ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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猫耳

猫耳娘を甘やかしたいよね!『クロミケ妖奇譚』2巻

宮沢ジョウジ31歳。
人生に絶望して自殺するつもりだったはずが、数奇な運命から猫又の少女が駅長を務める、妖怪のための鉄道路線「黒三毛鉄道」の運転士となりました。

今日もまた、その列車に新たな妖怪と人間が乗り込んでくることになりますが・・・。

鉄道&妖怪奇譚『クロミケ妖奇譚』の2巻目が2月9日より発売中です!

人間界と妖怪の村「猫又村」を繋ぐ路線の運転士として、だいぶ仕事にも慣れてきたジョウジ。
富山弁で喋るワガママな駅長・・・ゴスロリ猫又娘のクロミケに振り回されながらも、長年の夢だった運転士としての仕事に意欲的に取り組んでいます。

そんなある夜、首輪でつないだ狐娘を連れた青年と、おどおどした狸娘を連れた軽い雰囲気の男が、黒三毛鉄道に乗車しようとします。

ジョウジは青年が狐娘を乱暴に扱う様子を見かねて、青年に厳しい言葉で注意したところ、青年からの思わぬ反撃を受けることになりますが・・・!

 ※ ※ ※

猫耳娘のクロミケに加えて、狐耳娘の狐羅々(きらら)と、狸耳娘の狸里子(りりこ)が登場します。
最近の妖怪モノはやっぱり、狸耳キャラの登場率が高いね!
もう数年もしたら『狸耳史』で一冊同人評論が書けるくらい作品例が揃いそうな感じ。

『うどんの国の金色毛鞠』の記事で、狸耳キャラと関連づけられやすいものに「四国」と「寺」があると考察しましたが、狸里子は四国出身のようだけど、所属は寺ではなく神社のようです。
このあたりは狐耳キャラの考え方と混じっているのかな?

 ※ ※ ※

本作、ジョウジがクロミケの世話をする描写が個人的に凄くツボで良い!のです。
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『クロミケ妖奇譚』2巻P95(ロクザキ/小学館)


上のコマはジョウジにご飯を食べさせてもらうクロミケですが、今までの猫耳作品でありそうでなかった場面なのですよね。

女の子に命令されたりいじめられるのが良いというのとはちょっと違って、あくまでワガママな「猫」と「飼い主」的な関係になっているのが良いのですよ。ワガママな所にも甘えてる感があるというか・・・。

猫耳娘の猫っぽさを出すのに、猫耳娘に猫っぽい仕草をさせる、という手法は一般的ですが、こういう「飼い主」役との関係性によってクロミケの猫っぽさを出しているという点で、本作は秀逸だと思うのです。



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ネコ科耳アニメの感想~『キリングバイツ』第5話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『キリングバイツ』第5話 どんな風に犯ろうと、自由
ネコ科のふたり(エルザと大河)が色々と翻弄される回ですね。
エルザもちゃんと(?)原作どおりエロい目に遭います。
次回、コブラのアレの解説をしてくれるのかがちょっと気になる。
今回は諏訪部おにいさんのブルート解説が充実していたので、次も期待したいところ!

石田財閥の尊夫人がなんかカッコイイね!
原作もそれなりにミステリアスな人だけど、アニメは迷う子を教え導く母親然とした雰囲気になってる。
OPにも登場するしね。
ただ、原作第二部まできても、この人敵か味方かはっきりしない人なので、アニメはどういう風にまとめるのか気になります。

※ ※ ※

大河もエルザも初も河馬さんも目が赤く光ってるのに対し、角供の爬虫類闘士たちは緑色に光ってていかにも異種族感があるのが、アニメならではの演出だなあと感じたり。

あ、あと巻末オマケ漫画『導け!オシエちゃん』をちゃんとアニメ化してくれているのはうれしい。あれもわりとミツオシエやラーテルの生態について勉強になるから。

『けものフレンズ』に続いて、しっかり「動物ネタアニメ」枠を確立していってほしいですね。

※ ※ ※



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猫耳化エッセイの代表作となるか?『女ひとりで島に移住しました。』

アラフォー独女の「やよい」氏が、犬一匹・猫三匹と暮らす八丈島での日々を綴ったエッセイ漫画の新装版!
『女ひとりで島に移住しました。』が2月10日より発売中です!

これまで5冊発売されている『流されて八丈島』シリーズの新装版となります。
この本から読み始めても大丈夫なようにこれまでの経緯の説明や、ダイジェスト的な再録もされています。


島の移住事情、島での運転免許講習体験談、島の受験事情、島にコンビニがあれば・・・といった外部の人間にとって気になる話題から、島の書店&玩具屋さん事情といったオタクな話まで、幅広い話が収録されています。

さて、本作の最大の特徴はやよい氏の自画像が猫耳キャラとして描かれている点!

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『女ひとりで島に移住しました。』P46(たかまつやよい/ぶんか社)


単に猫耳尻尾が付いているというだけではなくて、上のコマのように「しみている」ことを表現するのに尻尾が毛羽立ったりして、「漫符」(漫画的な感情表現)としても使われているのですよね。
エッセイ漫画で自画像をケモミミキャラにするのは、感情表現を強調して読者にインパクトを与える意味でも有効な手段なのかもしれません。

『有菜の種』『いりおもてやまねこなんてこわくない』など、「猫耳化エッセイ」というべきいくつかの作品が存在していますが、本作『流されて八丈島』シリーズは連載期間や単行本の数からいっても「猫耳化エッセイ」の代表作という位置づけになりそう。



今後、この作品に続く猫耳化エッセイが出現するのか(この表現がジャンルとして定着するのか)、注目したいところです。



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褐色肌ネコマタとは珍しい。『格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ』

飛騨高山の奥地にあるという謎の温泉宿を探していた高校生・筒木勇人は、道に迷った末に人外の娘たちが営むオンボロ温泉宿にたどり着きます。

人外というだけでも驚きなのに、そのおもてなし方が驚くほど常識はずれで、見かねた勇人はその温泉宿の立て直しを手伝うことになりますが・・・!

第2回カクヨムWeb小説コンテスト特別受賞作『格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ』が2月1日より発売中です!

高校生・筒木勇人は幼い頃に食べたこの世のモノとは思えない「謎の肉」の味を忘れられず、祖父が謎肉を入手したという謎の温泉宿を探して、岐阜県は飛騨高山の奥地へと足を踏み入れました。

道に迷いながらも勇人は目的の場所と思われる「朧温泉宿」にたどり着きます。
天井のあちこちに蜘蛛の巣が張ったオンボロの建物に、なぜか学校のセーラー服を着て応対する仲居の少女。
いろいろ不審に思いながらも、建物と同じく古びた温泉に入った彼は、そこで裸になった仲居の少女が首なし死体・・・ではなく生きた首無し少女になる所を目撃します!!!

・・・実は「朧温泉宿」は人間界に興味を持った妖怪・人外たちが交流のために作った宿で、従業員はみんな人外!

人間と交流したいのに、人間界の知識がチグハグなため奇妙な雰囲気になって人が寄り付かなくなっている温泉宿を立て直すため、勇人は人外少女たちに知恵を貸すことになりますが・・・。

※ ※ ※

現代社会の知識で無双&ハーレム形成する異世界転移&技術チートモノっぽい雰囲気なのですが、舞台は現代日本で、登場する人外はRPGの魔物というより妖怪っぽいという、どこかで見たようでありながらどの作品とも似ていないという不思議な肌触りの作品です。

あまり難しいことを考えずに、温泉宿で人外の女の子たちといちゃいちゃするところを楽しむのが正しいのかもしれませんね!

ケモミミキャラとしては表紙にも出ている妖怪・猫又のクロと、人見知りなボクっ娘化け狸・ユミが登場します。

クロは撫でられるのが好きだったりかなり動物の猫っぽい性格しています。知らない場所では落ち着かなくてトイレができないという特徴は今までの猫耳物でありそうでなかった設定です。

猫耳キャラは異種族風というかエキゾチックな雰囲気を持たせるという意図か、褐色肌の娘がそれなりにいるのですが、日本的な猫又という種族で褐色肌というのは本作で初めて見たかも。
たぶん、クロの元の動物形態が白猫なので、白い髪が映えるように褐色肌にしたんでしょうね。



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待望の続刊! 东京猫耳巡礼記『てるみな』3巻

東京のようで東京ではない不思議な都市「京」を、猫耳の生えた鉄道好きの女子小学生・ミナが巡ります。
本邦唯一の「鉄猫耳」系漫画『てるみな』、久々の続刊・第3巻が1月31日より発売中です!

今回も実在の鉄道や駅を元に、虚々実々ないまぜになった不思議な風景が多数描かれます。

墓石が石材資源として使われるようになった“多魔墓地”の最寄り駅「多魔墓地前駅」。
旧箱根山の山頂(すでに噴火で消滅)・海抜約3000メートル地点を観光する「箱根登攀鉄道」。
鯉が降ってくる川底トンネル「多魔多魔線」。
異様な動物たち(というか動物ですらない)が飼育されている「多魔動物公園」。
全てが醤油に沈みつつある街を行く「銚子電氣鉄道」。
永遠に終わらない駅スタンプラリー「山手線」 などなど・・・。

猫耳化した小学生ミナは3巻でも毎度のように生死すら不明なヤバい目に遭うことになりますが、これまた相変わらず、次の話で平然と復活して未乗車路線の踏破にいそしむのでした。

 ※ ※ ※

掲載誌が『楽園』本誌からweb増刊に移転して再開された『てるみなNeu』の話が3巻としてまとめられています。
前巻までと変わらず、「現実のようで現実でない」異世界感たっぷりで本当に素晴らしい!
個人的には「箱根登攀鉄道」の旧箱根山頂まで繋がる高架線の図が鳥肌モノでした。
猫耳関係なく、多くの人に薦めたい作品です。

 ※ ※ ※

もちろん、猫耳小学生ミナも本作には欠かせない見所です!
実は1巻・2巻と比べると、ミナはちょっとだけ成長している感があるんですよね。
背丈が少し伸びていて、服装もどことなくお姉さんっぽい感じになっています。
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『てるみな』3巻P46(kashmir/白泉社)


ミナの背景の看板類のような、この「昭和の残滓」感のある下町的&地方的雰囲気がたまらないですね!

本作、つげ義春『ねじ式』と比較されることがありますが、あちらは時代が昭和真っ只中だったので昭和的風景が出てくるのに対し、『てるみな』は平成の現代から遠い記憶の中にある昔の昭和的風景を“思い出そうとしながら”描いた感じがします。
改訂版 ねじ式 つげ義春作品集
つげ 義春
青林工藝舎
2018-01-29


同じ「夢の中の風景っぽい作品」でも、やっぱり違うんですよね。



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