食べることに人一倍執着する女子高生・屋島ふみの正体は化けタヌキ!
化けてない狸の兄と、化けている狐・猫・コウモリの同級生と共に、今日もごく普通??の高校生活を送っています。

今回はちょっとSF風味なシュール・アニマルコメディ『ぶんぶくティーポット+』の4巻目が3月1日より発売中です!
今回も屋島ふみとその仲間?たちは
植物系宇宙人たちとの交流会で文化の差について悩んだり、
竹槍ロケットで温暖化と戦ったり、
未来の世界で未来のタヌキに会ったり、
最強のバイオモンスター(元タヌキ小屋)から逃げ回ったりと、

いつも通りの高校生活を営んでいるのでした!!

※ ※ ※

4巻はSF風味なネタが多めですが、それ以上に繰り返しネタのシュールさが非常に効いていた巻でした。
『Pay-back time!』が個人的に凄いツボに入って、シリーズ中一番笑ったかも。

そして、尾崎りさの「ダブルフォックス!!」も完全に彼女の持ちネタと化しています。
ふみからは「ダブフォ」と略称で呼ばれるようにまでなりましたし。
最初の頃と違って、最近は恥ずかしそうにポーズとるところが好き好き。

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今回注目したコマ。
お祭りでお面をつけるように勧められるりさ。
そしてなんだかんだでノリノリでポーズをとってくれる彼女。
お面に手の狐二匹で、実はトリプルフォックスではないか?とも思ったりするのですが・・・。
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『ぶんぶくティーポット+』4巻P43(森長あやみ/まんだらけ)


過去記事でも話題に挙げた狐耳キャラはお面と強い関連性を持つ、という特徴が、この作品では顕著に表れています。
この話で、お面をつけるのも、お面つけることを勧められるのも、狐のりさだけですし。

この「狐キャラ+お面」の図式、日本の漫画文化から発展したものなのか、他になにか原点があるのか、さらに追究してみたいテーマですね。