ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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猫耳

狂気をはらんだ獣娘の描写がやっぱり巧い。『転生したら剣でした』コミカライズ版3巻

数奇な運命により、意志を持った魔剣に転生した30歳の会社員と、その使用者となった黒猫族の奴隷少女。
かりそめの師弟関係を結んだ二人は、手に手を取って悲惨な境遇からの脱出を目指します!

なろうコンこと第4回ネット小説大賞受賞作『転生したら剣でした』、好評のコミカライズ版3巻が3月24日より発売中です!

物語序盤の山場である「ゴブリン討伐戦」から、アマンダ初登場の「ランクAの帰還」までが漫画化されています。
フランがだいぶ冒険者として力をつけてきた時期、そして、彼女の手が初めて血で汚れてしまう場面を描く、重要な巻になります。

※ ※ ※

コミカライズ版は、壮絶な戦闘を描いた狼耳伝奇作品『月輪に斬り咲く』の丸山朝ヲ氏が手がけているので、そちらとの描写の差異に目が向きますね。
月輪に斬り咲く (3) (バーズコミックス)
丸山朝ヲ
幻冬舎コミックス
2013-03-01


『月輪に斬り咲く』に比べると、原作にエロチックな要素があまり無いのでそのあたりの描写は控えめですが、残酷・狂気描写は制限なくふんだんに盛り込まれている印象です。

例えば、フランが彼女たち黒猫族の仇である青猫族と対面した時の反応。
女の子が怒っているというより、猫科の獣が威嚇しているような凄みがあります。
こういう、人の理性の枠に囚われていない存在の描き方が巧みです。
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『転生したら剣でした』漫画版3巻P102(丸山朝ヲ・棚架ユウ・るろお/幻冬舎)


もう一つ気になった表現がこちら。
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『転生したら剣でした』漫画版3巻P91(丸山朝ヲ・棚架ユウ・るろお/幻冬舎)


カレーを食べて驚愕したフランの耳が炸裂してる
美味しいものを食べて「ほっぺたが落ちる」という比喩がありますが、猫耳っ娘の場合は猫耳がぶっ飛ぶ、という形になるのか、、、

これまで古今東西多くの獣耳作品を読んできましたが、こういう表現は初めて見ました。
獣耳キャラの感情表現って、まだまだ色々工夫ができるんですね。



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プロレスするネコミミ(2018年事例)。『紅殻のパンドラ』12巻

今からそう遠くない未来。
サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、知能を持つアンドロイドといった夢の技術が実用化されつつある一方、自然災害・戦争・飢餓・貧困といったあらゆる災厄が人類文明を襲い、平和とは程遠い情勢にあります。

脳ミソ以外全部機械の天然娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、天才科学者に創られた無愛想なネコミミアンドロイド・クラリオン・・・そして、クラリオンの「妹」を自称するフォボスは、今日も「世界平和」を目指して人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を駆け巡ります!

物語はここで急転直下の展開に!
『紅殻のパンドラ』単行本12巻目が3月10日より発売中です!

今回から本格的にネネの生活に関わるようになったクラリオンの同型機「フォボス」。
元々AIが入っていない予備義体のはずなのになぜか人格が備わっていて、素性が良く分からない上に、ネネに対してやたらとガールズラブなアプローチをするため、クラリオンはフォボスを超警戒しています。

色々怪しい点はあるものの、フォボスは特に怪しい動きをすることなく、ネネのいつもの日常——オンライン授業や子供たちとのレトロゲーム対戦、アルバイトなどについてきます。

・・・そんな他愛もない日常の水面下で、セナンクル島警察のアルトマン警部は島の平和を脅かす敵対勢力との激闘を繰り広げることになりますが・・・!

※ ※ ※

本作の醍醐味である近未来のサイバーパンクな日常に、クラリオンにフォボスも加わった百合百合なシーンはいつも通りの素晴らしさなのですが、今回はちょっとびっくりするレベルのシリアスな展開があります。(あとがき漫画「バンドラジオ」でも触れられているくらい)

恒例の付録・士郎正宗先生の設定ノートも、今回かなりの分量で世界観の補強に力が入っています。
続きの話がものすごく気になる!12巻です。

※ ※ ※

今回、ネネとクラリオンはアルバイトに応募・・・したはずが、なぜかロボットバトル興行に参加することになります。

クラリオンも覆面ネコミミレスラー姿に。
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『紅殻のパンドラ』12巻P76(春夏秋冬鈴・六道神士・士郎正宗/角川書店)


以前に「プロレスするネコミミ」という記事で、1980年代はなぜかネコミミキャラがプロレスするシーンが見られたと書いたのですが、本作のクラリオンの例は30年以上の時を超えた久々の漫画ネコミミレスラーと言えそうです。

プロレスとネコミミの相性の良さは、名作プロレス漫画『タイガーマスク』がそもそも猫科動物の覆面だったり、「キャットファイト」というジャンルが存在する点にも由来しそうですね。




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ナデナデの上手い方が勝つ。それが「にゃんコロ」だ!! ~ねこさば記録その6


 【 STORY 】

  古来より続くにゃんことわんこの「飼い主さんの愛」を巡る争いは、
  なぜか飼い主さん同士の代理戦争へと発展した!

  にゃんこ同士の決闘「にゃんコロ」・・・

  勝負を決めるのは力でも技でも牙の鋭さでもなく、「ナデナデの巧さ」!

  黒猫 りん は、謎の猫耳少女 のん と出会ったことで
  熾烈な戦い「にゃんコロ」の世界に飲み込まれていく——
 
 (全部嘘です)


というわけで、プレイヤー同士の対戦「にゃんコロ」がついに実装された究極猫耳RPG猫耳さばいばー!のプレイ記録です。

ストーリー第一部が完結してずいぶん経ち、長い間イベントも「チャレンジランキング」しか無かったので、これはとても新鮮ですね!
最近は毎日ログインして、より上のランクを獲得するべく頑張っています。
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「にゃんコロ」の良さの一つは、他の飼い主さん(プレイヤー)がどんなにゃんこを使っているのか見られること!

今までも他の飼い主さんの部屋を覗くことはできましたが、実際に対戦してみる方が分かり易いですね。
面白いなあと思ったのが、同一にゃんこの衣装違いでパーティにしていた飼主さん。
雅ばかりとか、ノラばかりのパーティを見たときは「あ、これ自分もやってみたいなあ」と思いました。

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自分はクールサマーりんを筆頭に、水属性中心パーティーを主力にしています。
今の期間はフィオカップなのでフィオが加わってますね。
この、特定キャラクターを入れないといけない(条件付きになっている)点はなかなか良いかも。
これまでフィオはほとんど触ってなかったけど、今回のにゃんコロのために色々強化したので。新しいにゃんことの出会いを促すいい機会になってます。


ランキングはようやく20位代。
敗北してバトルレートが下がって「キティ」クラスになっちゃうと、周りのレートが少なすぎてなかなかランクを上げられなくなっちゃうので、この「キャット」クラスは維持しておかないといけません。
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ある方も指摘していたけど、参加者数が少ないのがちょっと寂しいところ。

たくさん参加者がいる方が絶対愉しいシステムだと思うので、もっと新規参加者or休眠ユーザーを呼び込むことができれば良いのですが、、、

個人的に周りの人を誘ってみようと思います。
ストーリーもしっかりしてるし、にゃんこたちは可愛いし、良運営だし、スピンオフアプリもあるし、良いゲームだと思うんですけど・・・。



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商業漫画に登場したク・メル ~ながの暁斎『えみこSweet』松文館単行本版 ※調査中

ツイッターのというハッシュタグへの回答として、コードウェイナー・スミスの「元祖猫耳SF」こと、『人類補完機構』を挙げている方がいて、確かにアニメ化して欲しいなあと心から同意したり。
アルファ・ラルファ大通り (人類補完機構全短篇2)
コードウェイナー・スミス
早川書房
2016-06-09


<人類補完機構>シリーズについては過去に記事にしたこともあるので、詳細はそちらを参照頂きたいのですが、(ケモミミ作品として見たときの)最大の特徴として、シリーズを通して登場するメインヒロイン、猫娘ク・メルが『人類補完機構』とは直接関係ない漫画・ゲームに登場するという点が挙げられます。

有名どころでは田中ユタカ氏のSF漫画『愛人[AI-REN]』にて、「ク・メル」という名前の猫耳付き人造人間が登場したりするのですが・・・その『愛人[AI-REN]』も含めて、あくまで他の作品に登場するときは「ク・メルをモチーフにした別人(別猫)」という形になっています。


しかしここに、小説のク・メルがほぼそのまま漫画のキャラクターになっているのではないかと思われる作品がひとつあります。
それが、ながの暁斎氏が松文館から出版した『えみこSweet』単行本。
描きおろしと思われる冒頭漫画にのみ、「めるちゃん」という名前の猫耳娘が登場します。
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『えみこSweet』P1(ながの暁斎/松文館)


「ペルシャ猫を思わせる赤毛の猫娘」という原作小説のク・メルの容姿が、的確に漫画化されているように感じます。

ながの暁斎氏はコードウェイナー・スミスの日本ファンクラブが作成した伝説の同人誌<アルファ・ラルファ大通り>の表紙やコミケサークルカットのイラストを手掛けていた方で、その関係でク・メルが自作漫画にも登場するのかな?・・・と考えているのですが、いかんせん情報が少なくてよく分かりません。
(中古市場でも著作をほとんど見かけないんですよね・・・)

何か情報をお持ちの方は、ぜひ当ブログのコメントやtwitterのダイレクトメッセージでお寄せいただけると嬉しいです!



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猫耳吸血鬼という系譜。『最強のブラック公務員田中とヴァンパイアキャットの姫君』

人間のほかに「キジン」と呼ばれる伝説の魔物・妖怪の姿をした存在が棲む世界。
日本政府―キジン間の交渉を担当する国家公務員の田中は、猫又ハーフであることにコンプレックスを持つヴァンパイアの少女に出会いますが・・・。

畳みかけるようなギャグとバトルが読者を襲う!
『最強のブラック公務員田中とヴァンパイアキャットの姫君』が2月15日より発売中です!

明治維新後に、それまで伝説上の存在とされていた魔物や妖怪が実在するものとして人々に認知されるようになった世界。

「キジン」と呼ばれるようになった魔物や妖怪たちは、一部は人間社会に融け込んで市民権を得ていますが、一方で人間の政府と対立する一派も依然として存在しており、そんなキジンたちに対処するための政府の専門機関が必要とされたのでした。

「外務省キジン区域管轄局特別交渉課」はキジン社会と人間社会との調整を行うために設立された部署。
若きサラリーマン風の男・田中はそこに所属する国家公務員です。

無茶を言う上司のもと、ほぼ24時間キジンたちとの命をかけた交渉を続けてきた田中の肉体能力は、もはや常人を超えて、並みのキジンなら捻り潰せるほどのモノへと変貌していました。

彼はある日の早朝、日本におけるキジンの分離独立運動指導者の娘と目されるヴァンパイアの姫君、百合夜・ワラキア・ツェペシュに襲われます。
ブラック労働者的根性で百合夜の襲撃を退けた田中は、彼女がひた隠しにしていた秘密・・・つまり、彼女に猫の耳と尻尾が生えている場面を見てしまうのですが・・・。

ここから、百合夜と彼女につきまとわれるようになった田中の、キジンと人間をめぐる壮大な抗争の物語が始まります。

※ ※ ※

ブラックな労働環境で鍛えられた人間は妖怪よりも強い!みたいなブラック労働環境を皮肉ったギャグと、テンプレすぎて一周回って可笑しくなっている百合夜のツンデレが魅力の作品です。
基本はギャグ作品なのですが、妖怪が実在することになっている歴史・社会の設定や、終盤の展開はわりとシリアスで、そちらも十二分に引き込まれる内容となっています。

さて、百合夜の「吸血鬼少女」+「猫耳」という設定。
『月詠~MOON PHASE~』というエポックメイキングな名作があるためか、意外とそれ以降の作品では見かけないのですが、久々に出てきたように思います。
月詠 ~MOON PHASE~ 15巻 (ガムコミックス)
有馬 啓太郎
ワニブックス
2012-08-01


『月詠』の葉月は付け耳でしたが、本作『最強のブラック公務員田中~』は本当に百合夜の体から猫耳が生えています。
どちらの作品でも、「猫耳」が女の子のアイデンティティ確立を果たすための超重要アイテムとなっており、単なるアクセサリー程度の扱いではないところが評価の高いところです!

近年は『血と灰の女王』のように吸血鬼少女+蝙蝠耳の組み合わせもわりと出てくるようになったためか、吸血鬼少女+猫耳のパターンはより少なくなりそうな雰囲気ですが、魅力的な組み合わせだと思うので、今後も後続の作品が出てくれることを願います。



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