ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

猫耳

猫だらけの異能力バトル!『黒猫クインキャット』1巻

都市の闇にうごめく「怪異」を、物語上の有名な猫の二つ名をもった「黒猫」たちが解決します!
猫人が主役の異能力活劇『黒猫クインキャット』の単行本1巻目が6月4日より発売中です!
世の常識を超えた怪異によって住む家と家族を失った万代ティカ。
彼は夜の東京を彷徨っていたところを猫の耳と尻尾を生やしたサングラスの男・・・四曲ナユタに話しかけられます。

最近世間を騒がしている連続不審火について何か知らないかと問うナユタ。
ティカはその真相を知っていましたが、ナユタが信用できずにしらばっくれます。

・・・それがティカと妖怪ハンター「黒猫」たちとの最初の出会い。
ティカの運命は大きく動き出すことになります・・・!

※ ※ ※

都市に出現する妖怪を、妖怪に近い人外の者たちが退治する、という現代日本妖怪モノの王道をゆく作品ですが、本作の最大の特徴は妖怪退治をする人外の者が全て猫人である点にあります。

黒猫たちはそれぞれ「シュレーディンガーの猫」や「長靴をはいた猫」といった、猫に関する物語・逸話にちなんだ二つ名と能力を持っており、毎回、どんな「猫」のネタを使ったバトルが展開されるのかとワクワクさせてくれます!

ネコネコしい男女が大勢登場する作品なので、ネコミミな漫画を求める人におススメです。

※ ※ ※

本作、猫耳作品として独特の描写があります。
ナユタはサングラス、もう一人の黒猫・ナツメは眼鏡をかけていて、設定的にも黒猫たちは人間の耳があってもおかしくなさそうなのですが、作中では徹底して人耳部分が隠れるような描写がされています。
photo_1186




















(『黒猫クインキャット』1巻P64(宮ちひろ/KADOKAWA)


本当に人間の耳が無いのか、それとも単に隠されているだけなのか。

「眼鏡(サングラス)」をかけている黒猫がいなければ「人耳は無いんだなー」で済む話なのですが、本作はそのあたりが不確定状態になっているのが特徴的ですね。



萌え ブログランキングへ

ナチュラルに甘える猫妖精。『うちのアパートの妖精さん』2巻

管理を請け負うことを条件に親戚からアパートを借りた主人公。
そのアパートは実は、ウザカワイイ妖精さんたちが巣食う超常民俗学的世界なのでした!

妖精のいる日常系四コマ『うちのアパートの妖精さん』の2巻目が5月25日より発売中です!
可愛いけれど微妙にウザい妖精さんたちとの共同生活にもだいぶ慣れてきた主人公の“俺”。
しかし、アパートの状況は落ち着くことなく、新たな妖精さんたちが次々と来訪します!

これまで小さいサイズの妖精さんがメインでしたが、今回は溺死した女性が変化した妖精・ルサールカや超ものぐさ精霊サラマンダーといった、強い力を持ったオトナ(?)な妖精たちを中心に騒動が展開されます。

果たして、妖精さんたちとの同居は“俺”の大学レポートの作成に役立つのか??

※ ※ ※

妖精さんたちとの独特のウザ可愛いやりとりが売りの作品ですが、巻末の参考文献リストが示すように、しっかり裏付けのある形で妖精のキャラクター付けがされている点も特徴です。

「森に出現するルサールカは木造アパートにも出現できる」「サラマンダー自体は炎を操る力は持たない(逆に触れた火を消せるくらい体が冷たい)」といった設定は、漫画・アニメ・ゲームのテンプレ設定から離れて、元の伝承をきちんと踏襲しているからこその設定といえそうです。

※ ※ ※

本作のケモミミ代表・猫妖精ケットシーさん。
妙に偉そうなわりに臆病だったりと、猫っぽさがなかなかたまらないのですが、この子の一番猫っぽいところは「かなりナチュラルに人の膝の上に乗る」ところ。
photo_1182










(『うちのアパートの妖精さん』2巻P140(あまからするめ/株式会社オーバーラップ)


上のコマでもいつの間にやら主人公の膝の上に乗っていますが、他にも元飼い主の庭戸さんやルサールカさんの膝にも良く乗っています。

他の妖精さんもサイズ的には膝に乗せやすそうな感じなのですが、このように膝に乗ってくるのはケットシーさんだけで、このあたり猫っぽさ(猫っぽいずうずうしさ)が良く出ていると感じます。



萌え ブログランキングへ

ネコミミストの理想郷はここにある!『ネコじまにゃんだフル』1巻

その島には猫・・・ではなく、女の子の姿をしたネコミミ娘ばかりが住むのです!
 
ネコミミストの理想郷を描く『ネコじまにゃんだフル』、初単行本が4月26日より発売中です!

ネコミミ娘ばかりが住む謎の島・・・通称「猫島」に赴任した小学校教諭・小嶋寧々子。
彼女はこの島に住むネコミミ娘たちに基礎教育を施すという契約でやってきたのですが、ネコミミ娘たちはそもそも学校に行く習慣がないので、登校すらしてくれません。

それどころか、島の下宿先で共同生活する二人のネコミミ娘・クロとシロも人間の寧々子をめちゃくちゃ警戒して、なかなか心を開いてくれない状況。

はたして、寧々子は猫島での最初の授業を始めることができるのでしょうか・・・?

 ※ ※ ※

表紙にも描かれているクロとシロをはじめとして多くのネコミミ娘たちが登場し、彼女たちがものすごく猫っぽくて可愛くて悶絶する作品です。

クロは最初は物凄く警戒するけど、懐くとものすごく甘えてくるネコミミ娘。
シロはしっかり者で冷静、寧々子と一対一の時は甘えたりはしないけれど、クロが寧々子に甘えてると自分も負けじと甘えようとするネコミミ娘。

他にも何人かネコミミ娘が登場してそれぞれ個性がありますが、みんなどことなく猫っぽい警戒心とマイペースさを併せ持ったキャラクターをしています。

 ※ ※ ※

本作のちょっと変わったところは「なぜ猫島にはネコミミ娘ばかりいるのか」「どうしてネコミミ娘を小学校レベルから教育する、という話になっているのか」という事情が最初に語られない(徐々に謎が明かされていく)という点です。

普通こういう萌え四コマは最初に状況設定が語られるか、もしくは「変な設定」は「変な設定」のまま一切説明しないかのどちらかだと思うので、こういう謎をはらんだ内容にしているのは珍しい。

現代日本とは違う社会が営まれている猫島にやってきた外部の人間の視点(=寧々子)を、読者が追体験できるようになっている、という考え方もできそうです。

 ※ ※ ※

このごろ注目している「猫耳キャラの尻尾振り」表現、本作でもよく見られるのですが、特徴的なのはシロの尻尾の動き。
甘え上手のクロが寧々子に抱かれている時、自分も構ってほしいという風にシロが尻尾を振っています。
photo_1170

















『ネコじまにゃんだフル』1巻P40(御北きぬ/芳文社)


猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いですが、本作のシロは「関心がある」または「関心を引きたい」時に尻尾を振る傾向があります。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3 その4

この動きを見せるのは猫島のネコミミ娘の中でもシロだけで、彼女の個性がよく出ているシーンといえそうです。


ふくねこが見えるひとびとの物語。『ふくねこ』3巻

福猫町に引っ越してきた女子中学生・海子(あこ)のもとに、どう見ても女の子にしか見えない不思議な猫「フク」がやってきます。

フクは長い間、海子に亡くなった曾祖母の面影を重ねていたようなのですが、前巻でようやく、海子を“海子”という一人の人間として見てくれるようになりました。

そして、どうやら福猫町には海子以外にも、フクのような「ふくねこ」を見ることができる人間がいるようなのですが・・・・。

ほっこりする不思議な猫耳漫画『ふくねこ』の3巻目が3月12日より発売中です!

3巻は海子が引っ越してくるよりも前から「ふくねこ憑き」だった、海子の叔父・菜ノ花一郎(28歳)と、海子の弟・陽太のエピソードが中心です。

なぜ陽太には最初からフクが「ふくねこ」として見えたのか?
そして、どんな猫よりも長い間生きているフクは何者なのか?という点が少しずつ明かされていきます。

化け猫&猫神漫画として見ても独特の設定が多く、ほんわかしているのにいろんな場面で少し「寂しさ」が漂っている雰囲気は、本作ならではのモノですね。

※ ※ ※

今回注目したコマ。
陽太の「ふくねこ」になるイチヒメ。猫形態の時のハチワレ模様が、人型時の片目が隠れる髪型に対応しています。
photo_1167

















『ふくねこ』3巻P130(松沢まり/双葉社)


動物の猫から人型へのメタモルフォーゼ要素のある作品では、猫の時の姿が猫耳&尻尾の色・形、服装に反映されることが多いですが、猫形態の時の毛皮の模様が髪型になるパターンは初めて見ました。

ありそうで無かったという点で、まさに“コロンブスの卵”的発想といえます。
(※『けものフレンズ』の鳥系フレンズにおける、リアル動物のクチバシと頭のフォルムがそのまま髪型になっているパターンが数少ない類似例かも)

これはかなり応用範囲の広そうな表現ですので、ケモミミ描きの人は要注目です。



萌え ブログランキングへ

猫耳化して最終章からコンティニュー!『この世界がゲームだと俺だけが知っている』9巻

バグだらけのヴァーチャルリアリティゲーム『New Communicate Online』、通称『猫耳猫』の世界に閉じ込められてしまった相良操麻(=ソーマ・サガラ)。


長い戦いを経てようやく元の世界へ帰るための道筋を見出したソーマですが、様々な事件の過程で、未実装のはずのイベント「邪神」の復活に関わるシークエンスが発動してしまいます!

邪神の力の前に次々と倒れる仲間たち。

ソーマは絶望的な状況からの起死回生を図るため、世界巻き戻しのバグを発動させます!


その結果、ソーマの頭に猫耳が生えてしまうのですが・・・!


既知の攻略知識が通用しない「未実装」領域での最後の冒険!

『この世界がゲームだと俺だけが知っている』、完結編9巻が4月5日より発売中です!


猫耳猫のサービス開始前の予告にだけ出ていて、実装はされなかった最終ボス「邪神」。

しかし、単なる“構想”であっても、この現実化した猫耳猫の世界では実在のものになるのです。


ゲームの猫耳猫のことなら何でも知っている廃プレイヤーのソーマでも、ゲームで実装されていなかった「邪神」のスペック・・・能力については推測するしかありません。


猫耳猫の世界にやってきた従妹の真希は、そもそもこの世界はゲームに似ているだけで「ゲーム」ではないのではないか、必ずしも「クリア」できるようには作られていないのではないか、と不安を口にします。


しかし、超絶バグゲーの猫耳猫を制覇してきたソーマは、この現実化した猫耳猫の世界も制覇できると信じて疑わないのでした・・・!


ラストバトルの行方やいかに!?


※ ※ ※


ゲームネタなろう系の先駆作品ともいえる本作も、ついにここで完結です。

ゲームの知識でゲーム世界で無双してきたけど、ゲームの枠を超える想定外の状況が発生するに至って主人公の真の力が試される、という王道中の王道を見事に描き切っています。


ゲームシステム的にほぼ無敵化されている存在をどうやって倒すか、という話は『さて、異世界を攻略しようか。』とも共通してますので、比較して読んでみると面白いかも。


さて、異世界(ゲームガルド)を攻略しようか。4 (MF文庫J)
おかざき登
KADOKAWA / メディアファクトリー
2014-11-24


ソーマらしく、微妙にズルい方法を駆使しまくるところは、さすが本作といったところ。

真希の不安告白やサザーンの過去、ラストバトルの最終局面といったシリアスシーンはしっかりシリアスに、それでいてギャグシーンはしっかり笑わせてくれるのが素晴らしいです。


※ ※ ※


この最終巻、主人公ソーマがずっと猫耳姿でラストバトるという点で、猫耳作品としてもかなり特異です。

ポーカーフェイスの猫耳娘ミツキ・ヒサメにいたっては、猫耳が生えたソーマに一目惚れしてしまう、という凄い状況になります。

「複数ヒロイン物だと、ケモミミヒロインは主人公と結ばれない」の法則を、最後の最後にかき乱してくる所は、なかなかやっぱり凄い作品だと思いますよ。

この世界がゲームだと俺だけが知っている 1
この世界がゲームだと俺だけが知っている 1


※ ※ ※


小ネタですが、幕間の質問掲示板ネタの中で、『天啓的異世界転生譚』の猫神様シロニャが書き込みしている所がにくい。


天啓的異世界転生譚1 (ファミ通文庫)
ウスバー
KADOKAWA / エンターブレイン
2015-03-01




萌え ブログランキングへ
記事検索