ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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狼耳

お金大好きシグレさん。『けものみち』8巻

人と竜と魔獣の住まう異世界に召喚されたのは、変態的なまでに獣を愛するプロレスラー・ケモナーマスクこと柴田源蔵!

「ペット」という概念がない異世界でペット飼育を普及するべく、ペットショップを開いた彼ですが・・・すでに商売をするよりも、新たな魔獣を探して交流(?)することに熱心になっています。

紆余曲折を経て、ついに源蔵は魔獣の長である「魔王」にアプローチしようと本格的な準備を始めますが、その前哨戦として伝説の・・・というより、"嘘から出たマコト"な大怪獣「クビナガリザードクラーケンギドラ」と対面することになりますが・・・!

『この素晴らしい世界に祝福を!』の暁なつめ氏と、漫画版『バカとテストと召喚獣』のまったくモー助氏&夢唄氏が送る、残念系異世界転移ストーリー『けものみち』。

最新単行本8巻目が好評発売中です!
本来は魔獣を倒すための勇者として召喚されたはずの、プロレスラー「ケモナ―マスク」こと柴田源蔵!

ここにきて、最強の魔獣と噂される「魔王」を捕獲することを、ようやく最終目標として定めた彼は、王家を騙くらかして資金を獲得し、魔族領へ向けて出航します!

魔王捕獲の前哨戦となる、クビナガ(略)ギドラとの対戦に挑む源蔵一行。
しかし、なぜか源蔵は「クビナガ(略)ギドラを口説く」と意気揚々としていて、皆当惑しまくりますが・・・。

『けものみち』史上、最大の激戦が繰り広げられる8巻目です!

※ ※ ※

カーミラの描いたアホみたいな落書き「クビナガ(略)ギドラ」が、超カッコいいモンスターとして実際に登場します。

一見激しいバトルが繰り広げられるのですが、よくよく見ると源蔵は魔獣に無差別の愛を振りまいて全然攻撃してませんし、カーミラはあっという間に自滅するし、花子は食べ物につられていなくなるし、シグレは金目の物を追いかけているしで・・・いつもの「けものみち」メンバーの残念感が漂っています。

とりあえず「どうして人間なんかに戻したんだ!!」という源蔵の叫びには、ケモミミ好きとしても同意する部分があるかも。
(参考:「人間になりたいケモミミキャラのジレンマ」

※ ※ ※

今回の狼っ娘シグレさん。
王家からの資金援助を獲得した源蔵。その大金の入ったかばんを嬉しそうに抱きしめているシグレ。
表情だけでも喜んでいるということは分かりますが、尻尾をさり気なく振っているところが本当に嬉しいんだなあと思わせてくれます。
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『けものみち』8巻P42(まったくモー助・夢唄/原作・暁なつめ/KADOKAWA)


普通の人間キャラだと、表情以外に「(通常よりも)嬉しい」ことを漫画で表現するには、効果線を追加する以外に方法がないのですが、ケモミミキャラだと尻尾や獣耳で「(通常よりも)嬉しい」が表現できるのですよね。

ケモミミヒーローは多いけど、ケモミミ怪人は意外と少ないかも。『怪人開発部の黒井津さん』1巻

世界征服を狙う「秘密結社アガスティア」で、日夜、強力な怪人を生み出すべく努力している黒井津さん。
彼女を悩ませるのは敵対するヒーロー・・・!
・・・ではなく、予算不足、徹夜の企画書作成、胃の痛むプレゼン、そしてわからずやの上層部!?

怪人開発現場のままならない日常を描く秘密結社コメディ『怪人開発部の黒井津さん』の初単行本が好評発売中です!
黒井津燈香(くろいつとうか)は秘密結社アガスティア・怪人開発部に属する開発助手。

彼女は、
理想を追い求めるばかりで全然まともに企画をしない博士(直属上司)、
常に不足している予算、
無慈悲な期限、
そして、その場の思いつきでプロジェクトをひっくり返す上層部に日々悩まされながら、
敵対するヒーロー「剣神ブレイダー」に対抗できる怪人をなんとか実用化しようと、社内を東奔西走しています。

彼女は今日も、後輩のウルフ君とともに、当初の企画とは全く違うけれどとりあえず動作する怪人をでっち上げて 完成させて、剣神ブレイダーとの戦いに挑む・・・もとい、給与査定を乗り越えるために戦うのでした!!

※ ※ ※

ストパンの超カッコいいコミカライズ『ストライクウィッチーズ 第501統合戦闘航空団』を描いた水崎弘明氏のオリジナル作品ですね。
それだけあって、コメディ作品ながら、戦闘シーンは非常に緊張感があって派手です!
いわゆるお仕事漫画ですが、ブラック労働モノではありません。
(秘密結社アガスティアは仕事の進め方は拙いですが、福利厚生・労働管理はかなりホワイトです)
メーカーの開発現場あるあるをヒーロー物の怪人開発という形で皮肉ったコメディですね。

『US-2救難飛行艇開発物語』の中で描かれる様々な無茶ぶりや部門間軋轢を、ギャグと萌えと秘密結社ヒーロー物に変換したら、この『黒井津さん』になるかなあ、という感じ。
※ ※ ※

ケモミミキャラとしては、アガスティアの狼怪人であるウルフ君ことウルフ・ベートと、ライバル秘密結社のブラックロアに属する宇宙猫怪人エルバッキーが登場します。

変身ヒーロー物に登場するケモミミキャラは多いですが、意外と敵側の怪人として登場するパターンは少なめです。
『バトラビッツ』『キリカC.A.T.s』のようにヒーロー側で登場しているパターンが多い傾向。
美少女ゲームでなら2003年『レベルジャスティス』で狼耳怪人(冥獣ウォルフハーゲン)が登場している例がありますね。

ウルフ君の面白い所は、もともとは男の獣人として計画されたのに紆余曲折あって最終的に体が女の子のものになってしまうところ。疑似的なTS(トランスセクシャル)キャラとしての特徴を有しています。

あと、ウルフ君は男の子女の子どちらの姿でも、服装を一切変えないところが興味深いところ。
彼(彼女?)の格好、男の子の姿で着ていると男っぽい服装に見えるし、女の子の姿で着ていると女っぽい服装に見えるのが面白いのです。
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『怪人開発部の黒井津さん』1巻P21(水崎弘明/フレックスコミックス株式会社)


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一匹狼の不良娘とホンモノの狼娘の攻受逆転関係『ヤンキー×ジャーキー』1巻

誰にも従わず、孤高を貫いている一匹狼の不良娘。
そんな彼女の前に、本物の狼の耳と尻尾の生えた人狼娘が現れますが・・・!

狼な女の子たちの奇妙な関係を描く『ヤンキー×ジャーキー』の初単行本が12月25日より発売中です!

孤高の不良娘・鬼塚愛羅の前に現れた、大人しい少女・大神るう。

彼女は「実は先日助けてもらった狼である」と言って、愛羅の前で狼に変身してみせます
愛羅はそんな大神るうを見て、自分の感情が抑えられなくなります。
なぜなら、愛羅は無類の動物好きであり、狼姿のるうをモフりたくてたまらなくなったためです!

何者も恐れない、誰からも恐れられる不良(ヤンキー)のはずなのに、狼姿のるうの前でデレデレする姿を見せてしまった愛羅は、るうを口止めしようとしますが・・・!

※ ※ ※

攻め受けが頻繁に入れ替わるガールズラブ漫画です。

るうは愛羅と特別な関係になりたいと思っていますが、愛羅はるうのことを「可愛いモフモフな動物」もしくは「子分」と思っていて、そこですれ違いが生まれています。

一方で、恋愛面ではるうがやたらと積極的であり、愛羅が戸惑わされる場面も多数。

狼系な女子同士の、ゆらゆら揺れるバランス関係を見たい人におススメの作品です!

※ ※ ※

今回気になったコマ。

ケモミミ漫画の作画上の問題点として、「獣耳がコマ中に収まりきらなくなる」問題があります。
特にコマ割りが制限される四コマ漫画では、顕著な問題になりがちです。

本作ではわりとるうが耳をぺたっと倒している場面をよく見ます。
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『ヤンキー×ジャーキー』1巻P76(由井ひな子/芳文社)


るうが人狼化している場面では二コマを使ったりして、本作、できるだけるうの狼耳を見せようとする意図を感じますね!



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ミューリも狼だから・・・!『新説 狼と香辛料・狼と羊皮紙(コミカライズ版)』2巻

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の新シリーズ!
賢狼ホロの娘・ミューリと、成長した聖職者見習いコルが新たな旅を始める、『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』のコミカライズ版2巻が10月24日より発売中です!

単行本2巻は、原作1巻の中盤~クライマックス直前までの内容が収録されています。
原作1巻を漫画3巻分で描くペースで、かなり丁寧に描かれている印象です。

河口の交易都市アティフにおいて、ウィンフィール王国の王子ハイランドに協力することを同意した青年コル。

聖典を口語訳するという事業をもって、「十分の一税」といった現世的利益追求に染まってしまった教会との対立姿勢を明確にします。

本来は神の正しい教えを広め、教会の姿勢を正すことを目指していたコルですが、どうも世間では暴利をむさぼる教会を叩いてくれる庶民の味方、といった短絡的な認識をされている様子。

正しい教えを広めたいという目的からすでに乖離していることを、世間の動静に通じた狼娘ミューリにたしなめられてしまうコルですが・・・。

※ ※ ※

今回も“絵になっているからこそ”の見所が多数あります。

ミューリが宮廷の行政官見習いに男装した姿は、ケモミミのあるなしにかかわらず超カッコいいですし。(とても中性的というか、美少年っぽさが凄い)

「格好は大事」というミューリの決めセリフが実感できます。

※ ※ ※

今回着目したのは下のコマ。
ミューリが尻尾を立てて、膨らませて怒っている。
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『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』コミカライズ版2巻P60(日鳥・支倉凍砂・文倉十/KADOKAWA)


ネコキャラは尻尾を立てて膨らませるのが「怒っている」仕草だと一般化されていますが、犬科の場合、尻尾を丸めるように立てるのは狼および狼の血の濃い犬が怒ったときにする仕草らしいです。

ミューリも狼なので、尻尾を丸めるように立てているのは自然なわけですね。

赤頭巾と吸血鬼と狼娘の関係性について。『恋する狼とミルフィーユ』1巻

《狼女》の異名を持つ喧嘩屋女子高生が出会ったのは、本物の狼女!?

本物の狼娘との出会いにより、女子高生の運命が大きく変わる!
狼×狼のガールズラブ・バトル漫画『恋する狼とミルフィーユ』の初単行本が9月26日より発売中です!

蘇芳麻綾(すおうまあや)は、常人離れした格闘能力を持つ女子高生。
中学生時代は日々喧嘩が絶えず、地域一帯の不良を叩きのめして仕切っていましたが、高校生になってからは「一般的な日常」を求めて、努めて「普通の女子高生」になろうとしていました。

しかし、突然ビルの上から落下してきた赤頭巾の娘・・・アカネを助けたことで、麻綾は再び非日常の世界に足を踏み入れることになります。

父母を喰い殺した「狼」に復讐するのだと語るアカネ。
けれども彼女の頭にも、紛うことなき狼の耳が生えているのでした。

物語は謎をはらみながら、少しずつ進んでいきます・・・。

 ※ ※ ※

麻綾とアカネ、強い運命で結ばれた二人の戦いを描く、ガールズラブ色の強いバトルファンタジー漫画です。
狼娘と人間、という組み合わせの場合、カップル内では狼娘がリードするパターンが多いですが、本作は人間の麻綾がアカネをリードしている点が独特です。

その関係で、アカネは狼というより忠犬っぽい印象を受けます。

 ※ ※ ※

童話の赤ずきんモチーフのキャラが狼娘化するのは、狼耳作品ではそれなりの例がありますが、狼娘化した赤ずきんがさらに吸血鬼化する、というパターンも時々見られます。

代表例は『月輪に斬り咲く』の紅頭巾と、『オニマダラ』のメイリィ。

月輪に斬り咲く (2) (バーズコミックス)
丸山朝ヲ
幻冬舎コミックス
2013-03-01

オニマダラ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
黒谷シュウジ
集英社
2017-03-03

赤ずきんと吸血鬼はそれぞれ狼と関係があり、「狼」という共通のキーワードを通じて、赤ずきんと吸血鬼が融合したキャラが生まれるようです。

本作『恋する狼とミルフィーユ』においても、赤頭巾の狼娘アカネはある種の吸血衝動のようなものを持っています。
ただ、本作の場合は単にアカネが麻綾の体をペロペロ舐めているだけ(血を吸うのではなく)というシーンもあるのが面白いのです。
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『恋する狼とミルフィーユ』1巻P48(うがつまつき/KADOKAWA)


イヌ科の動物としての性質と吸血鬼としての性質が合体した結果、麻綾の傷をちゅっちゅっと舐める行為に及んでしまうというのは、かつてないアイデアでとても興味深いです。

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