クローゼットの中から猫耳&犬耳&兎耳幼女が飛び出す!
もはや部屋だけではなく街中のあちこちで謎のゲートが開き、ついには美緑の頭から角まで生えてきて、カオスというか、わちゃわちゃが増幅していきます!!

竹本泉先生の、わりとケモ耳成分多めの最新作『部屋裏のバイテン』の単行本3巻目が9月9日より発売中です!

添乗員として海外を飛び回る生活を続けた末に燃え尽きて、無職となった佐塔美緑(さとうみどり)は、今や謎の異世界人・バイテンの依頼で、こちらの世界にできた異世界の穴を塞ぐ仕事?をしています。

報酬はまあまあいいので、とりあえず地味にこの仕事を続けていた彼女。
最近は、弟の葵もアルバイトで「異世界穴塞ぎ」を始めましたが(しかも美緑よりも働き者)、街に開く異世界穴は増える一方で、一向に収まる気配はありません。

さらには美緑の体にも異変が・・・!
彼女の頭からはなんと、(異世界人のバイテンと同じように)謎の角が生えてきてしまいます!!
いったい何が起こりつつあるのか!?

 ※ ※ ※

増幅するカオスと、ほんのりとした危機が生じつつも、全くもって緊迫感皆無な、いつもの竹本泉作品です。
一見何も変わっていないようでいながら、じわじわと時間が進んで、世界も変化していく、というのは竹本先生ならではの描写かも。

ものすごく変な事態が起きているのに、作中人物がごく普通に日常生活をおくる感じは、1980年代くらいの日本SF小説を彷彿とさせるものがあります。

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今回気になった描写。
この作品のケモ耳の子たちは猫・犬・兎の三種類がいるのですが、全員同じように「にょーにょー」と鳴き(?)ます。
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『部屋裏のバイテン』3巻P43(竹本泉/双葉社)


この子たちは完全な動物ではなく、ある程度の文明をもつらしい知的生命体(?)らしいので、もしかするとこの「にょーにょー」が何らかの言語である可能性もありますが・・・。

「本来その動物からイメージするのとは、違った鳴き方をするケモミミ」は、本作のような独特の感性で描かれた作品でたまに見かけます。

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私が購入したのは電子版なのでカラーの「電子版あとがき」があるのですが、これもしかして、書籍版は内容の違う「書籍版あとがき」があったりするのでしょうか??

電子版と書籍版を読み比べたことのある人は、ぜひ教えて欲しい!



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