ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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兎耳

実はラノベの異世界ファンタジーでケモミミが生える変化は珍しい。『デボネア・リアル・エステート2 お給仕をする傭兵と、健気に笑う兎姫。』

伝説の妖精種族のくせにとてつもない守銭奴の美少女ハイエルフ不動産屋・デボネアと、彼女に命を救われた結果、タダ働きさせられている元・傭兵のルーウィン。
今回、戦乱で無政府状態になった国を丸ごと手に入れられる!?かもしれない千載一遇の商機が訪れて、金の匂いに敏感なデボネアほか、兎耳を生やした亡国の姫君も登場して、様々な勢力が入り乱れて争うことになりますが・・・・・・・!

第8回GA文庫大賞《奨励賞》受賞作の王道バトル・ファンタジー『デボネア・リアル・エステート』の2巻目が8月9日より発売中です!

キャリーベルム王都の貧民地区を拠点とする会社「デボネア・リアル・エステート」は、「不動産屋(リアル・エステート)」とは名ばかりで、実際のところは魔法的に封印されて手の付けられなくなった土地を無理矢理解呪して、自分の物にしてしまう「地上げ屋(スナッチャー)」です。

かつては【双剣の飢狼】の二つ名で知られていた元・傭兵のルーウィンは、社長の守銭奴ハイ・エルフ、デボネアに命を救われたことで、その不動産会社で用心棒兼雑用係のような仕事をさせられています。

ほぼタダ働きな上に、ワガママなデボネアの相手をすることに毎度苦労させられているルーウィンですが、それでも荒んだ戦場で命のやりとりをするよりは、なんだかんだでいつも賑やかなデボネアの商売の手伝いをする方が楽しいし性に合っていると思い始めている今日この頃。

そんな折、隣国の永世中立国・ゼータ王国でクーデターが発生し、国王が暗殺されて無政府状態になったという報が飛び込んできます。
この機会を見逃さず、デボネアがゼータ王国の国境沿いにある「迷い魔力の結界」の張られた所有者の曖昧な土地を狙って動くことになったので、彼女に同行することになったルーウィン。
「迷い魔力の結界」が張られた森で、ルーウィンはゼータ王国の行方不明になっていた姫君・ラビィニアを発見することになるのですが・・・・・・。

「更地」になった王国の最も有力な相続者候補・ラビィニア姫の登場に、様々な勢力の、様々な思惑が絡んでくることになります!

※ ※ ※

前巻からも指摘されていますが、本作、経営ファンタジーっぽい設定を使ってはいますが、内容は王道のバトルファンタジーです(そのせいで、経営ファンタジーを期待して失望した人と、王道ファンタジーとして評価している人とで評判が真っ二つに割れてしまっている)。

守銭奴エルフのデボネアをはじめとする破天荒なキャラクターたちがドタバタしながら、健気に頑張るお姫様がしっかりと大きなストーリーをまとめていく感じは、『スレイヤーズ』あたりの90年代ラノベファンタジーを彷彿とさせる構成で、個人的には好感触。

※ ※ ※

ラビィニア姫は元々普通の人間だったけれど、「獣堕ち」という呪いを受けて兎耳尻尾が生えてしまったという設定のキャラクターです(だから兎耳のほかに人間の耳もある)。
実は、ラノベの異世界ファンタジーで「ケモミミが生える変化」はかなり珍しい。

現代ファンタジーだと、狐や猫にとり憑かれてケモミミが生えるというパターンは多いのですが、異世界ファンタジーではケモミミは(元々その世界に住んでいる)獣人として登場することがほとんどです。

創作者視点で考えると「異世界が舞台なら、わざわざ人間にケモミミを生やさなくても、最初からケモミミ種族を出せばいいじゃん!」となるので、あまり異世界ファンタジーで「ケモミミが生える」という設定が出てこないのかもしれませんね。



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無敵(文字通りの意味で)のウサミミ魔法少女!『カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-』1巻

一切戦わない非戦闘系魔法少女たち(ケモミミ付き)の物語。
『カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-』の初単行本が6月27日より発売中です!

ごく普通の女の子だった桃瀬みのりは、高校の入学式の当日、なぜか頭からウサミミが生えた魔法少女に変身してしまいます。

あまりにもファンシーで恥ずかしい衣装に戸惑うみのり。そんな中、上級生の緑谷理子が声をかけてきます。
実は理子も魔法少女であり、彼女は魔法少女に変身することのできる女子を集めて、部活を結成しているというのです。

いろいろあって魔法少女の部活に所属することになったみのりですが、彼女はそこで衝撃的な事実を聞かされます!

それは・・・・・・魔法少女に敵がいないこと!

じゃあ、魔法少女って何のためにいるの?・・・・・・という疑問はさておいて、魔法少女による魔法少女のための謎部活「カラフル・マキアート」で、ゆるゆるな日々を過ごすことになるわけですが・・・。

 ※ ※ ※

敵が不明な魔法少女の物語、かつ、魔法少女たちがケモミミな姿になるという点で、斉藤岬『リリックメード』によく似た設定になっています。主人公がウサミミであるというところも同じですね。
リリックメード (1) (バーズコミックス)
斎藤岬
幻冬舎コミックス
2015-04-29


ただ、作品の雰囲気は大きく違っていて、『リリックメード』がややシリアス寄りの少女漫画といった作風だったのに対して、『カラフル・マキアート!』はゆるふわな日常コメディといった作風になっています。

※ ※ ※

本作の魔法少女、「カラフル・マキアート」のメンバー5人には全員ケモミミが付いています。

恥ずかしがり屋な小動物系主人公・みのりはウサミミ。
みのりをハムスターのように愛でる淑やかな同級生・青柳葉はイヌミミ系(名前からすると狐?)。
頼りになる先輩・緑谷理子はリスミミ。
頼りにならない先輩、食いしん坊な萌黄千波はヒツジミミ。
みのりをやたらライバル視するリーダー希望の同級生・赤峰花乃香はネコミミな魔法少女に、それぞれ変身します。

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『カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-』1巻P69(飴色みそ/芳文社)











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苦労人(?)のオークとウサミミアイドル。『姫騎士はオークにつかまりました。』2巻

現代日本っぽいけど日本じゃない異世界の国・モリタニア連合王国を舞台に、正社員を目指す草食系派遣オークの生き様を描く、第28回ファンタジア大賞・審査員特別賞受賞作『姫騎士はオークにつかまりました。』の2巻目が6月18日より発売中です!

長い戦乱の末、様々な異種族が連合して出来上がった王国・モリタニア。
百年もの長きにわたって平和が続いてきたこの国は、今、不景気の真っ最中!

里中・オーク・弥太郎は社会の歯車になるような「当たり前の生活」にあこがれつつも、コミュ障な性格がたたってまともな就職ができず、派遣オークとして姫騎士の島津・ナイト・杏樹のもとで働いています。

杏樹の父は王様なのだから、前回、彼女を助けた弥太郎を公務員か正社員にしてくれてもよいはずですが、そこは現代の君主制の国らしく、あまり王家が勝手な利権を行使するとマスコミの目が厳しいようです。

というわけで、弥太郎は相変わらず派遣オークのままで・・・・・・最近注目のアイドル大集団「グリム・オブ・ラブ」のポスターを見ながら、彼女らの華やかな生活に想いをはせたりしていました。

そんな中、弥太郎に偶然が重なって、「グリム・オブ・ラブ」の人気最下位メンバー、ウサギ獣人の宇佐美・デミット・かなでと知り合うチャンスが訪れるのですが・・・・・・!

※ ※ ※

現代日本の色々な事物をパロディにしながら、それでもなんとなくファンタジーな匂いの漂う、ヘンテコな異世界を舞台にしたコメディ作品です。

ファンタジーとしてはマイク・レズニックの『一角獣をさがせ!』あたりの系譜に入るかな。レズニック作品で皮肉っていた米国・マンハッタンを、現代日本でやってみたのが本作といった感じ。
一角獣をさがせ! (ハヤカワ文庫FT)
マイク・レズニック
早川書房
1990-12


※ ※ ※

今回のヒロインとなる宇佐美・デミット・かなでは、ちまっこいけど健気で努力家な苦労人(苦労兎?)といったタイプのキャラクターです。

日本のサブカルチャーではイソップ童話の『ウサギとカメ』のイメージを反転させた、苦労人な兎耳キャラクターが多く登場する傾向があります。『デ・ジ・キャラット』の彼女とか典型かも。


童話のような怠惰な兎耳というのは少数派で、怠惰属性を持っているのは主に猫耳キャラクターだったりします。これは人間から見た時のリアル猫の生態をそのまま反映させたものなのでしょうけど。
兎耳キャラクターの造形はリアル動物の生態よりも、イソップ童話といった他の「物語」からの影響を強く受けるみたいです。



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自画像をケモミミにするという表現のはしり。 1979年・猫十字社『黒のもんもん組 番外編』

『黒のもんもん組』は、現在、ファンタジーや動物漫画の描き手として知られている猫十字社氏が、1970年代後半から80年代にかけて発表したギャグ漫画です。
発表当時はかなり先鋭的なギャグ漫画として話題になった作品ですが、今の時代の視点で見るとギャグの部分より80年代的なノリや時事ネタの部分に興味を惹かれる作品になっています。若人はぜひ一読してみることをオススメ。今のゲーム文化やケモミミ文化はだいたいこの時代から始まっているので。

さて、ケモミミ的視点から見た時の本作の最大の特徴は、主人公三人組の紅一点「とらじゃ」が兎耳尻尾の付いた姿でしばしば描かれること。
とらじゃは番外編ではほぼ作者の分身のような位置づけになっていて、「漫画作者が自画像をケモミミキャラとして描く」という表現の先駆けになっています。
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『黒のもんもん組』1巻P165(猫十字社/白泉社)








同時代の漫画で「作者が自画像をケモミミキャラとして描く」ということをやっている作品としては、現・映画評論家の三留まゆみ氏が描いた『いりおもてやまねこなんてこわくない』(1983~85年)など。
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『いりおもてやまねこなんてこわくない』P50(早坂みけ/白夜書房)






近年だと島生活エッセイ漫画『流されて八丈島』の作者やよい氏が、作中で自身を猫耳キャラとして描いていたりしますね。


女性作家が自身を猫耳キャラとして描くパターンはしばしば見かけますが、自身をウサミミとして描くのは、意外と珍しいかも。



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4月発売予定のバニーなフィギュア&ドール

アニメ版『ロウきゅーぶ!SS』のうさぎさんフィギュアシリーズより、天性の才能を持った「七色彩蕾 (プリズマティック・バド)」こと、香椎愛莉の黒うさぎさんVer. フィギュアが4月30日より発売予定!

2月に発売されて好評の、うさぎさんVer. の色違いになります。


大人っぽい魅力の黒でよりセクシーな感じに・・・・・・。
ロウきゅーぶ!SS 香椎愛莉 ~黒うさぎさんVer.~ 1/7スケール PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア
ロウきゅーぶ!SS 香椎愛莉 ~黒うさぎさんVer.~ 1/7スケール PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア 


リアルな着せ替えドールを目指すAZONEが展開する、キノコの妖精をイメージした《KIKIPOP!》シリーズより、3rdシリーズとなる『KIKIPOP! Sunny Bunny Date』が4月6日より発売予定です!

「森でうさぎさんとの、ほんわかした昼下がりのティータイム」がテーマとのことで、兎っぽい衣装になっています。
【AZONE】 KIKIPOP! Sunny Bunny Date いちごみるく 【ドール】 

色違いの『ちょこれいと』も同時発売されます。
【AZONE】 KIKIPOP! Sunny Bunny Date ちょこれいと 【ドール】 


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