ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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兎耳

過酷な迷宮の数少ない癒し系ウサミミキャラ(でも圧死する)。『ジェノサイド・リアリティー 異世界迷宮を最強チートで勝ち抜く』1巻

レトロゲーム(3DダンジョンRPG)の世界に教室ごと転移するという異変が発生!
そのゲームをやりこんでいた真城ワタルは一人で密かにダンジョンの攻略を進めて、他の人間に対する圧倒的アドバンテージを得ようと画策しますが・・・!

小説家になろう発のデスゲーム・ファンタジー『ジェノサイド・リアリティー 異世界迷宮を最強チートで勝ち抜く』、書籍版1巻が7月14日より発売中です!

突然の地震により、1年F組は教室ごと異世界の薄暗いジメジメしたダンジョンの真っただ中に転移しました。
凶悪なトラップやモンスターによりクラスメートが次々と犠牲になる中、真城ワタルはこのダンジョンが古い3DダンジョンRPG『ジェノサイド・リアリティー』、通称『ジェノリア』と全く同じであることに気づきます。

攻略サイトを作るほど『ジェノリア』をやりこんでいたワタルは、このダンジョンのレアアイテムやレアイベントが限定された数しか存在しないと仮定すると、真っ先にダンジョンを攻略した人間が圧倒的なアドバンテージを得るはずだと考えます。

他のクラスメートたちが一応安全に見える「街」への拠点づくりに奮闘する中、ワタルはクラスメートたちを欺いて、一人、ダンジョンの奥深くへと足を踏み入れますが、、、

※ ※ ※

ゲームに似た異世界に行ってゲームの知識で無双する、という近年よく見かけるタイプの設定ではありますが、本作はデスゲーム要素が非常に色濃く織り込まれているのが独特です。

主人公のワタルも「みんなで協力して脱出する」などとは少しも考えない、かなり利己的な人間として描かれますし、過酷な生活を続けるうちにクラスメートたちの人間不信や異常性もどんどん高まってくるような描写がされています。

Web版を読んだ印象では、むしろこの書籍版1巻より少し後の章からデスゲーム的な雰囲気が増してきて面白くなる感じです。

※ ※ ※

作中で描かれるRPG『ジェノサイド・リアリティー』のモデルは『ダンジョンマスター』+『ウィザードリィ』のようです。
特に呪文と階級システムはほぼダンマスですね。

少し前の記事で「そろそろMMO-RPGネタの小説は若い読者が分からないかも」と書いたけど、レトロゲームネタの方が(リメイク作などで話題になったりする機会がある分)むしろ通じるかもしれないのか、、、

※ ※ ※

『ジェノリア』の世界に住むNPCとして「ラビッタラビット」と呼ばれる兎系種族の少女、アリスディア・(中略)・ディアナが登場します。

本名がとても長いため、ワタルからは「ウッサー」というかなり適当な名前で呼ばれます。
(このあだ名も実は『ダンマス』の人外キャラの一人「ヒッサー」からとってるのですかね?
 ヒッサーは「ラノベ初(唯一?)のリザードマン系主人公」であったりします)
 
小説 ダンジョン・マスター (電撃文庫)
幸田 佳子
メディアワークス
1993-08


天然っぽい性格で、「~デス」「~マス」と語尾がカタカナになる、この過酷なダンジョン小説では数少ない癒し系キャラなのですが、『ジェノリア』ゲーム中イベントでは罠によってあっさりミンチになってしまうらしく、無事生き残ることができるのか心配ですね、、、



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兎と狼のディストピア。『バスキュレ』1巻

兎系種族が狼系種族を圧政によって支配している世界。
兎の街に侵入した狼を狩ることを生業とする若者たちは、狼の居住区で密かな反抗が進行しつつあることに気づきますが・・・!

奇妙な制度が支配する街を舞台にした『バスキュレ』の初単行本が7月7日より発売中です!

その国は全体が塔のようになっており、1番街から13番街まで階ごとに名称がつけられた兎の街と、さらにその下層に位置する狼の居住区に分けられています。

兎の女王の座する1番街を頂点として、上層部には貴族や上流階級の兎たちが住み、下層に行くほど生活や治安が悪くなっていき・・・。
最下層に住む狼たちは兎の街に入ることすら許されず、兎の街に侵入したら兎のハンター「狼狩り」たちに追い返される、あるいは殺されても文句が言えないという制度になっています。

「狼狩り」の若者であるベルは、最近狼の侵入が増えつつあることを気にしていました。
ある日、侵入した狼を排除しようと組み合った際、狼が兎以外に精錬できるはずのない「硬度12以上」の金属棒を持っていることに気づきます。

狼の居住区で何が起きているのか?
「狼狩り」仲間のカタリナとともに、密かに狼の居住区へと降りたベルは、そこで驚くべきものを目にしますが・・・・!

※ ※ ※

獣耳キャラが登場する時はまず「獣耳」から描かれる、という「ケモミミ登場シーンの様式美」について、本作ではかなり特徴的な描写がされています。

「狼の耳」⇒兎の住民⇒「兎の耳」という順番で、
●狼耳が描かれているコマには「狼が来たわ」の台詞
●兎耳が描かれているコマには「私たちの街」という台詞 が付けられています。
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『バスキュレ』1巻P3(高野久/新潮社)













この冒頭一ページだけで、「狼が嫌われているらしいこと」、「この街は兎が主流であること」という本作の世界観が端的に示されていて、巧いなあと感心させられます。



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けもフレとは異なる道をゆく、もう一つの擬人化動物園!『けもっ娘ど~ぶつえん!』2巻

オスばかりに不幸が続いて、メスばかりが残ってしまった動物園。
園長さんによる謎の研究によって日が沈むと人間の姿に変身するようになった動物のメスたちは、オスを求めて人間(男)の飼育員に襲い掛かります!

動物ガールと健全に(!)コミュニケートする、かなりえっちぃケモミミ漫画『けもっ娘ど~ぶつえん!』の2巻目が5月19日より発売中です!

とある地方にある「極楽島動物園」は、オスばかりに不幸が続いて動物が激減してしまったため、お客さんも減少し、存亡の危機に陥っていました。

そんな中、園長の怪しい研究が功(?)を奏して、夜になると動物たちは人間の女の子の姿に変身できるようになりました!

当初は女の子になった動物たちが動物園にいる数少ないオス・・・飼育員の種田君を頻繁に襲っていましたが、最近は逆に種田君が女の子をたぶらかしているとして彼を敵視するけもっ娘も出始めて、なんだかんだで種田君は苦労することになるのですが・・・・。

※ ※ ※

本作の帯が『けものフレンズ』を思わせるものになっているんですが、まさかこの作品よりも『けもフレ』の方が有名になって、その宣伝効果を利用するようになるとは1巻の時点(昨年11月)には思いもよらなかった事態です、、、

もともと2015年くらいから、本作も含めた動物擬人化作品が流行り始めていたので(例:『キリングバイツ』『DNAは教えてくれない』)、その中で頭一つとびぬけたのが『けもフレ』ということなんでしょうね。

『キリングバイツ』が動物の戦闘能力、『DNAは教えてくれない』が動物のコミュニケーション方法、『けものフレンズ』が(子供向けになることも意識した)動物全般のウンチクを中心に擬人化しているところで、本作は(大人向けの)動物の恋愛や性に関わるウンチクを中心にかなりえっちぃ漫画に仕上げている点が特徴です。

登場する主なケモミミ娘は次のとおり。
●母性あふれる砂漠の女神、ラクダのファティマ。
●家族が欲しくて脱走する!フェネックのフェネ。
●メスだけどメスのハーレムを作る!ブチハイエナの女王様・ブチ。
●初めての発情期に戸惑うアナウサギのイナバ。
●超恥ずかしがり屋のトナカイのコメット。
●種田君に恋するハシブトカラスのクロ。
●動物園のために搾乳を頑張りたいホルスタインの育美。

個人的にはフェネが狐というより犬っぽくてカワユイのと、『お父さんココに穴掘ろう!穴!』という、けもフレのフェネックにはなかった穴堀りネタが出てくるのが良かったかな~

ちなみに全員、けもフレでも登場する動物なので、吉崎観音デザインと比較してみると面白いかも。

※ ※ ※

下のコマは種田君に対してかなり反発しているアナウサギのイナバが抵抗するシーンですが、彼女のウサ耳の描き方には特徴があります。両耳の根元の間隔がかなり狭い。
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『けもっ娘ど~ぶつえん!』2巻P73(めぷちん☆/秋田書店)











このタイプのウサ耳の描き方は2010年ごろから時々見かけるようになったもので、他の漫画では『らびっとアリス』の兎アリスがこのタイプのウサ耳を持っています。



確かにこのタイプのウサ耳はウサギっ娘がより本物のウサギっぽいフォルムになるので、工夫されている感じがします。
誰が最初に描き始めたのかが気になるデザインです。



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敵も味方も学校のみんなも、誰もがときめくウサミミ魔法少年!『なつき×らびっツ』1巻

普段は普通にしているけれど、実は可愛いものが大好きで、定期的に可愛いものを身に着けないと気を失ってしまう(!)という美少年なつき。
ひょんなことから、彼は地球を守るための魔法少女・・・ならぬ「魔法少年」に選ばれ、超可愛い格好を思う存分できることになりました。

クラスのみんなには内緒にしたいところだけど、敵さえも虜にするそのあまりの可愛らしさに、彼の正体は全校生徒にバレバレです!

新感覚バトル・メルヘン『魔法少年なつき×らびっツ』の初単行本が3月22日より発売中です!

七星なつきは桜霞中学一年生。
運動神経も勉強も普通、品行方正な少年なのですが、一つ変わったところが・・・。

それは可愛いものが大好きということ!

幼い頃は可愛い格好を好んでしていたのですが、小学三年生に恥ずかしくなって全部止めた経緯があります。
その結果、あまりにも抑圧した感情がおかしくなってしまい、最近は「定期的に可愛いものを身に付けないと気を失う」という病的な状態になってしまいました。

そんなある日、なつきは見知らぬ女の子から魔法少女っぽいステッキ?を渡され、それからすぐに「門左衛門」と名乗る喋るぬいぐるみに付きまとわれるようになります。

門左衛門が説明するには、なつきは「杖」に選ばれた魔術師であり、潜在能力を解放すればなつきは凄い魔術師になれるとのこと。

半信半疑で杖と「誓いの口づけ」を交わし、魔術師となったなつきは・・・可憐なウサミミ魔法少年の姿となっていました!

「一生分可愛い恰好をすれば病気も治る」くらいの気持ちで魔術師となったなつきでしたが、実は敵性異星人の地球征服のキーとして魔術師が求められていた・・・つまり門左衛門に騙されていたことが判明し、なつきは異星人・フルフィールにその身を狙われることになってしまいますが・・・!

※ ※ ※

敵の間で裏切りが行われたりと、イロモノっぽく見せかけて結構凝った設定の魔法少女・・・もとい魔法少年モノです。

なんとなく敵やその関係性が『東京ミュウミュウ』を思い起こさせるところがあるんですが、主人公がウサミミになるという点もあわせて参考になっていたりするんですかねー

※ ※ ※

「魔法少女モノの主人公格にケモミミが付くときはウサミミになる」のはなぜなのかが気になります。

古いところだと『ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて』の小麦ちゃんがウサミミ。


近年の漫画だと『リリックメード』『カラフル・マキアート!』の主人公がどちらもウサミミ。



最近だと『プリキュアアラモード』のキュアホイップがウサミミ。


日本において(海外も?)兎のキャラクターは基本的に善玉になる、という要素から、敵役にもなりやすい猫・狐・狼よりも主人公格として適切という考え方があるのかもしれませんが・・・。

もしかすると↓この作品が「うさぎ=主人公」の図式を作ってしまった可能性があるのかな?


 

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幻想郷にいる妖怪兎の正体は・・・!『東方茨歌仙』7巻

《東方Project》公式“仙人”コミックス最新作!
新米仙人・茨木華扇を中心に、ゲーム本編では描かれない幻想郷の不思議な(不気味な)一面を描く、『東方茨歌仙』の7巻目が12月27日より発売中です!

今回も収録は五話。
●幻想郷で兎ブーム!でも、霊夢は食べようとする、、、
 ・・・・・・第三十一話『誰が兎を生かしたか』
●華扇の正体を暴くべく、化け狸マミゾウが挑む!
 ・・・・・・第三十二話『ぽんぽこ陣取り裏合戦』
●霊夢のタンポポ料理の話。
 ・・・・・・第三十三話『足元で蔓延る西洋の悪魔』
●長雨で霊夢が異常に無気力になる話。
 ・・・・・・第三十四話『脳にかかる未確認の靄』
●幻想郷で連続神隠し発生! 容疑者リストには華扇の名も、、、
 ・・・・・・第三十五話『茨華仙の信じる道』

6巻とはうってかわって、華扇の関わる話がかなり多いです。
マミゾウや紫との対話では、華扇の人外的な一面が強く出ています。

また、今回もケモミミ娘が多数登場!

第三十一話で因幡てゐと仲間の妖怪兎(ウサミミ娘)たち、第三十二話でマミゾウさんと手下の狸っ子たちが登場しています。

※ ※ ※

『東方茨歌仙』は、ゲーム原作と異なる服装や髪形のアレンジがなされているキャラクターが多く、それをチェックするのが愉しみだったりします。

本作の因幡てゐは、冬なので長袖バージョンで登場。
妖怪兎のリーダー的な存在であるためか、他の妖怪兎よりも服装がちょっとゴージャスです(フリルが付いている)。
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『東方茨歌仙』7巻P22(あずまあや・ZUN/一迅社)








 


彼女の登場する第三十一話は、明治時代に兎ブームがあったこととか、「うさぎ税」の話とか、なかなか勉強になる上に、幻想郷の妖怪兎は元は何だったのか?が語られていて一読の価値アリです。




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