伝説の人狼の軍団《森》と、人狼狩り組織《嵐の猟団》の争いに巻き込まれた女子高生。
《森》最強の人狼・天狼星姫と、《嵐の猟団》の一匹狼アカネとの死闘の行方やいかに!?

本物の狼娘との出会いにより、女子高生の運命が大きく変わる!
狼×狼のガールズラブ・バトル漫画『恋する狼とミルフィーユ』の単行本3巻目が9月27日より発売中です!

蘇芳麻綾(すおうまあや)は、常人離れした格闘能力を持つ女子高生。
これまである種の非日常な生活を送ってきた麻綾ですが、ある時、突然ビルの上から落下してきた赤頭巾の狼娘・・・アカネを助けたことで、彼女はさらなる非日常の世界に足を踏み入れることになります。

父母を喰い殺した《狼》に復讐するのだと語るアカネ。
そして、麻綾は自らの血によって《狼》の力を倍加する《赤ずきん》としての素質を持つのでした。

ついに出会ったアカネのカタキ・天狼星姫。
全く攻撃が通じないほどの、桁違いの強さを持つ天狼星姫に対して、アカネと麻綾はどう戦うのか・・・!?

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1巻からひきつづき、麻綾とアカネ、強い絆で結ばれた二人の戦いを描く、ガールズラブ&バトル漫画です。
彼女たちの敵も《狼》なので、全体的に画面がオオカミだらけになります。
セクシーな描写もありつつ、この作品の《狼》は吸血鬼的な側面も持つので、流血表現も多めです。

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《狼》の攻撃的な性質は、本作では「嫉妬心」に変換されやすいというのも面白い表現です。

アカネは狼というより忠犬っぽい印象のある真面目な娘ですが、わりと嫉妬心が強いタイプなので、その性格が麻綾との関係にどう影響してくるか、気になる展開となっています。