迷宮に挑んではメタメタにやられまくる、超ヨワヨワの少年冒険者!
そんな彼を助けてあげる、といって、やたらとでかい態度で協力を申し出てきたケモミミ女商人。

ヨワヨワな少年冒険者も、彼女のマジックアイテムの力で生まれ変わる!
・・・・という宣伝文句だったのですが、女商人のアイテムの使い方がダメダメすぎて、むしろ状況が悪化しているような・・・?

グラマラスだけどやっぱり残念なおねーさんたちに付きまとわれるギャグマンガ『搾り取らないで、女商人さん!!』の3巻目が6月24日より発売中です!
桁違いに弱い少年冒険者ラビに付きまとう、獣人種族の女商人フィロ。
ラビに対してはバカにしたり自慢げにしたりして、やたら態度がデカくウザい感じのフィロですが、実はラビ以外の人間に対しては嘘のように気弱で、「冒険者に向いてない」ラビ以上に「商人に向いていない」タイプだったりします。

そんなダメダメコンビながらも、力を合わせることで、徐々に大迷宮「タルタロス」での探索領域を広げることに成功してきました。

次に挑むは15階層「吸精の巣(サキュバス・ネスト)」。
女は素通りできるけれども、男はサキュバスに襲われて精気を吸い尽くされてしまう、という今までにない危険地帯です。

そんな危険地帯をくぐり抜けるために、フィロが用意したアイテムとは・・・?

※ ※ ※

今回はフィロがロリ化したりと、少し毛色の違ったエピソードもありますが・・・。

吸精の巣のエピソードを見るに、やはり「主人公の少年が、彼よりも大きなお姉さんたちにやたらと弄られる」シチュエーションに特化している作品なのだと感じます。

あと、ケモミミ好きとしてはサキュバスの巣よりもケモミミの巣に行きたいなあと思ったり。
えちえちなことするよりもモフモフに囲まれたい。きつね村的な。

『けものみち』の時も、サキュバス村より満月の夜の狼獣人集会の方が魅力的だ~ということを書いたけど、その意見はいまだに変わっていません。
※ ※ ※

今回注目した描写。
フィロのアイテムで猫にさせられたラビ。
フィロが「おそろいおそろい~」って喜んでいるけど、獣人的には動物種が違っても、似たような獣耳が付いていると嬉しいものなのか・・・。
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『搾り取らないで、女商人さん!!』電子版3巻P166(くつがえる/竹書房)


猫耳ラビは「不機嫌」の感情で、尻尾をパタパタと振っています(床を叩いている)。

猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いのですが、本作の描写もその一例としてメモしておきます。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3 その4 その5 その6