ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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兎耳

ウサ耳はエイリアンと相性が良い。『宇宙人プルカ』1巻

人間に寄生する恐るべきエイリアン「プルカ」が地球に襲来!

プルカは一人の少女を宿主とし、他の地球人の男と交配させて自らの子孫を残そうとするのですが・・・実は、プルカが宿った少女は超がつくほどの極端な対人恐怖症でした!
生殖相手探しなんて夢のまた夢。まずは少女の友達作りから始めることにするプルカですが・・・。

寄生エイリアン&女子高生コメディ『宇宙人プルカ』の初単行本1巻が1月19日より発売中です!

半人半兎の小人のような姿をしたプルカは、宿主に自らの子供を産ませることで繁殖する寄生型宇宙人。

予期せぬトラブルによって地球人の少女・小泉風香に止む無く寄生することになったプルカですが、風香が地球人基準で「美少女」であることに気づき、これは理想的な宿主に巡り合った、と当初はかなり期待していました。

ところがこの風香、過去のトラウマにより極度の対人恐怖症で、行動が異様にぎこちないため、男子どころからクラスメートの誰からも「キモ風香」と呼ばれて避けられていたのでした!

このままでは子づくりどころか風香が孤独死しかねないと恐れたプルカは、まず風香の友達づくりから着手することにしますが・・・異様な風香に近づく人物は、風香以上に変な人物が多く、プルカも風香もまとめて翻弄されまくります。

果たして、プルカは無事子孫を残すことができるのか!?

※ ※ ※

美少女の額が割れて、アル中患者の妄想のような小人がのぞいているという異様な絵柄が目を引きますが、中身は残念な少女と残念な宇宙人が残念な人々との変なバトルに巻き込まれてしまうハートフル(?)コメディです。
(ハテナをつけたけど、終盤はなかなかハートフルでほろりとさせられます)

登場人物はみな美少女・美男子・渋いご老体といった「黙っていれば素敵」な人たちばかりなのですが、喋ったり動いたりし始めると途端に残念な感じになります。

風香の対人恐怖症っぷりもホラーすぎて笑えます。

ちなみにプルカもインチキなドラ〇もんというか、ダメなキュ〇べえみたいな感じで、やることが全体的に裏目に出すぎている感じなのですが、これだけ変なキャラクターばかりだと、わりとまともに見えるところが面白い。

※ ※ ※

宇宙人プルカは見るからに兎な姿をしてます。
(人間の耳のあたりにある器官は退化した「角」で、頭の耳が本物の耳らしい)
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『宇宙人プルカ』1巻P22(関崎俊三/集英社)


当方が過去に出した個人誌『総解説・兎耳史』でも書いたのですが、「ケモミミ+宇宙人」という組み合わせの場合、猫耳と兎耳が特に人気があります。
猫耳は昔からのSF小説(猫型宇宙人)からの流れ。
兎耳は東洋の「月の兎(玉兎)伝説」に由来するものですね。

近年でも『月が爆発したので』『のらうさぎ』『性食鬼』など、兎耳宇宙人は漫画によく登場します。




本作のプルカもそういう「月の兎」から発想されているのかなと思ったのですが、作者あとがきを読むと「プルカ(のような小人)がアヒルのおもちゃに乗る」という点が発想の起点だったようで、プルカの造形は後から考えられたものみたいですね。

なぜプルカが兎耳なのかについては次巻で明かされるかもしれないので、引き続き注目していきたいです。



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古き良きラノベの魅力がたっぷり。ウサギ推しの人は読むべし!『うさみみ少女はオレの嫁!?』1巻

変な美少女ウサミミ宇宙人にUFOでアブダクションされた少年。
なぜかいきなり花婿候補にされてしまってさあ大変!?

王道のラブコメ展開から、ぶっ飛んだ結末へと飛び立っていく月世界ギャグラノベ『うさみみ少女はオレの嫁!?』の第1巻が11月10日より発売中です!


浦島麟太はごく平凡なオタク高校生。
少し人と違う所といえば、両親が熱狂的なほどに「月」に思い入れを持つ人物であり、麟太もその影響を受けて「月」に特別な想いをもっていること。

彼はある日、空から降ってきたUFOに轢かれて死んでしまいます!

再び目覚めた麟太の目の前にいたのは、同年代くらいの、肌の白い、頭から大きな兎耳を生やした美少女。
月に住む宇宙人「月の民」の姫だと言うウサミミ少女・輝夜は、いきなり麟太に「私と結婚してよ!」と言い出します!

・・・よく事情を聞くと、輝夜は本当に好きで麟太と結婚したいわけではなく、嫌いな相手と政略結婚させられそうなので、それを断るために一時的に偽装結婚の相手役になってほしいだけのようです。

仕方なく輝夜の計画に協力することにした麟太ですが、輝夜の計画があまりにも杜撰だったせいで、さらなる大トラブルに巻き込まれてしまうことになりますが、、、

※ ※ ※

ドタバタラブ&コメディ、暴走系トラブルヒロインに巻き込まれる少年といった内容で、90年代~ゼロ年代くらいの「古き良き」ラノベの雰囲気をものすごく感じさせてくれる作品です。

『ピリオドからはじまる魔導機書』もそうだけど、流行のWeb小説のフォーマットに対抗して、書籍ラノベはあえて昔のラノベの雰囲気で攻めているのかなと考えたりもします。


輝夜はかなり破天荒なヒロインで、色々策をめぐらすものの全部裏目に出てしまう(それでもドヤ顔している)という残念な娘だったりもします。そんな彼女のボケを麟太のノリツッコミが巧く引き立てていて、なんだかんだで良いカップル(?)だなと思ったり。

あと、なぜか輝夜の中では「代表的な日本人=織田信長」という価値観ができあがっているらしく、自分のことを「うつけ者」と自称したり「日本の中心は岐阜」と言ったりするなど、かなりトンチンカンな言動も笑える要素のひとつです。

フルーツパンチ氏の挿絵が、輝夜の「かわいい」「破天荒」「残念」な感じを見事に描き出していて、流石だと思いますね!



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けっこう血の気の多い白ウサギ。『月とうさぎのフォークロア。St.3』

一見普通の現代社会だけど、本物の神の血を引く「神人」と普通の人間が入り混じって暮らす異世界。
月神の血を引く少年・朔は、パートナーである兎神少女・白や仲間たちとともに、自らの神衆組織「月夜見一家」の勢力を維持するべく、他の八百万の神々との抗争を繰り広げています。

前回、分家筋である「天月一家」の再興に手を貸した朔と白ですが、その結果として他の勢力との間に新たな争いの火種を生むこととなり、再び抗争に巻き込まれることになりますが・・・!

任侠物+日本神話の組み合わせでファンタジーの新境地を切り開く、第8回GA文庫大賞《奨励賞》受賞作の3巻目『月とうさぎのフォークロア St. 3 天てらす月、其は夜にかがやくしろうさぎ。』が10月12日より発売中です!

高天原に住む肉体を持たない「神」と、地上に住み肉体を持つ「人」。
そして肉体を持ち、神の力も宿す「神人」が人と入り混じって暮らす異世界。

そんな世界の日本にある月宮市は、月神の系譜に連なる神人の組織「月夜見一家」の勢力下にあります。

主人公の男子高校生・伊岐朔(いき さく)は、先代総長の父が襲われて絶命したため、今や月夜見一家の総長。
そして、兎耳と尻尾が生えた幼馴染・稲羽白もまた、中核二次団体である稲葉一家の実質若頭という立場となっています。

学生としての楽しい生活もほどほどに、八百万の神々が血で血を洗う修羅の世界へと足を踏み入れることになった二人。

前回、月夜見一家の勢力維持のために弱体化した分家筋「天月一家」の再興に奔走した朔ですが、今回はその結果として、元は天月一家の勢力圏だった地域(シマ)を牛耳っている「廣田組」、そしてその裏に付いている太陽神の組織「柾勝会」とぶつかることになるのでした・・・!

※ ※ ※

今回も表紙の超絶カワイイ兎耳娘・白のイラストとは裏腹に、かなり緊迫した任侠バトルが繰り広げられます。

白も若頭としての姿勢が板についてきて、部下の前では威圧的な態度を見せつつも、朔の前では甘々になるという(本来の意味通りの)「ツンデレ」なキャラクターに成長してきました。

兎キャラは『キリングバイツ』みたいにリアル動物としての能力を基準にすると弱者キャラになるんですが、「月の神話」と結びついている場合は強キャラになる傾向があり(例:《問題児シリーズ》の黒ウサギ)、本作の白も月の神ゆかりの存在であるため、なかなか血気盛んな性格となっています。

独特のつっけんどんな喋り方が、ツンデレなところにも血気盛んなところにも、あと兎っぽさという点でも巧く作用していて、ウサミミ好きにはかなりオススメの作品ですね!



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ケモ耳&戦車!な漫画の第四弾です。『砂漠のウサギ ―1942年6月の戦い―』

亜人種の築いた架空の欧州国家フェアリーランド王国の第二次世界大戦での戦いを描く、『砂漠のウサギ』シリーズの4巻目!
『1942年6月の戦い』が9月19日より発売中です!

北大西洋はヒルべニア島(アイルランド島)にある「フェアリーランド王国」は、ウサギのような長い耳を持ったケルト系亜人種を中心とした、人と獣の両方の特徴を持つ獣人たちが集まって築いた国。
総人口の7割を女性が占める女王国ということで女性が社会の中心を担っており、兵役も完全に男女平等となっているため、フェアリーランド軍は女性兵士が大半を占めています。

地中海のキプロス島と中東レバノンに海外領土を持つフェアリーランドは、ロマーニャ(イタリア)とオリュンポス共和国(ギリシア)の英領エジプト侵攻と同時に二国から圧力を受けるようになり、英連邦側として参戦。北アフリカでの戦車戦を繰り広げていました。

フェアリーランド軍そのものはロマーニャ軍に対して善戦していたものの、枢軸国軍の圧倒的な物量と、後方で繰り広げられる様々な政治的工作により、英連邦側の前線は後退を余儀なくされますが・・・!

※ ※ ※

作者あとがきでも書かれていますが、史実の北アフリカ戦線でも一番連合軍が苦戦した1942年6月の状況に合わせて、このフェアリーランド王国の物語も後退戦を強いられる様が描かれます。

キャラクターとしては漆黒の獣耳と尻尾を持った古代種出身の戦車連隊長、リリー・バレロが目立つ回でもありますね。フェアリーランド軍人は古代~中世の誇り高い戦士が馬の代わりにそのまま戦車を駆っているような雰囲気があってカッコいい。

そのほかにも、フェアリーランド女性の生活に突っ込んだインタビュー記事や、多数の登場人物を分かり易くまとめた「キャラクター図鑑」もあるので、今回の4巻はファンの人はぜひ入手すべき一冊だと思います。

※ ※ ※

本作のウサギ系亜人、ウサミミとして見た時に特徴的なのが、ウサギの耳が背中側に向かって伸びていること。
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『砂漠のウサギ ―1942年6月の戦い―』P110(M.WOLVERINE/イカロス出版)


この形は実際の動物のウサギのフォルムに近い姿である、という以外にも、帽子やヘルメットをかぶっても長い耳が邪魔になりにくい、という利点があります。

頭に何をかぶる場面の多いミリタリー物を描く場合は、耳の形の設定は結構重要かも。そうでなければ『セントールの悩み』の大戦エピソードや『猫瞽女-ネコゴゼ-』のように、帽子やヘルメットのデザインを全てケモミミ向けに変えなければいけないので。



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超可愛い兎耳なつきと、激しいバトルのコントラスト!『なつき×らびっツ』2巻

普段は普通にしているけれど、実は可愛いものが大好きで、定期的に可愛いものを身に着けないと気を失ってしまう(!)という美少年なつき。

彼はひょんなことから、謎の侵略者から地球を守る「魔法少年」に選ばれ、フリフリひらひらした超可愛い格好を思う存分できることになったわけですが・・・魔法少年の任務は意外とハードで、命を懸けた戦いを次から次へと繰り広げることになります!

見た目は超可愛いのに、中身は硬派な新感覚バトル・メルヘン『魔法少年なつき×らびっツ』の2巻目が8月22日より発売中です!

桜霞中学一年生の超絶美少年(ショタ)・七星なつきは、「スート」と呼ばれる異星人?から地球を守るための「魔法少年」に選ばれました。

母星(フルフィール)を復活させるために地球を滅ぼそうとしているスート。
地球を滅ぼすには強力な魔力を宿す「魔法少年」の力が必須であり、スートたちは「地球滅亡の儀式」を完成させるために、魔法少年なつきを儀式の中に組み込もうとします。

・・・つまり、なつきに儀式に必要な「キス」をしようと、スートたちが襲い掛かってくるのです!!

なつきのあまりの可憐さに魅了されてスートを裏切った「門左衛門」の協力を得て、一度は敵の儀式の妨害に成功したなつき。

しかし、それによってスートの怒りを買ったなつきは、敵側のさらに凶悪な行動を誘発してしまうことになりますが・・・!

※ ※ ※

主人公が「魔法少年」というだけで、物語自体は某セーラームーンの時代から続く正統派のバトル少女漫画な作品です。
敵味方の複雑な人間関係・利害関係が描かれるところはまさにそれっぽい。

面白いのが、学校内のなつきのファンクラブ「NNM(七星・なつきを・愛でる)研究会」が単なる脇役ではなく、物語にわりとガッツリ絡んでくること。
このファンクラブが絡む話は笑いあり感動ありの、独特の学園友情物っぽさがあって面白いです。今後の活躍に期待したいところ。

※ ※ ※

なつきの容姿で特徴的なところは、兎耳なのに目立つ八重歯が描かれること。
八重歯の兎耳キャラはいないわけではありませんが、牙っぽい八重歯は肉食動物的イメージがあるので、草食系の兎耳キャラでは描くことを避ける人もいます。

なつきの場合は兎耳も八重歯も「かわいいもの」の象徴なので、相反することなく相乗効果を発揮しているのでしょうね。
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『魔法少年なつき×らびっツ』2巻P100(金井千咲貴/スクウェア・エニックス)








 

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