毎夜、遅くまで会社に残って働くITエンジニアの伏原さん。
そんな伏原さんを心配して、幼女幽霊2人が伏原さんを早く家に帰らせようと、あの手この手を画策しますが・・・。
癒し系幽霊漫画『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』の単行本5巻目が6月11日より発売中です!
伏原さんは「幽霊ちゃん」にとり憑かれています。
遅くまで会社に残って一人仕事をしていると「たちされぇ・・・」の声とともに、幽霊ちゃんと化け猫ちゃんが現れて、早く残業が終わるように肩揉みをしてくれたり、簡単な仕事を手伝ってくれたりするのです!

とはいえ、結局のところ伏原さんは寝ながら仕事してしまうほどの仕事人間――というより社畜なので、幽霊ちゃんと化け猫・みゃーこの手伝いがあっても、残業の日々は全然解消されません。

様々な手を尽くす幽霊ちゃんとみゃーこですが・・・全然帰らない伏原さんについに挫けてしまって、幽霊ちゃんは「おてつだいするの・・・やめたほうがいいのかも」と言い出します。

幽霊ちゃんとみゃーこの手伝いがあってこそギリギリ保っていた、伏原さんのメンタルはどうなる!?

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今回も伏原さんを癒そうと頑張る幽霊ちゃん&みゃーこが超可愛い一冊です!
どちらかというと会社でのお手伝い以上に、年賀状を書いたり、バレンタインデーでチョコを作ったりと、イベントや行事に関するエピソードが印象に残る巻です。

幽霊ちゃん&みゃーこ以外にも、伏原さんの上司である春日井さんの話があったり、死神のマルベリーの過去(この作品の他の人外キャラと同様に、なかなか重いエピソード、、、)が描かれたりして、伏原さんの周辺の描写も充実してきていると感じます。

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今回、気になった描写。
みゃーこが残業しようとする伏原さんへの罰(嫌がらせ)として尻尾で叩いてくる。
特定の業界じゃなくても、ご褒美としか思えない・・・。
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『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』5巻P16(有田イマリ/スクウェア・エニックス)


猫耳娘がしなやかな尻尾で叩いて攻撃する、というシーンは、たまにゲーム系作品の二次創作で見かけることがあります。
現実の動物はあまり尻尾を攻撃に使うことはしないみたいですね。ワニとかコモドドラゴンみたいな鱗を持った爬虫類だと、攻撃に使う事があるらしい。

すぐに思いつくケモミミキャラでは『けものフレンズ3』のセンちゃん(オオセンザンコウ)が尻尾で攻撃するモーションを持っていますが、オオセンザンコウも鱗に覆われている動物なので、爬虫類と同じカテゴリーに入るのかもしれません。
一種の漫画的表現といえる「ケモミミキャラが尻尾で攻撃するシーン」の情報を、少し収集しておきたいと思った次第です。



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