獣化手術によって獣の力を得た「獣闘士」たちが激しくぶつかり合う「牙闘(キリングバイツ)」。
その決勝トーナメント「牙闘獣獄死(キリングバイツサドンデス)」まで勝ち残った「普通の愛玩犬」でしかない「媚戌(ビーグル)」の戌井純(いぬいぴゅあ)は、「大熊猫(ジャイアントパンダ)」「象」といった地上最強クラスとの生物とも対等に渡り合っていきます!
意外な「犬」の強さに、皆が彼女を見直し始めたその時、ついに「牙闘」を破局に導く事態が訪れますが・・・!
辰年だから恐竜も出てくる獣人バトル漫画『キリングバイツ』の最新23巻目が2月28日より発売中です!
前半は「象(エレファス)」・沙原璃王と「媚戌(ビーグル)」の戌井純の死闘。
後半は「全人類竜化計画」によって大氾濫する恐竜獣人(ザウラント)と、現地球生物獣人たちの闘いによって、大会が完全に破綻していくまでが描かれます。
恐竜獣人の話は、ちゃんと地球史上の大絶滅のネタに絡めているのが本作らしくてとても良い!
やっぱり面白いなあと思うのが終盤で描かれる「虎(ティガ)」と「獅子(レオ)」の強さの違いに関する表現。
トラは単独行動の狩りで、ライオンはチームワークによる狩り、というのは本作に限らずよく語られる違いですが、「トラとライオンは戦いの動機が違う」という視点で語っているのは初めて見たので凄く興味深かったです。
動物に詳しくて動物漫画を見飽きている人でも、本作ならきっと新しい視点が得られると思うのでぜひ読んで欲しいですね!
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今回もわりとケモミミ成分があります。
が、役割としては、恐竜獣人に襲われたり食べられたりといったやられ役・・・。
可愛いネコミミ枠として「牙闘獣獄死(キリングバイツサドンデス)」を引っ張ってきていた実況の「尾短猫(ボブテイル)」邑田でしちゃんも恐竜の餌食になってしまいます。悲しい。
【「獣獄死」サポーターズ3】立体映像が映し出されるステージで、試合を実況しているのが「尾短猫(ジャパニーズボブテイル)」邑田でし。元々「忍陣畠(キャロットフィールド)」で実況を務めていましたが、公式の大会に大抜擢! 大舞台でも臆することなく試合を盛り上げます! #キリングバイツ pic.twitter.com/HrWrKHKwYx
— キリングバイツ【公式】/最新23巻2/28(水)発売!! (@killingbites) July 2, 2021
とはいえ、23巻の最後に、ケモミミ枠の活躍を予感させてくれるコマが配されていますので、今後の展開に大いに期待ですね!!