ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

狼耳

一匹狼の不良娘とホンモノの狼娘の攻受逆転関係『ヤンキー×ジャーキー』1巻

誰にも従わず、孤高を貫いている一匹狼の不良娘。
そんな彼女の前に、本物の狼の耳と尻尾の生えた人狼娘が現れますが・・・!

狼な女の子たちの奇妙な関係を描く『ヤンキー×ジャーキー』の初単行本が12月25日より発売中です!

孤高の不良娘・鬼塚愛羅の前に現れた、大人しい少女・大神るう。

彼女は「実は先日助けてもらった狼である」と言って、愛羅の前で狼に変身してみせます
愛羅はそんな大神るうを見て、自分の感情が抑えられなくなります。
なぜなら、愛羅は無類の動物好きであり、狼姿のるうをモフりたくてたまらなくなったためです!

何者も恐れない、誰からも恐れられる不良(ヤンキー)のはずなのに、狼姿のるうの前でデレデレする姿を見せてしまった愛羅は、るうを口止めしようとしますが・・・!

※ ※ ※

攻め受けが頻繁に入れ替わるガールズラブ漫画です。

るうは愛羅と特別な関係になりたいと思っていますが、愛羅はるうのことを「可愛いモフモフな動物」もしくは「子分」と思っていて、そこですれ違いが生まれています。

一方で、恋愛面ではるうがやたらと積極的であり、愛羅が戸惑わされる場面も多数。

狼系な女子同士の、ゆらゆら揺れるバランス関係を見たい人におススメの作品です!

※ ※ ※

今回気になったコマ。

ケモミミ漫画の作画上の問題点として、「獣耳がコマ中に収まりきらなくなる」問題があります。
特にコマ割りが制限される四コマ漫画では、顕著な問題になりがちです。

本作ではわりとるうが耳をぺたっと倒している場面をよく見ます。
photo_1767










『ヤンキー×ジャーキー』1巻P76(由井ひな子/芳文社)


るうが人狼化している場面では二コマを使ったりして、本作、できるだけるうの狼耳を見せようとする意図を感じますね!



萌え ブログランキングへ

ミューリも狼だから・・・!『新説 狼と香辛料・狼と羊皮紙(コミカライズ版)』2巻

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の新シリーズ!
賢狼ホロの娘・ミューリと、成長した聖職者見習いコルが新たな旅を始める、『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』のコミカライズ版2巻が10月24日より発売中です!

単行本2巻は、原作1巻の中盤~クライマックス直前までの内容が収録されています。
原作1巻を漫画3巻分で描くペースで、かなり丁寧に描かれている印象です。

河口の交易都市アティフにおいて、ウィンフィール王国の王子ハイランドに協力することを同意した青年コル。

聖典を口語訳するという事業をもって、「十分の一税」といった現世的利益追求に染まってしまった教会との対立姿勢を明確にします。

本来は神の正しい教えを広め、教会の姿勢を正すことを目指していたコルですが、どうも世間では暴利をむさぼる教会を叩いてくれる庶民の味方、といった短絡的な認識をされている様子。

正しい教えを広めたいという目的からすでに乖離していることを、世間の動静に通じた狼娘ミューリにたしなめられてしまうコルですが・・・。

※ ※ ※

今回も“絵になっているからこそ”の見所が多数あります。

ミューリが宮廷の行政官見習いに男装した姿は、ケモミミのあるなしにかかわらず超カッコいいですし。(とても中性的というか、美少年っぽさが凄い)

「格好は大事」というミューリの決めセリフが実感できます。

※ ※ ※

今回着目したのは下のコマ。
ミューリが尻尾を立てて、膨らませて怒っている。
photo_2000








『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』コミカライズ版2巻P60(日鳥・支倉凍砂・文倉十/KADOKAWA)


ネコキャラは尻尾を立てて膨らませるのが「怒っている」仕草だと一般化されていますが、犬科の場合、尻尾を丸めるように立てるのは狼および狼の血の濃い犬が怒ったときにする仕草らしいです。

ミューリも狼なので、尻尾を丸めるように立てているのは自然なわけですね。

赤頭巾と吸血鬼と狼娘の関係性について。『恋する狼とミルフィーユ』1巻

《狼女》の異名を持つ喧嘩屋女子高生が出会ったのは、本物の狼女!?

本物の狼娘との出会いにより、女子高生の運命が大きく変わる!
狼×狼のガールズラブ・バトル漫画『恋する狼とミルフィーユ』の初単行本が9月26日より発売中です!

蘇芳麻綾(すおうまあや)は、常人離れした格闘能力を持つ女子高生。
中学生時代は日々喧嘩が絶えず、地域一帯の不良を叩きのめして仕切っていましたが、高校生になってからは「一般的な日常」を求めて、努めて「普通の女子高生」になろうとしていました。

しかし、突然ビルの上から落下してきた赤頭巾の娘・・・アカネを助けたことで、麻綾は再び非日常の世界に足を踏み入れることになります。

父母を喰い殺した「狼」に復讐するのだと語るアカネ。
けれども彼女の頭にも、紛うことなき狼の耳が生えているのでした。

物語は謎をはらみながら、少しずつ進んでいきます・・・。

 ※ ※ ※

麻綾とアカネ、強い運命で結ばれた二人の戦いを描く、ガールズラブ色の強いバトルファンタジー漫画です。
狼娘と人間、という組み合わせの場合、カップル内では狼娘がリードするパターンが多いですが、本作は人間の麻綾がアカネをリードしている点が独特です。

その関係で、アカネは狼というより忠犬っぽい印象を受けます。

 ※ ※ ※

童話の赤ずきんモチーフのキャラが狼娘化するのは、狼耳作品ではそれなりの例がありますが、狼娘化した赤ずきんがさらに吸血鬼化する、というパターンも時々見られます。

代表例は『月輪に斬り咲く』の紅頭巾と、『オニマダラ』のメイリィ。

月輪に斬り咲く (2) (バーズコミックス)
丸山朝ヲ
幻冬舎コミックス
2013-03-01

オニマダラ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
黒谷シュウジ
集英社
2017-03-03

赤ずきんと吸血鬼はそれぞれ狼と関係があり、「狼」という共通のキーワードを通じて、赤ずきんと吸血鬼が融合したキャラが生まれるようです。

本作『恋する狼とミルフィーユ』においても、赤頭巾の狼娘アカネはある種の吸血衝動のようなものを持っています。
ただ、本作の場合は単にアカネが麻綾の体をペロペロ舐めているだけ(血を吸うのではなく)というシーンもあるのが面白いのです。
photo_1725














『恋する狼とミルフィーユ』1巻P48(うがつまつき/KADOKAWA)


イヌ科の動物としての性質と吸血鬼としての性質が合体した結果、麻綾の傷をちゅっちゅっと舐める行為に及んでしまうというのは、かつてないアイデアでとても興味深いです。

ケモミミ種族の入浴習慣!『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』3巻

ハカバ青年は「魔界」の言語とコミュニケーションを研究するフィールドワーク学者。
ついに魔界の秘境「ウタツ」までやってきましたが・・・会話どころか、何をやっているのかさえ推察困難な、異質極まる異種族との交流に、ハカバ青年は全力で挑みます!

ファンタジー世界の異種族間コミュニケーションについて、学術的な面から本格的に描いた漫画『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』の3巻目が9月4日より発売中です!

魔界の冬季の避寒地域、火山地帯の真っただ中にある「ウタツ」に到着した若き言語学者の卵・ハカバ青年。
すでに寒さ厳しく、冬の到来が感じられる時節で、きちんと風雪をしのげる小屋かキャンプが無いと命の危険すらありうる状況です。

ここまで魔界の住人たちとの通訳を担っていたワーウルフの子供・ススキでも、流石にこのあたりまで来ると他の種族とまともにコミュニケーションすることができません。

風雪をしのぐ「住処」づくりに奔走するハカバですが、なぜか資材を他の種族に勝手に持っていかれてしまったり、いきなりたくさんの種族が「住処」の中に入ってきたりと、もはや何が起きているのかさえ理解できない、混沌とした状況が続きます。

そんな中で、言葉が全く通じない魔界の種族と、どうにかコミュニケーションする手段をひとつだけ見つけますが・・・。

※ ※ ※

今回は言語よりも、習慣や価値観の違いに狙いを絞ったエピソードが展開されます。

「人のモノを勝手に持っていく」ことに関するハカバ青年(≒読者)と、魔界の種族との価値観のすり合わせがなかなか面白いのです。

最初は戸惑っているハカバですが、混沌とした中で徐々にやれることやるべきことを見極めて、現地の生活に馴染んでいくところが凄いのです。
なかなか真似できない適応力だよね~

※ ※ ※

今回注目した描写。
ススキを温泉に入れよう(そして洗おう)とするハカバですが、ススキは湯に入るのを嫌がりすぎて完全に硬直してしまいます。
photo_1708













『ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~』3巻P16(瀬野反人/株式会社KADOKAWA)


風呂に入るの嫌いな犬猫の習性を、ケモミミさんも受け継いでいることが多いですが、ススキも狼系なので、湯で体を洗うのは苦手みたいですね。

でもこの場面、ススキが苦手なりにハカバと同じ行動をしようと努めている場面なので、なかなか健気で萌えるものがあるのです!

ちょっと気になったのが、入湯時のススキの格好。
ハカバや他の温泉好き魔界種族はほぼ裸なんですが、ススキだけ下着っぽいのをつけているのは女の子だから?

あと、ススキの普段毛皮のワンピースに隠れている部分も、結構毛深いことが分かります。
毛深いのならケモセーフでいけそうな気がするけど、そこは「たしなみ」なんですかね~



萌え ブログランキングへ

クビナガ(略)ギドラよりも衝撃の狼っ娘シグレ図解!『けものみち』7巻

人と竜と魔獣の住まう異世界に召喚されたのは、変態的なまでに獣を愛するプロレスラー・ケモナーマスクこと柴田源蔵!

「ペット」という概念がない異世界でペット飼育を普及するべく、ペットショップを開いた彼ですが・・・もはや「ショップ」の概念が完全に抜け落ちて、ただのペットコレクターと化しています。

今回も様々な魔獣たちとの交流(?)を果たした源蔵は、ついに魔獣の長である「魔王」に本格的に目星をつけ始めますが・・・!

『この素晴らしい世界に祝福を!』の暁なつめ氏と、漫画版『バカとテストと召喚獣』のまったくモー助氏&夢唄氏が送る、残念系異世界転移ストーリー『けものみち』。

アニメ後もさらにエスカレートする、最新単行本7巻目が6月26日より発売中です!
サキュバスだらけのサキュバス里に来たにも関わらず、サキュバスには全く目もくれずに、里を襲うドラゴンに完全に心を奪われたプロレスラー「ケモナ―マスク」こと、柴田源蔵!

まあ、獣耳もフサフサ尻尾も無いサキュバスなんかより、ドラゴンの方が魅力的というのは同意しないでもないですが・・・。

そのドラゴンとの出会いがきっかけで、最強の魔獣と噂される「魔王」の存在に気付いた(というより存在を思い出した)源蔵は、最強の人種・プロレスラーとして・・・そして魔獣を愛するケモナーとして、魔王との対峙を望みますが・・・!?

魔王に関しては色々と諸事情のある花子が当惑しまくる7巻目です!

※ ※ ※

クビナガ(略)ギドラに関する繰り返し芸が秀逸で笑わせてもらいました!
まさか、あのネタをここまでひっぱってくるとは・・・。

魔王についてはこれまでも存在が匂わせられているだけで、その詳細・正体は一切謎だったので、この作品で魔王がどのように描かれるのか、源蔵だけでなく私も興味があります!

どことなくクライマックス感が漂ってきましたね~

※ ※ ※

今回、巻末のおまけとしてTVアニメ版のキャラクター原案資料が収録されています。
狼っ娘シグレに関しては他の登場人物の倍以上の2ページ分の資料が収録されていて、本作の真・ヒロインとしてかなり力が入っていたことがうかがわれます。

ただの犬娘としっかり区別できるよう、狼耳の描写にかなり力を入れていたことも分かります。
(この特徴ゆえに、源蔵はシグレを一発で狼と見抜けたのでしょう。)
photo_1668
























『けものみち』7巻付録(まったくモー助・夢唄/原作・暁なつめ/KADOKAWA)


シグレの資料に関してはもう一つ、珍しい描写がありますので、気になる方はぜひ一読してみましょう!

記事検索
最新コメント
RSS