ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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狼耳

狼娘に迫られる調教師の運命は!?『調教師は魔物に囲まれて生きていきます。』1巻

田舎の牧場で馬や牛を相手に平凡な生活をしていた調教師。

魔獣フェンリルとの出会いにより、彼の運命は一変します!

小説家になろう発の、人外娘たちとの冒険ノベル『調教師は魔物に囲まれて生きていきます。』の初単行本が11月15日より発売中です!



リュウは田舎の牧場で「調教師」の仕事を務める17歳の青年。
調教師に特になりたかったわけでもなく、「教会が人物を見極めて職業を決める」というこの世界の慣例にしたがって調教師になったにすぎません。

リュウの二人の幼馴染はそれぞれ「勇者の卵」と「魔術師」の適正を見出され、広い世界に旅立って活躍しているという話を風のうわさで聞きます。しかし、リュウはもはや自分とは関わりのない世界のことだと諦観して、馬と牛の世話に明け暮れる毎日を送っています。

そんなある日、彼は猟師の罠にかかっていた美しい狼を助けてやります。普段なら家畜の天敵である狼を見逃したりはしないのですが、その狼は殺すには惜しいほどの美しさだったため、リュウはつい助けてしまったのです。

後日、その狼がリュウのところにやってきて、なんと人語で彼に語り掛けてきます。どうやらその狼はただの獣ではなく「魔獣」だったらしく、彼女(その狼は女の子!)との出会いにより、リュウの運命は大きく変わっていくことになります・・・!

※ ※ ※

単行本1巻ではWeb版の『始まり』から『龍皇国』までの話が収録されています。
実のところ、本作がより面白くなるのは単行本の収録分より後の話からですね。
リュウが伝説の魔獣たちを従える調教師として成長していき、ずっと先を走っていた勇者と魔術師の幼馴染に追いついていく、という所が物語の軸になっていて、そのあたりが描かれるのが単行本の収録分より後になっているので。

※ ※ ※

リュウと親密になる魔狼フェンリルのお嬢さんは、例のごとく人型に変身して、狼耳尻尾のついた女の子の姿になります。耳と尻尾が出ているのは、まだ変身術が不十分だということもあるようですが「出しておかないと落ち着かないのよ」という話。

妖怪娘漫画『あやかしこ』でも「ケモミミは飾りとして付いている(機能としては必要ない)」という例がありましたが、本作もそれに近いパターンのようです。

ケモミミと尻尾があるだけで女の子が超絶可愛くなるので、やっぱり耳と尻尾は最重要ですね!



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「相手をして欲しいのなら尻尾の一つも生やしてこい!!」( byケモナ―マスク)『けものみち』2巻

獣人もいる異世界に召喚されたのは、変態的なまでに獣を愛するプロレスラー!
あまりにも変すぎて召喚者からも見捨てられたプロレスラーは、「ペット」という概念がない異世界でペットショップを開くことにしますが・・・。

『この素晴らしい世界に祝福を!』の暁なつめ氏と、漫画版『バカとテストと召喚獣』のまったくモー助氏&夢唄氏が送る、残念系異世界転移物語『けものみち』。単行本2巻目が10月26日より発売中です!

異世界に召喚されたプロレスラー「ケモナ―マスク」・・・本名・柴田源造は王国を脅かす魔獣と闘うことを拒絶し、ペットを飼うという概念の無いこの世界で「ペットの魔獣」を普及するべく、異世界初のペットショップ「けものみち」を開店しました。

しかし、源造がペットを手放したがらなくて商売になってない状況に、店員の狼少女シグレは常々あきれ顔。
なぜか店に居候している竜人・花子&吸血鬼カーミラも商売より日々を楽しく暮らすことに熱心です。

今回も街を騒がすヴァンパイア?の謎に迫ったり、街に襲来したワイバーンに(動物好き的興味から)アプローチしようとしたりと、商売と関係ないことにばかり首を突っ込んでいる源造&「けものみち」メンバーですが・・・。

※ ※ ※

相変わらず残念な性格の登場人物たちがシュールな日常を繰り広げる、いつもの暁なつめ作品です。

かなり変態的ではありますが、獣耳や角や尻尾といった動物的特徴の無い人物には全く興味を示さない源造の感性は、ケモミミ好きの人にはわりと共感できるところも多いのでは?
彼はモフモフしたほ乳類・鳥類以外の爬虫類・両生類も分け隔てなく愛するようで、動物好きの鑑でありますね!

※ ※ ※

本作では一番の常識人である狼少女のシグレ。
普段は冷静なツッコミ役といったところなのですが、今回、凶悪なワイバーンを見に行く源造に無理矢理付き合わされるシーンで、冷静さを失ってガチで怯えています。
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『けものみち』2巻P90(まったくモー助・夢唄/原作・暁なつめ/KADOKAWA)


耳を思いっきり伏せて、尻尾を股の間に巻き込んでいます。彼女、過去のピンチな時でもこれほどの様子になることは無くて、今回相当怯えているのがよく分かります。

獣耳キャラはこういう「本気で怯える様子」を描写する時、獣耳や尻尾の動きをプラスアルファとして加えることができるので有利ですね。

人外少女と人間少女は真剣なお付き合いを・・・。『デミライフ!』2巻

「デミ」と呼ばれる、超自然の力が顕現した魔獣・魔物の一種が人間社会に混じって暮らしている世界。
デミの女の子ばかりが通う学園に入学した人間の少女は、とあるデミの少女にこれまでにない感情を持ってしまいますが・・・!

人外と人間、少女同士の淡い恋を描く『デミライフ!』。
完結編2巻が9月15日より発売中です!

広大な山野に築かれた「デミ」と人間の共学校「私立上州学園」に入学した少女・東愛香(あずままなか)。

女子寮「いなり寮」に入ることになった愛香は、その寮の生徒が自分以外みんな「デミ」であることに気づきます!

犬のような耳と尻尾の生えたちまっこい狼っ子「月見麻耶」。
料理上手だし物腰も柔らかだけど、とにかく近くにいると寒い雪女「水上雪枝」。
ツンツンして人当たりは悪いけれど実は寂しがり屋の人魚「瀬戸あゆね」。
ナルシストが過ぎてかなり変な雰囲気になっている吸血鬼の先輩「浦堂栞」。
そして、寮母さんである妖狐の「万座陽子」。

みんな一癖も二癖もある女の子ばかりでしたが、もともと人当たりの良い愛香はあっさり仲良くなります。

そして・・・だいぶ学園生活にも慣れてきた頃、愛香は雪枝に単なる友情とは違う、強い感情を抱いていることに気づきますが・・・。

※ ※ ※

1巻はまだ女の子同士の緩いスキンシップといった雰囲気が強かったのですが、2巻は愛香と雪枝の間の感情が強くなったことで、他の女の子たちとの関係も大きく変化していきます。

これまで妹・・・というか愛玩動物的に見てきた人見知りな狼っ子の麻耶とも、少しドキッとするような場面が。
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『デミライフ!』2巻P63(黄井ぴかち/一迅社)


満月の夜に人格が変化し、やたら積極的な「麻由」の人格になった麻耶。
麻由が愛香にキスする!のかと思ったら、鼻と鼻をちょんと合わせてコミュニケーションをとっただけなのでした。

最近、ケモミミ漫画で時々見かけるのがこのような「お互いの鼻と鼻を合わせる」仕草。
『群れなせ!シートン学園』でも、猫娘クルミが鼻を合わせる仕草をしていました。
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『群れなせ!シートン学園』1巻P133(山下文吾/Cygames)


「鼻合わせ」は犬科も猫科も行うようですが、こういう描写は少なくとも2~3年前のケモミミ漫画では見られませんでした。
おそらく、実際の動物をよく観察した上でケモミミキャラを描く作者が多くなったので、こういう本物の犬猫っぽい仕草が出てくるようになったのだと思います。



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「私は尻尾を洗わないといけないもの。」(by狼娘)『狼と羊皮紙』3巻

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の新シリーズ!

賢狼ホロの娘・ミューリと、成長した聖職者見習いコルの新たな旅を描く『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』3巻目が9月8日より発売中です!

本格的に聖職者になることを目指して、「狼と香辛料亭」のある温泉地ニョッヒラを旅立った青年コル。
厳しい自己研鑽の旅のはずだったのですが、どういうわけかホロとロレンスの娘、齢十そこそこの半狼の娘ミューリがついてきました。
親にも言わずに勝手に家出してきたのかと思えば、どうやら母親ホロの公認の様子。

「兄様(コル)のお嫁さんになる」と本気で言い寄ってくるミューリに、聖職者志望(※妻帯できない)のコルは常々頭を抱えています。

そんなコルとミューリの小さな関係をよそに、世界は今、教会の課す「十分の一税」の是非を巡って、教皇庁と島国ウィンフィール王国が対立している真っただ中。

ウィンフィール王国の王族ハイランドの正義を信じて王国に味方することにしたコルは、前回の旅で北の島嶼地域の「海賊」たちの協力をとりつけることに成功しました。

船で帰路についたコルとミューリは、突然の嵐に巻き込まれ、予定にはなかったウィンフィール王国北部の港町デザレフに寄港します。

教皇庁から「聖務停止」の命が出されたことで教会が機能しなくなり、日々の聖別や結婚式・葬式ができなくなっている港町デザレフの現状を見たコルは、少しでも人々の役に立てばと(いわばもぐりの)聖職者行為を始めるのですが・・・。

そうやって町の事情に深入りしてしまったコルに、とある人物がアプローチしてくるのでした、、、

※ ※ ※

今回は『狼と香辛料』っぽい商売に関するトリックが中心に話が推移していきます。

そしてついに、大航海時代の始まりのような話が出てきました。
大洋の果てにある陸地まで航海する、というのは、この世界の普通の人々からするとまだ荒唐無稽な話のようですが、決して不可能ではないかもしれないところまで技術・文化が成熟しつつある世界の雰囲気が強く感じられて、これぞファンタジー!というかロマンあふれる話になっていて、本当に読んでいて面白いです。

※ ※ ※

狼娘のミューリは、相変わらずよく食べてます。
前回は魚料理ばかりだったので、今回は肉をめちゃくちゃ食べてます。本当に美味しそう。

このシリーズ、食物・飲物を美味しそうに描くのが巧いんですよね。(『狼の香辛料』のアニメ版も、そこらの料理アニメに負けないくらいに美味しそうな食べ物を見せるのにこだわっていた感があります)

それ以外では、これもこのシリーズ恒例になっている湯浴みシーンが出てきます。
ミューリが尻尾を洗いにくそうにしているのが可笑しかったり。

漫画『もののけ☆しぇありんぐ』でも、妖狐のよーこが尻尾の手入れをするのに非常にやりにくそうな姿勢になっていたりしましたが、狼や狐みたいなフサフサ尻尾をもつケモミミ娘にとって、「自分で」尻尾を手入れする、という事は永遠の課題なのかもしれません。

獣人と妖精のいる日常。『ポーション、わが身を助ける』4巻

ポーションを作る特殊能力だけでなんとか異世界生活を切り抜けてきた女子高生のカエデ。
元の世界へ帰るためのたった一つの手がかり――カエデのポーション作りの秘訣である「レシピ本」の謎を巡って作者を探す旅を始めることになりますが・・・。

世界を救ったり英雄になったりはしないけれど、普通の女子高生と狼獣人と妖精が精いっぱい冒険する異世界転移ファンタジー『ポーション、わが身を助ける』の4巻目が8月31日より発売中です!

現代日本から、獣人や妖精がいる異世界へと転移してしまった女子高生のカエデ。
彼女はなぜか最初から持っていた「レシピ本」に書いてあったポーションのレシピを使ってポーションを作り、それを売ることによって、どうにかそれなりの生活ができるまでになりました。

大柄な狼獣人の女奴隷・カルデノを護衛として迎えたり、希少種族の妖精カスミと出会ったりと、異世界の生活もだいぶ充実してきてはいます。

しかし、カエデは日本に帰りたいという気持ちを忘れたわけではありませんでした。

前回、カエデの持っていたレシピ本が普通の人には内容を読むことができない「隠匿書」であることが判明しました。
このレシピ本の作者ならば、日本に帰る方法を知っているかもしれない・・・。
そう考えて、現在、隠匿書を作ることのできる三人の人物のうち、レシピ本を作った可能性の高い二人に会いに行くことを決心したカエデ。

その過程で、カルデノ、カスミとの関係にも転機が訪れるのでした。

※ ※ ※

カルデノの過去と、奴隷解放に関わる重要なエピソードが収録された4巻です。

物語のあらすじだけ書くとスタンダードな異世界ファンタジーといった感じなのですが、文体や雰囲気に独特のものがあります。
派手な冒険譚からは離れた、ごく普通の人たちを描写している落ち着いた感じというか・・・ややカラーは違いますが『くまクマ熊ベアー』を初めて読んだ時の感覚に似ています。


※ ※ ※

カルデノは身長190センチくらいある大柄な狼女ですが、物静かで知的な雰囲気もある頼れるお姉さんといったタイプの人物です。

最近の狼耳キャラで見逃せない傾向は、「大柄」という特徴を持つ狼耳キャラを(女性でも)しばしば見かけること。

『ねじけもの』の縣(あがた)や『群れなせ!シートン学園』のランカのお姉さんが、「大柄」という特徴を持つ狼女キャラでした。




狼耳キャラは、犬耳や狐耳といった他のイヌ科獣耳とキャラ特性がかぶる部分があるため、独自の特徴をつけようとしたときに「大柄」という要素にたどり着くのかもしれませんが・・・これは今後出版される様々な作品を観察して、結論づけたいところですね。



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