみ系はケモミミとして分類してよいものか迷う・・・。『まほうつかえない』1巻

魔法の国からやってきた謎の「魔法使い」たち!
でも、この人間界には精霊もマナもエーテルも存在しないため、魔法使いは魔法が使えません。
魔法が使えない「魔法使い」・・・それは「魔法使い」ではなくて「魔法使えない」では?

シュールギャグを得意とするコンノトヒロ氏の魔法少女・・・ならぬ魔法使えない少女コメディ『まほうつかえない』の第1巻が9月22日より発売中です!

ねこの魔法使い・ぷにゃこは「人間界の男性を滅ぼす」という密命を帯びて魔法の国からやってきた少女。
同じく魔法の国からやってきた最凶の星魔法使いトラウィスカルモトアナト(中略)バアル16世・・・通称「モリソバ」とともに、人間界の男性殲滅に着手します。

しかし、人間界には魔法の媒介となる精霊もマナもエーテルも一切存在しないため、魔法使いはまともな魔法が使えません。

単なる猫コスプレ少女でしかなくなったぷにゃこと、邪気眼ポンコツ残念少女でしかなくなったモリソバは、魚肉ソーセージで餌付け(?)されて、三白眼系男子・ケンジの家に居候することになりますが・・・。

魔法使えない魔法少女たちは、男子殲滅の野望を諦めたわけではなかったのです!

※ ※ ※

いつもながらのコンノトヒロ作品です。
過去作よりもツッコミ役不在度合いが高い感じで、常識人ぽく見えるケンジも結構な割合で変な行動をします。シュールさが数割増しになってますね。

※ ※ ※

ぷにゃこは猫を操る魔法使いということで、猫耳フードをかぶった格好をしています。
(本当に猫耳が生えていないのかは、プールの場面でもフードを脱がないのでよくわかりません。)

「猫耳フードは魔法使いの服装」という類型を作ったのは間違いなくFF3で、近年の作品でも『鑑定能力で調合師になります』や『猫娘症候群』でそれっぽい服装のキャラが登場しており、この傾向が衰える気配はありません。



獣耳フードはケモミミの一種なのか?という点についてはいつも悩みがつきまといます。
系統としては「付け耳」に分類されると思うのですが、獣耳フードおよび動物着ぐるみを着用するキャラは付け耳キャラよりも獣っぽくなる傾向があって、付け耳とは別属性といえる部分があるためです。
『キルミンずぅ』なんかが代表例かと。
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本作のぷにゃこも性格・習性ともにかなり猫っぽく、猫耳キャラとして語れるだけの十分な要素を備えています。

「きぐるみ属性」は別途テーマ立てして調査していくべき対象かもしれませんね。


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寿実がアリスではなく時計ウサギなのが気になる。『ペンにまします神サマの』2巻

描いたキャラクターを具現化できる「神様のペン」を手に入れた漫画家志望の神谷寿実。
自分の描いた漫画のキャラたちと同居する奇妙な生活を送るようになった寿実ですが、今回そんな彼女に大きなスランプが・・・!

メタ・ファンタジー風味な四コマ漫画『ペンにまします神サマの』の2巻目(完結)が7月27日より発売中です!

神谷寿実のペンによって現れた、
時代ズレした気高い女騎士のアルペコフ、
破壊神な幼女のデスピロッテ、
壁のシミに恋する変な少女漫画主人公・ぽえむ。

本来、物語の中の登場人物である彼女たちは、今は寿実の家に同居し、最近では同じ学校に通うようになっています。

寿実も学校では「深窓の令嬢」キャラを装っているなど、かなり中二病っぽい人物であるため、学校生活はかなり混沌とした状況に。

カオスではあれども日々楽しく過ごしていた寿実とその仲間たちですが、ある日、寿実は漫画がいっさい描けなくなるスランプに陥ります。

「神様のペン」の力とは、ある意味「(漫画に描くことさえできれば)どんな人物でもその場に召喚できる力」であることに気づいた寿実は、スランプで苦悩した末に、非常に危うい存在を神様のペンで描いてしまうのですが・・・!

※ ※ ※

漫画の中のキャラクターが現実に登場するということで、劇中劇エピソード(寿実が描いている漫画の話)が多く描かれるドタバタな漫画なのですが、終盤はけっこうシリアスです。

特に寿実がスランプから脱出するためにとった手段がかなりSF的で、一見の価値ありです。

※ ※ ※

本作のケモミミ要素は、寿実の描いた四コマ漫画『弱肉強食』シリーズに登場する「怪人ネコキャット」(猫耳ブルマの女の子)と、表紙・裏表紙の主要人物の『不思議の国のアリス』コスプレになります。

作中には『アリス』要素はないのですが、作者の言によると「アリスは全ての創作物に通ずる」ということでこの表紙になったとか。

面白いのは主人公の寿実が「アリス」ではなく「時計ウサギ」のコスプレをしていて、少女漫画主人公ぽえむの方が「アリス」のコスプレをしているところ。

これは役柄的に寿実が不思議な世界への導き手になっているということで、時計ウサギなんでしょうね。

ちなみにデスピロッテは蝙蝠コスプレ(猫を食べるコウモリorきらきらコウモリ)なのかな?
アリス関連のコスプレで蝙蝠は珍しい、、、



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猫っぽい盗賊の系譜。『勇者のパーティで、僕だけ二軍!?』2巻

せっかく勇者パーティに入ることができたのに、二軍の「雑用係」として不本意な日々を送っている少年。
パーティの資金難で再び一軍になれるかもしれない機会が訪れ、魔王討伐もそっちのけで、パーティー内での一軍争奪戦が始まるのですが、、、

『勇者のパーティで、僕だけ二軍!?』の2巻目が5月20日より発売中です!

人類で唯一の「勇者」と、その仲間たち。

おっとりしたビキニアーマー剣士のサラ。
自称天才のポンコツ魔法使いルミナ。
派手な女の子だけど実は男性が苦手な僧侶アビゲイル。
不思議な性格で行動も不思議な小柄な盗賊娘ファナ。
そして、勇者に憧れてパーティーに入ったのに、戦闘には出してもらえない二軍の雑用係の少年ロキ。

ロキは魔王の眷属と戦って名声を得ることを夢見ていましたが、実のところ「勇者」がかなり酷い性格でロキの希望をかえりみないばかりか、超人的な戦闘力を持つがゆえにそもそも仲間と協力して戦う、ということ自体に価値を見出していないようでした。

パーティーのメンバーを入れ替えることにも頓着しない勇者は、酒と女と博打に無駄につぎ込んで無くなってしまったラムダ王国からの魔王討伐資金十万ゴールドを補てんするために、「先に一万ゴールドを稼いだ奴から、一軍にしてやる」と言い出します。

こうしてパーティーメンバー全員による、手段を選ばない金稼ぎレースが始まるのですが、、、

※ ※ ※

世界観はファンタジーなのですが、内容は「あんまり活動熱心でない部活モノ」といった印象を受けます。
ロキはいわばレギュラーのスター選手である「勇者」に複雑な感情を抱いていますが、なんだかんだで雑用を通してパーティー女の子たちと仲良くしていて、それはそれで良いんじゃないかとも思ったり。

※ ※ ※

盗賊のファナが猫耳フード着用の恰好で描かれています。
狭いところがやたら好きだったり、ロキが座っている膝の上にやたら乗ってきたり、言葉少ななしゃべり方も含め、性格・仕草ともにかなり猫っぽいキャラです。

過去に「泥棒猫イメージからのネコミミ盗賊」という点については『振リ返リマセン勝ツマデハ』『金色の文字使い外伝』の記事に色々書きました。
近年ときどき見かける「猫っぽい恰好をした盗賊」というのは『ディスガイア2』で原田たけひと氏がデザインした盗賊っ娘が原点ではないかと考察していますが、もっと遡ると『キャットウーマン』も候補に入ってくるかもしれませんね。

最近、猫を「泥棒」として解釈する文化は限定されているかもしれない? という知見を得たところなので、猫っぽい盗賊キャラについてはもっと追及してみたいところ。



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付け耳(本物)が流行している近未来。『みみみっくす!』1巻

なぜか付け耳がファッションとして流行してしまった近未来。
好きな子とお揃いのうさ耳を付けようと決心した女子高生・乃々ですが、実際に付けてみると身体に異変が・・・!

前代未聞の付け耳百合コメディ『みみみっくす!』の単行本1巻目が5月18日より発売中です!

今からそう遠くない未来。
世界ではファッションとしての付け耳が大ブームになっていました!

ここでいう「付け耳」とはヘアバンドのようなものではなく、実際の動物の耳と同じ生体部品を身体に移植する(!)というもので、この世界の人々はちょうどピアスの穴を空けるような感覚で、動物の耳を頭に付けています。

高校生になったばかりの緑野乃々(みどりののの)は晴れて付け耳デビューをすることになり、耳をつける施術をしてくれる「つけみみや・プチラパン」(同級生の「みかん」(狸耳)の家)のドアをくぐりました。

付ける耳はうさ耳!
密かに好意を寄せている同級生の「ねおん」とお揃いのうさ耳を付けることで、距離を縮めようと考えたのです。

アレルギー反応検査に少し怪しい点があったものの、乃々にうさ耳を付ける施術は無事終了しました。
しかし、乃々は妙にえっちな気分になってしまって、なんだか様子が変。
そして、たまたま店に来ていた ねおん に対して、乃々はたかぶる感情を抑えられず襲い掛かってしまうのですが・・・!

 ※ ※ ※

異色の付け耳設定にまず注目の作品です。

獣耳を持つ獣人がファッションリーダー的存在になっている、という設定は時々あって、『ケモミミ・ラプソディー』『みみミミ!』といった作品があったりします。しかし、本作のように「付け耳をつけることが流行した世界」という設定は意外と無かったりします。

本作の場合はさらに、付け耳を付けることをピアスの穴を空けるくらいには「気持ちの準備」が必要な行為にしていたり、体質上付け耳がつけられない乃々という主人公を設定したりして、かなり工夫して不思議な世界をつくりだすことに成功しています。

百合作品として見た場合は、引っ込み思案だけど恋に関してはわりと暴走気味な乃々に、ハキハキして活発な ねおん がかなり押されてしまっている、という関係が面白い。

※ ※ ※

本作はあくまで「付け耳」なので、どの女の子にも尻尾はついていないのですが、エプロン風の構造になっている制服の後ろのヒモが尻尾っぽく見えるんですよね。
例えば下コマの、乃々が猫ポーズをする構図では後ろのヒモが尻尾のように見えます。
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『みみみっくす』1巻P125(広瀬まどか/一迅社)














作者あとがきによると、このエプロン風の制服は以前の仕事から影響を受けた「ギャルゲー制服」とのことですが、尻尾っぽく見えるヒモは意図的なのか、そうでないのかが気になりますね!

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