ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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狼耳

「ご主人様、犬どもをやっつけてきたです! わふ」(by狼少女)『アラフォー社畜のゴーレムマスター』1巻

過労死したアラフォー社畜が異世界のエルフに転生!
でも、社畜生活が長くてなかなか前世の感覚から抜け出せませんが・・・。
今度こそホワイトな人生を送ることができるのか!?
『小説家になろう』発の『アラフォー社畜のゴーレムマスター』、単行本版1巻が5月29日より発売中です!

アラフォー世代の松田毅はブラックな警備会社の名ばかり支社長として、サビ残休日出勤当たり前、三年間ほぼ無休で働き続けた結果、心不全を起こして死んでしまいます。

彼は死後の世界で、豪華絢爛で贅沢が鼻につくショーン・コネリー似の自称「神」と取引した結果、神を「楽しませる」代わりに、チート能力を与えられて異世界に転生することになりました。

魔法種族エルフとしての肉体と、イメージをするだけで様々な魔法人形・・・「ゴーレム」を創造し、操ることのできる土魔法のチート能力を手に入れた松田。
彼は右も左も分からない異世界で、意思を持った怪しい杖「終末の杖・ディアナ」と、野盗に囚われていた人狼族の少女ステラに出会い、理想のホワイト生活を求めて旅立ちます!

理不尽な上司が、理不尽な「神」に代わっただけの異世界で、果たして松田は新しい人生を切り開けるのか?

※ ※ ※

異世界に転生してチートな能力を持っても、主人公・松田の社畜視点(日本的平社員の考え方)が貫かれているのが他の異世界転生ものとの大きな違いです。

こちらの現実世界では平凡な人間という設定でも、異世界でチートな能力を身につけることで思考・態度がリーダー風になっていくキャラは結構いるんですが、松田は『走れメロス』のメロス的な「難しいことはよく分からないが、人を虐げる奴はとにかく許せない」といった激情が行動基準になっています。

あと松田の年齢が(こういう設定の小説としては)高めなので、ヒロインの一人である人狼少女のステラを恋人でも妹でもなく「自分の娘」として見てしまっているのも独特です。

※ ※ ※

はぐれ人狼少女ステラはいつも無邪気に「わふわふ」言って松田になついている、狼というよりワンコな少女です。
かなり好戦的で、向こうみずに敵に襲い掛かろうとするところを松田に止められることもしばしば。

少し変わっているのが、人狼族は通常の食事以外に魔力を摂取する必要があり、魔力を摂取するには「血肉」を直接食べるのが(他に供給魔法などの手段が無い場合は)一番、という設定。その結果、松田の高濃度の魔力を宿した「血」がステラの強力なエネルギー源となるので、ステラが松田から血をすするような場面が見られます。

このあたりはどちらかといえば吸血鬼モノによく見られる設定なのですが、人狼と吸血鬼は言い伝えによっては同族とみなされる魔物なので、人狼娘が血をすするのもアリといえばアリなんですね。



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再開の喜びに、しっぽ振りホロ。『狼と香辛料XV』(コミカライズ版)

獣耳娘に定評のある小梅けいと氏による、『狼と香辛料』のコミカライズ15巻目が5月27日より発売中です!

原作の本編完結巻である16巻に当たる物語が描かれています。あとがきによると次で「大団円」とのことなのでコミカライズも次巻くらいで完結となるのでしょうか。

デバウ商会の内紛に巻き込まれた末、逃げなければならない事態になり、ホロと別れてミューリ傭兵団とデバウ商会No.2のヒルデとともに雪山を越えることになったロレンス。
そんな彼らに追手として、ミューリ傭兵団の数倍の規模を誇るフーゴ傭兵団が迫ります!

しかし、ミューリ傭兵団の団員たちはあまり心配していない様子。お互い知った仲であるので、実際に命のやりとりをすることなく、交渉と雇い主向けのパフォーマンスだけで切り抜けられると踏んでいるようです。

ひとまず安心して事の成り行きを見守るロレンスですが、事態はそう思うようには運ばないのでした・・・!

※ ※ ※

ホロがロレンスと再会してワンコのようにめちゃくちゃ尻尾を振って喜ぶ、といった描写も微笑ましいのですが、小梅けいと氏ならではの艶っぽいホロの脱衣シーンも見所です。
あとがきにも魅力的な半脱ぎホロが描かれていますので、連載を既読の人でも、このあとがきを見るためだけに単行本買う価値がありますよ!

今年3月には小梅けいと氏のホロ画集も出ていますので、ファンの人は買いですよ~

6月発売予定のケモミミなグッズ類 その3

オトメイト×KADOKAWA×マーベラスによる戦国恋愛ファンタジー『戦刻ナイトブラッド』の缶バッチとチャームストラップが6月17日および6月30日に発売予定です!
上杉・武田・真田・伊達勢が人狼種族ですね。伊達軍のイラストを手掛けているのが『十三支演義』の悌太氏、真田軍が『ピリオドキューブ』の黒裄氏なので、ケモミミ描きとしても実力の高いクリエイターがプロジェクトに参加しています。



フェンリルは氷属性らしい。『氷使いは栄光の夢を見る』

氷属性の術を極めすぎて、人ならぬ魔王として封印されてしまった氷使い。
400年後、封印から目覚めた氷使いは、世界から氷属性の術がすっかり失われてしまっている様を目にします。

紆余曲折あって少年の姿に戻った氷使いは、戦術を教える「学園」で400年間のうちに発達した魔法技術を学習・吸収する過程で、妖しい力を使う学生に因縁を付けられることになるのですが・・・。

烏丸鳥丸氏の属性シリーズ第三弾! 『氷使いは栄光の夢を見る』が5月20日より発売中です!

氷属性最強の術師・・・「氷霜の魔王アバランシュ」ことジエロ・アバランシュは400年もの長い封印からついに目覚めました。

彼の封印を解いたのは炎属性の勇者サンライトの子孫。サンライトはジエロを封印した張本人でもあります。
サンライトおよびサンライトの子孫はジエロの本質が悪ではないと考えており、ジエロをサンライトが設立した学園に招くために、封印を解きにやってきたのでした。

力を求めすぎて進む道を誤ったことを自分でも後悔していたジエロは、魔法薬をつかって少年の姿に戻り、あらためて普通の学生としての人生を歩むことになります。

学生に戻った彼が見たのは、400年の技術の発展により指輪サイズにまで小型化・簡略化された様々な魔導具(アーツ)と、世界の氷属性の術がすっかり衰退してしまっている状況。
氷属性の術は魔王となったジエロの悪名のせいで、研究が禁じられていたのでした。

この時代には珍しい氷属性を持つ狼娘フェンリル・ニブルヘイムに、どういうわけか熱い好意を寄せられるようになったジエロですが、彼女の好意はそれなりに受け流して、400年の間に生み出された新たな技術の吸収に集中します。
そんななかで、この時代のどの属性にも属さない妖しい力を使う少年・シャクヤクに因縁をつけられることになるのですが、、、

※ ※ ※

表紙にもなっているフェンリルは狼っ娘ですが、やたら騒がしかったりジエロに構ってオーラを出しているところは、なんとなく犬っぽい感じです。

彼女の名前からして北欧神話のフェンリルが由来だと思うのですが、なぜかフェンリルは(神話上氷に関係する要素は無いはずなのに)氷属性にされていることが多いです。
某大百科では『ヴァルキリープロファイル』のせいとなっているのですが、『真・女神転生』シリーズでもフェンリルは氷属性扱いなので(デビサマとペルソナは違う)、氷っぽいイメージがある魔物といえそうですね。

フェンリルの擬人化は漫画・小説・アプリゲーと最近かなり多く事例がありますので、各作者がどういう風に解釈して擬人化しているかを一度まとめてみたいところ。



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短編集第2弾!狼嫁との夫婦生活ですよ。『狼と香辛料XIX』

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の短編集第2弾です!
賢狼ホロと行商人ロレンスが一つの旅の終着に至った後の、“旅の続きの物語”が描かれる、『狼と香辛料』19巻目が5月10日より発売中です!

2016年末~2017年に『電撃文庫MAGAZINE』に掲載された三つの短編『狼と甘い牙』『狼と花弁の香り』『狼と羊の毛づくろい』と、書下ろし中編『狼と香辛料の記録』の、全四編から構成されています。

『狼と甘い牙』は行商人時代の旅の思い出。
『狼と花弁の香り』は「狼と香辛料亭」にまだミューリとコルが居た頃の思い出。
そして後半二編はミューリとコルが出て行った後、漠然とした不安を抱えているホロの物語。

前巻より湯屋に加わった狼の娘であるセリムについて、ホロが色々と複雑な感情を抱いていたり(同族に対してはわりと人見知りらしい)、あまりにも穏やかで幸せな日々に、ロレンスがいなくなってしまう時が来ることを恐れて不安になってしまったりと、ホロの繊細な感情の揺れ動きが描かれています。

あと四編目の最後で、ホロに関する衝撃的な事実が明らかに。
もしかすると今後、ホロの新たな一面が見られることになるかも・・・。

※ ※ ※

あとがきで支倉氏が『けものフレンズ』について触れていることが本編以上に衝撃でした。
もしけもフレの小説化企画があるなら、支倉氏くらい実力がある方がノベライズしてくれたらいいんだけどなあ。

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