ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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狐耳

アポ〇チョコ食べる狐。『あねコン』2巻

兄嫁の芳乃に片想いしていた柊二。
兄が亡くなり、実家の温泉旅館の跡継ぎという役が回ってきたことで、母親から芳乃との結婚を促されます。
あきらめていた片想いが成就するチャンスとはいえ、芳乃の立場から見れば、どうやっても兄の二番目にしかなれない婚約話に、悩みに悩む柊二。

さらに、芳乃は伝説の「白面金毛九尾の狐」にとり憑かれていて、ことあるごとに狐娘に変身してしまうという特異体質(?)であることが判明します。
九尾の狐は狐で思惑があるらしく、事態はより一層ややこしいことになるのですが・・・・!

義姉×未亡人×妖狐の四角関係ラブストーリー『あねコン』の2巻目が12月23日より発売中!

前半部は元カノの絢子とのやり取りを通じて、柊二が自らの意思を確たるものにするまでの話。

後半部は芳乃にとり憑いた九尾の狐を、陰陽師・安倍泰成の子孫が退治しようとする話が収録されています。

優柔不断でヘタレだった柊二が、それなりの男としての姿勢を見せるようになるまでの過程に注目ですね!

※ ※ ※

身辺整理のためいったん東京戻る柊二に対して、九尾の狐が派遣したお目付け役として、ちっちゃい分身狐がついてきます。
ちっちゃいので尻尾は一本ですが、分身とはいえ食欲旺盛のようで、絢子から与えられた月着陸船風チョコ菓子に小動物のようにかじりつきます。
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『あねコン』2巻P31(高田桂/メディアファクトリー/KADOKAWA)






こういう場面で、狐に与える食べものが「いなり寿司」や「あぶらあげ」ではないところがちょっと面白い感じがします。

いわゆる狐の好物と言われている物をわざと外してみるという試みは、『アマツキツネ』といった狐耳作品でも見られます。



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方言獣耳女子という属性が作れそう。『かみさまといっしょ』

寂れた神社に宿る、ものすごく頼りない「かみさま」と、隣町の稲荷神社に仕える神様じゃない「キツネさん」、そして二人(二柱?)の周囲を取り巻く人や人でないものたちの日常を描いた漫画『かみさまといっしょ』が12月23日より発売中です!

昔と比べてあまり人の来なくなってしまった、高台にある寂れた神社。
そこには、女の子の姿をした「かみさま」が住んでいます。

見た目だけでなく考え方も小学生並みでかなり頼りない「かみさま」のところには、隣町の稲荷神社に仕える神使の「キツネさん」がよくやってきます。
頼りない「かみさま」の手伝いをしにきていると主張するキツネですが、実際のところは稲荷神社の仕事をサボるために「かみさま」の神社に遊びにきている様子。

そんな「かみさま」と「キツネさん」の穏やかな日常は、静かに、静かに流れていきます。

※ ※ ※

ケモミミキャラとしては「キツネさん(本名:凛楽狐)」のほかに、彼女の同僚の眼鏡っ狐「真面狐(まめこ)」、同じく若い同僚狐の「真麻狐」と「真央狐」。
そして「かみさま」の神社を護る狛犬の「あーちゃん」と「うんちゃん」が登場します。

キツネさんの一番の魅力は、「遊びやないけん」「~やね」「〇〇するんよ」みたいな伊予弁(愛媛の方言)で喋る所でしょう。(愛媛は作者のくぼたまこ氏の現在住地)

漫画ではあまりメジャーじゃない地方の方言を喋るケモミミキャラとして、10月に単行本が出た『猫神じゃらし』の猫神・こまり(山口弁)がいたりしますが、そろそろ「方言獣耳女子」という萌え属性がつくれるかもしれません。


方言獣耳女子としては、他に『にゃっと!』のこんぶ(京都弁)が挙げられるかと思います。


※ ※ ※

本作のキツネさんの容姿で特徴的なのは「人型になると尻尾は無くなるけど、髪が尻尾に見えるようになっている」点。
動物の姿の時点で、キツネさんの尻尾にはリボンが結ばれているのですが、人型になると尻尾のリボンがそのまま長い髪の下の方をくくるリボンになっています。
狐耳娘の最大のチャームポイントは尻尾であることが多いのですが、あえて尻尾を描かずに「尻尾のような髪」を描いているところは、面白い描き方だなあと思います。

(ケモミミ娘は全身毛皮のリアル獣やケモノキャラに比べて撫で心地の良さそうな「もふもふ感」が不足するので、フサフサした長い髪でそれを補完する、という手法がしばしば使われることはあります)
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『かみさまといっしょ』P10、11(くぼたまこ/メディアファクトリー・KADOKAWA)













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愛しの狐娘とともに!『転生魔術師の英雄譚』1巻

領民を護る貴族の家系に生まれながら、貴族の力であるはずの魔法が使えない落ちこぼれの少年が、幼馴染の狐娘を守るための力を求めた結果は・・・?!
『小説家になろう』発の本格ファンタジー『転生魔術師の英雄譚』の1巻目が10月31日より発売中です!

ヴィレム・シャレットは豊かな農耕地シャレット領を治める領主家の末弟。
シャレット領は他の地域では疎まれている獣人を大勢受け入れている変わった土地であり、ヴィレムも獣人がいる風景を当然のように受け入れています。

金色の毛並みを持った狐の獣人クレセンシア・リーヴェは、幼いころにヴィレムに暴漢から助けられたことがきっかけで、ヴィレムの付き人をしている少女。
明るく気立ても良い彼女はヴィレムの妹のような存在ですが、時に獣人を疎ましく思っている人間の悪意に晒されることもあり、ヴィレムは獣人と人間が平和に共存できる世界を創るため・・・・・・そして愛しいクレセンシアを守るために、より強い力を求めて勉学と訓練に励んできました。

しかし十四歳になったヴィレムは、魔法を使う才能が無い、という自身の重大な欠点に気づきます。
領地を護る騎士を兼ねるこの世界の貴族にとって、魔法が使えない騎士は戦いで大きく後れをとってしまう。

苦悩の末、領主家を離れて、遠い王都の学園で別の道を探すことにしたヴィレムは、お供としてついてきたクレセンシアとともに、太古の大魔術師レムの伝説を追い求めることになりますが・・・・・・!

※ ※ ※

落ちこぼれの少年が、太古の魔術師の力を得て次第に成長し、やがて大きな戦いに身を投じていくという、正統派のヒロイック・ファンタジーです。
狐耳娘がヒロインなのは今時な感じですが、RPG的な描写は少なく、Web小説としては珍しいくらいきちんとファンタジーしている作品となっています。

本作はハーレム物ではなく、近年Web小説でも時々見かけるようになった「ケモミミ娘が唯一の恋人」タイプの作品です。
同系統の作品としては『マイバイブルは『異世界召喚物語』』『魔法書を作る人』が挙げられます。

じっくりケモミミヒロインとのやりとりが堪能できるという点では、ハーレム物よりこういうタイプが好きな人も少なくないと思いますので、作品数が増えてくれるのは嬉しい限りですよね。


魔法書を作る人5 (GCノベルズ)
いくさや
マイクロマガジン社
2016-02-02




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異世界子狐とヤクザ。『そのオーク、前世(もと)ヤクザにて』2巻

剣と魔法と亜人に彩られた異世界に「半豚の亜人(オーク)」として転生した、武闘派ヤクザの若頭衆だった男。
剣と魔法の世界には不釣り合いな、前世から続く任侠社会の因縁を断ち切るべく、男は新たな戦いに身を投じます!

第8回GA文庫大賞・優秀賞受賞作の本格ファンタジー『そのオーク、前世(もと)ヤクザにて』の2巻目が11月12日より発売中です!
任侠組織・三条組の若衆頭である鬼瀬龍平は、目覚めるとその身が「半豚の亜人(オーク)」と化していました。
敵対する荒吐組に三条組を壊滅させられ、たった一人で反撃を行っていた最中、「鬼」と呼ばれたヤクザは異世界でも鼻つまみ者扱いにされている「豚」に転生してしまったのでした。

紆余曲折あって、大都アルバストラを警備する女騎士団「天翼の騎士団」に拾われた龍平ことオークのレイガスは、普段は下働きとして、万が一の際には凄まじい暴力を秘めた戦力として、前世とは異なる奉仕活動の日々を過ごすことになります。

前の巻で、大都の闇に潜む陰謀を阻止したことにより、一躍名声を得ることになった「天翼の騎士団」。
しかしその後の大都も安泰ではなく、続く天変地異・・・大嵐に見舞われており、騎士団は救助活動に奔走しています。

そんな中、レイガスは嵐によって起きた土砂崩れの中から鱗の肌をもつ亜人の少女を助け出します。
少女は記憶喪失で、レイガスにやたらとくっついていて、騎士団の他の子供たちとは全くなじまず、色々と手を焼かされることになりますが・・・・・・この少女との出会いが、レイガス=龍平の前世の因縁を再び呼び覚ますことになります!

※ ※ ※

世界観は流行りの異世界転生ファンタジーなのですが、ハードボイルド小説風の回想が多く、よくあるバトル物ともやや違った肌ざわりを持つ作品です。十年前の電撃大賞受賞作『奇跡の表現』と似た印象を受けます(こちらはSFで任侠という感じでした)。
奇蹟の表現 (電撃文庫)
結城 充考
メディアワークス
2005-02


亜人のいる世界なのでケモミミの登場人物も多く、騎士団の武闘派・半獅子のソルナをはじめ、知恵者の半猫マニス、半馬のトラッタ、半熊猫のミン、敵対して暗躍する半狼のベロニカ、そして騎士団の子供たち・双子の半狐のミャアとミュウが登場します。

異世界ファンタジーに狐の獣人が登場するのは、最近のラノベによく見られる傾向ですが、狐獣人に「キキモラ」という呼称を割り振っているところが独特です。
実際の伝承の「キキーモラ」は狐よりも狼や熊に近い妖精なのですが、もしかすると狐とは関係なく「少女の姿をした幻獣」という伝承の方を使って、子供の獣人であるミャアとミュウに当てはめているのかもしれませんね。



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狐のカップルも良いですが、熊と兎の二人組もいい味出しています。『星姫と孤高のきつねくん』2巻

「学校で一番の変な人」の許嫁になってしまった女子高生。
さらにその彼はキツネだったりして!

彼の周囲にいる人も獣耳が生えていたりして、なんだかみんな変な人ばかり・・・・・・と思っていたら、自分が一番「変な人」だったかも!?

放課後もふもふラブコメディ『星姫と孤高のきつねくん』の完結編2巻が10月22日より発売中です!

東山星姫(ひがしやまほしひめ)はごく普通(自称)の高校二年生。

ある日、彼女は祖母から、実はずっと前から決められていた許婚がいることを教えられ、その許婚が「宇宙人」と呼ばれているような学校一の不思議男子である藪之内真王(やぶのうちまお)であることを知りビックリします。

成績も良く、運動能力も抜群で、外見もまあまあ良い真王。
能力面だけ見るとなかなか魅力的な相手ではあるのですが、雨に濡れると大きなキツネの耳と尻尾が生えてくる!という彼の正体を知って、星姫は二度ビックリ。

実は星姫の家は、古より聖獣を従えて魔を討つことを使命としてきた巫女の家系であり、真王は巫女に従った獣の末裔だというのです。

自分は普通だと思っていたのに、突然わけの分からない運命に翻弄されることになった星姫は、真王とどういう風に関係を結んでいけばよいか思い悩むことになりますが・・・・・・。

※ ※ ※

不器用な真王と星姫のカップルも良いのですが、個人的には真王をライバル視している兎耳の因幡騎士彦、そして星姫が気になっている熊耳の旭川姫百合の二人組が良い味を出していると思います。この二人で別に外伝を作ってほしいかも。

※ ※ ※

本作のケモミミ描写の特徴として、真王と姫百合がケモノに変身すると髪の色が大幅に変化する、という点があります。
真王は黒髪からキツネっぽい金髪に、姫百合は薄い髪色からクマっぽい濃い髪色に変化します。
ウサギになる騎士彦は髪色の変化はないのですが、兎になるとやたら恥ずかしがってドギマギして、強面の不良っぽい表情が崩れるのが大きな変化かもしれません。

【変身前】
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『星姫と孤高のきつねくん』1巻P123(東ジュン/スクウェアエニックス)











【変身後】
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『星姫と孤高のきつねくん』2巻P61(東ジュン/スクウェアエニックス)














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