ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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犬耳

こっちにもハイエナが出てきたよ!『キリングバイツ』9巻

地上最強の小型哺乳類ラーテルの獣人娘・瞳が闘った「獣獄刹(デストロイヤル)」から二年・・・。
獣化手術が合法化され、「牙闘(キリングバイツ)」がスポーツエンターテインメントになった世界。

媚戌(ビーグル)の獣人・戌井純(いぬいぴゅあ)は、いつの間にか仲良く?なった牙魔猫(タスマニアデビル)の黒居佑(くろいたすく)ともに、牙闘の新チャンピオンになることを目指して行動を開始します。

しかし、そんな彼女たちの前に。過去のキリングバイツの獣闘士たちが立ち塞がるのでした・・・!

アニメも好評放映中の獣人バトル漫画『キリングバイツ』、最新9巻が1月25日より発売中です!

ラーテルの強さに憧れを抱く喧嘩屋の不良娘・佑と、チャンピオンになるという一心だけで無計画に世の中を渡り歩く、天然・・・というより野生的な純。

今回は彼女たちにもう一人の仲間・・・ラーテルと再び対面することを人生の唯一の目的として没交渉的に生きてきた「山羊(アイベックス)」の少女・護藤ハイジが加わります。

とにかく性格が違いすぎてお互い噛み合わない三人の少女獣闘士ですが、キリングバイツ本戦の予選「獣獄祭(デスティバル)」を突破するためには三人チームを組まなければなりません。

いまいち連携の取れないまま予選をスタートした三人に、過去のキリングバイツで名をはせた熟練の獣闘士たちが襲い掛かりますが・・・はたして勝負の行方は?!

※ ※ ※

表紙が瞳とエルザになっているように、今回は二人をはじめとして第一部で活躍した獣闘士たちが多数登場します。
「獅子」優午と「虎」大河の対戦もあり、その中でライオンとトラのどちらが動物として強いのかの解説がなされたりして、相変わらず動物薀蓄モノの先駆作品としての矜持を見せてくれます。
明らかに『けものフレンズ』っぽいネタが出てきたりしますが、2010年代の動物薀蓄モノとしては本作の方が先行なので。

もともとは『けもフレ』のラーテルの方が本作に影響を受けていたんじゃないかと推測しているんですが(本作が先行しているので、あまり似すぎないように意識していたんじゃないかと)、こんな風に影響の逆転現象が起こっているのはある意味興味深い。

※ ※ ※

『群れなせ!シートン学園』3巻の記事で最近の動物擬人化モノはハイエナが人気、といったことを書いていたら『キリングバイツ』にも出てきました!
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『キリングバイツ』9巻P144(村田真哉・隅田かずあさ/小学館クリエイティブ)

この時点では灰渕絵奈は耳のみがハイエナ耳になってますが、獣化が進むと鼻のところもハイエナっぽくなります。
本作はエロス&バイオレンスな作品なので、当然のように雌のハイエナに関する「あのネタ」も出てきます。というか「あのネタ」ゆえにハイエナは人気なんですかね・・・。

前回の純は狼の獣人と戦って、今回はハイエナということで、もしかすると純の対戦相手はイヌ科獣人メインになっていく流れなんですかね~

考えてみると第一部は猫科の獣人が多かったので、対照的で良いかもしれません。

しかし、イヌ系の最強って何になるのかな。
熊、がありそうなのですが、これは瞳が過去に対戦しているのでもう出てこないような気もするし・・・。
今後、どういう動物ネタを出してくるのか気になりますね!

硬派なファンタジーが読みたい人はぜひ!!『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』2巻

竜と人が果てることのない戦争を続けている世界。

「竜殺しの英雄」として揺るぎない名声を得ながらもその名声を嫌って隠遁していた男は、薄幸の犬耳少女を引き取ったことで、その生活・心境が大きく変化することになりますが・・・。

純粋な犬耳娘と真剣に向き合うファンタジー『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』の2巻目が1月24日より発売中です!

竜殺しの英雄「千竜殺」として知られる男・リーンハルトは、友人にしてパトロンであるレオポルト皇子の依頼を受けて、非合法の人身売買組織に囚われていた犬耳少女マイヤ(12歳くらい)の身元引受人となりました。

戦闘種族である狼犬族として生まれ育ってきたにも関わらず、戦闘力が弱くて雇い主や仲間から疎まれ続けてきたマイヤ。
そのせいで異様に自己評価が低かった彼女ですが、リーンハルトが「十分に人の役に立てるだけの能力を持っていること」をしっかり言い聞かせた結果、マイヤはようやく少しずつ自信が持てるようになってきたようです。

それまで世捨て人的な生活をしてきたリーンハルトの方も、マイヤが来たことによって、世の中と関わる機会が増えてきました。

マイヤが偶然仲良くなったメイド友達(?)エッダの雇い主である大商人ゲルトの護衛の依頼を受けることになったリーンハルトは、意図せずして、巨大な陰謀の中に巻き込まれてゆくことになりますが・・・。

他の「竜殺し」が敵に加担している可能性も浮上する中、リーンハルトとマイヤは果たしてこの危機を乗り越えることができるのか!?

※ ※ ※

Web版の第二部が大幅加筆修正されて書籍化されています。

前回1巻の記事でも指摘したのですが、近年のライトノベルとしては驚くくらい硬派なファンタジー作品なのに、タイトルがコメディっぽい/ハーレムものっぽい感じなのでだいぶ誤解されてそうだなあと感じてしまいます。

個人的に「最近のラノベはなろう系の異世界転生モノばかり」と言うような人にぜひ読んでほしい作品です。Web小説&ラノベの最新の潮流が大きく変化しつつあることに気づくことかと思います。

※ ※ ※

1巻ではかなり酷い状態だった犬耳少女マイヤが、今回はそれなりに幸せそうにしていて、本当によかった・・・よかったなあ・・・としみじみ思いながら読み進めていく感じになります。

リーンハルトに守られているだけでなく、リーンハルトにはない能力(人や物の匂いを正確に嗅ぎ分ける等)を使って適切にサポートしているところや、普通の人間よりも高い身体能力で果敢に襲撃者に立ち向かっていくところなど、マイヤが徐々に自信を取り戻して成長していることがが分かるのも良いです。

その一方で、何気ない言葉に心を揺さぶられたり、心無い言葉に怯えてしまったりする「弱い」面がマイヤにまだ残っている事をきちんと描いている点も巧い。
第四章におけるマイヤの戦いの描写は、これまで読んできたラノベの戦闘シーンの中でもトップ3に入るくらい巧みだと思いますよ!



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ついに犬耳社長が表紙ですよ!『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』3巻

謎の犬耳社長に誘われて黒魔法会社に就職した新人魔法使いの青年。
超ホワイトな会社環境に満足する一方で、超ブラックな他会社・他組織との抗争に巻き込まれることになりますが・・・!

『異世界お好み焼きチェーン』を著した森田季節氏による、理想的サラリーマン生活ノベル『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』の3巻目が1月25日より発売中です!

ついに犬耳社長ケルケルが表紙に!

7種に色分けされた魔法属性があり、属性ごとに社会の需要が異なる世界。

平和なこの世界では日常生活や医療の役に立つ白魔法のような属性が若い魔法使いに人気であり、日常ではに役に立たない攻撃魔法メインの赤魔法や、相手に害を与えるだけでなく術者自身にも有害な黒魔法は不人気属性なのでした。

王都国際魔法学校を卒業した青年フランツは、就職難の末に、若者からは3K業界として嫌われている黒魔法業界の「ネクログランド黒魔法社」に就職することになります。

背に腹は代えられないと覚悟して入社した会社でしたが、内実は「給料も相場の二倍、基本残業無し、寮などの福利厚生完備、上司が飲みに誘うのも原則禁止」とかなりのホワイト企業。

見た目:犬耳女の子、実年齢:五世紀というケルベロス種の社長・ケルケルの指揮のもと、フランツは怪しげな黒魔法を駆使して他の魔法企業が手を出さないような荒地の整備・開発といった業務に従事します。

今回、フランツはケルケル社長の昔馴染みのネクロマンサー・ヴァニタザールによるアンデッド不法就労工場の実態を暴いたり、赤魔法使い中心のギャング団「十字傷のロック鳥」のみかじめ料徴収に抵抗したりと、会社の枠を超えた社会悪に立ち向かうことになりますが・・・!

※ ※ ※

6話+おまけSS1話で構成されています。

2巻までは可愛い先輩・上司に囲まれながらブラックな案件を解決していく癒し系お仕事ファンタジーといった面が強かったのですが、3巻は他の組織のブラックな労働問題を黒魔法社の社員たちが解決していく、やや社会風刺的な内容になっています。

第二話の、法律の不備を突いてアンデッドたちを酷使している「ヴァニタザール開発」の逸話は、現実日本の外国人技能実習制度の問題がモデルっぽいですし。

あと、フランツが黒魔法社の組織強化(不足部分を補う)には自分が白魔法を使える方が良いと考えて、白魔法の修行を始めるところなんかも、いかにもビジネス小説っぽい文脈を押さえていてなかなか良い感じ。

ちなみに「毎回、話の結末で、フランツがその日出会った女の子と夜を共にする」という流れが3巻で完全に定番化しているんですが、これって某有名課長漫画のオマージュなんですかね~?

※ ※ ※

第五話にてケルケル社長が風邪をひいて、フランツが社長の着替えを手伝うことになるのですが、裸のケルケルのお尻から尻尾が生えている所に色っぽさを感じている所に、ケモミミ好きの読者として強い同意を覚えたり。

『俺の部屋ごと異世界へ!ネットとAmozonの力で無双する』3巻でも、ケモミミ娘の服の尻尾穴がセクシーという話があったことを考えると、「尻尾の付け根」部分に魅力を感じる人はそれなりにいるのではないかと推測します!



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極道なケモミミ作品独特の描写。『お嬢と七匹の犬』3巻

任侠団体・黒騎組の組長の娘でありながら、大反抗期中の女子高生・黒騎大和(くろきやまと)。
ヤクザの世界と縁を切るために、自らの武器となる存在——犬獣人を中心としたボディガード軍団を組織しますが、その行為がより大きな災いを呼び寄せることになるのでした・・・!

暴力女子高生&任侠犬獣人のラブロマンス『お嬢と七匹の犬』の3巻目が1月19日より発売中です!

普通の人間と獣人が入り混じって暮らす世界。
色々な意味で極道妻な性格の少女・黒騎大和は、父親の黒騎組を潰す・・・もとい、影響力から逃れるために、ヤクザくずれの犬獣人を中心としたボディガード軍団を組織して着々と力を蓄えています。

一番最初に仲間に引き入れ、一番長く付き合ってきた「狂犬」・武蔵との関係が、単なる主従関係とは異なるものになりつつあることに大和は戸惑いながらも、彼女の最終目標に一切揺るぎはありません。

そんな折、輝月組組長の息子・獣人ハーフの潮が傷だらけの姿で大和のもとにやってきます。
彼は身寄りのない獣人ハーフを人身売買しようとする組長の方針に反発して逃げてきたのです。

大和は潮の事情を利用して、輝月組と黒騎組を共倒れにさせようと画策しますが・・・。

※ ※ ※

相変わらずシリアスとラブコメディの割合が絶妙な作品で、大和のクールな態度でテレる様子はかなり好み。

その一方で、3巻はシリアスな面も強めですね。
大和も潮も「父親と対立する」という構図は同じわけですが、その動機の部分がかなり違っていて、対照的なキャラになるように配されているところが巧いです。

また、獣人モノとしてみても、武蔵が大和に性的興奮を覚えてしまうことに戸惑う場面がすごく良い感じです。
ケモミミ好きな人間はモフモフな獣を見ると「可愛い!」と思うけど、モフモフな獣人は人間の女を見ても「ハゲてる、気持ち悪い」としか感じられないのが普通、という感覚がキチンと描かれているのが素晴らしいです。

※ ※ ※

獣人やケモミミ人間が中心的役割を占める任侠作品は『あおにの空に竜は哭く』『月とうさぎのフォークロア。』など、一ジャンルできそうなくらいの数が出てきていますが、極道なケモミミ作品における独特の描写が「獣耳に暴力を加える」描写。
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『お嬢と七匹の犬』3巻P71(岩飛猫/実業之日本社)


本作でも、潮が乱暴に耳を引っ張られたり、煙草の火を押し付けられたりします。

ケモミミキャラは「獣耳」というパーツ自体がアイデンティティの大きな部分を占めているので、獣耳に暴力を加えることで、ケモミミキャラによりダメージを与えている感じが強くなるのでしょうね。



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最近の動物モノはハイエナ人気だね!『群れなせ!シートン学園』3巻

様々な動物が通う、私立シートン学園。
基本的に同じ動物同士でつるんでいる(群れなしている)ことが多いこの学園ですが、その中で異彩をはなっているのが「料理部」!

元・一匹狼(ぼっち)のランカが部長(自称)を務める料理部は、様々な動物種が集う珍しい部活・・・もとい「群れ」なのです!

しかし、その状況をよく思わない生徒会長が、料理部の廃部を企みますが・・・!

動物ドタバタ学園ラブコメ『群れなせ!シートン学園』の第3巻が12月28日より発売中です!

動物嫌いなのに、なぜかシートン学園に通う希少な「人間」種の間様人(まざま じん)。
ジンが密かに想いを寄せている、クラスのもう一人の人間・牝野瞳(ひの ひとみ)。
ジンに異様に懐いてくる、“群れを作りたい”ぼっちエゾオオカミの大狼ランカ。
超超虚弱体質なのになぜか運動大好きなナマケモノの獣生ミユビ。
う●ちを食べることに究極のグルメを見出してしまったコアラの子守ユカリ。
部活に興味ないと言いつつも、実は部員のみんなと遊びたくてたまらない天邪鬼なラグドールの猫米クルミ。

こういった個性豊かな面々がそろっている料理部ですが、生徒会長の肌野ミキ(ハダカデバネズミ娘)は「ジンが料理部を隠れ蓑にして不自然異種族交流をしている=異種族ハーレムを作ろうとしている!」と考えて、料理部を廃部にしようと画策してきます!

廃部の危機に、料理部のメンバーはいかに立ち向かうのか!?

※ ※ ※

1、2巻を経て、料理部メンバーのキャラ立ちが凄まじくなっていて、最初に読んだときは始めから最後まで笑いが止まりませんでした!

ミユビがものすごく素早くなる(※ナマケモノ比)第17話は、もうツボに入ってやばかったです。
あと、生徒会メンバー(ハダカデバネズミ)vsクルミの場面の、クルミの喜びっぷり(尻尾がめっちゃ立ってる)も可愛くて良かった!

本作は多種の動物を擬人化する作品の中でも、『DNAは教えてくれない』と同じく「動物同士のコミュニケーションに関するウンチク」に重点が置いた作品なのだろうと考えていましたが、料理部と対立する生徒会の動物種を、哺乳類で数少ない真社会性(蜂や蟻のように女王を中心とした社会を作る)動物の「ハダカデバネズミ」にしているところが巧いなあと感じました。
異種族で仲良く(?)している料理部とは、全く正反対な社会を作る動物を対立軸に持ってきているわけですね。


※ ※ ※

第14話の男勝りなブチハイエナ娘・イエナのエピソードを見て、今更ながらこの作品が「オス⇒全ケモ」「メス⇒ケモミミ娘」という描かれ方をしていることに気づきました、、、

だから顔(頭)を見ただけでイエナがメスだってわかっちゃうわけだね、、、(まあ彼女は体つきもわりと女の子っぽいのですが)
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『群れなせ!シートン学園』3巻P45(山下文吾/Cygames)

『このはな綺譚』みたいにケモミミ娘と全ケモのキャラクターが入り混じる作品は時々あったりしますが、本作のような方針で描かれている作品は珍しいかも。


ブチハイエナ娘は『けもっ娘ど~ぶつえん!』にも『けものフレンズ』にも登場しています。
最も大きいハイエナ種ということで、どの作品でも「強気」属性が付与されている感じがありますが、それぞれでわりと描かれ方が違っているので比較してみると面白いと思います!

それにしても、一昔前はハイエナってあまり人気の無い動物だったのに、最近はよくネタにされているように感じます。
・・・やっぱりこの『シートン学園』でも描かれているあのネタが、とある属性と似ている点が好まれているんですかね・・・。



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