様々な種族の棲むファンタジーな世界を舞台に、何を考えているか分からない超変人の姉と、その姉に振り回される(物理的に)、人見知りな妹の日常を描きます。
 
油断すると感動する!ケモミミ姉妹漫画『レキヨミ』の単行本3巻目(完結)が8月12日より発売中です!

レキとヨミは一族秘伝の薬をはじめ、様々な薬を調製・販売して生計を立てているケモノッ娘姉妹。

基本的に優秀な薬師である妹のヨミが一家の働き手であり、姉のレキは妹の邪魔をしているようで・・・実際、妹の邪魔しかしていないのでした。

ある日、ヨミが貯金をはたいて大人買いしたお菓子をレキが悪戯して駄目にしてしまったことで、大喧嘩した二人。

ヨミはついに家出してしまい、さすがのレキも少しうろたえた様子になりますが、、、
・・・果たして、その結末は!?

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同作者の『んねこん』の感想でも書いたのですが、一切恋愛っぽいシーンが出てこないのに、登場人物たちの縁の強さが感じられる点が凄いんですよね。
んねこん (HARTA COMIX)
柴田 康平
KADOKAWA
2020-01-14


16話『お泊り会』でのヨミとシャグの関係や、18話『スーパーブリーダーヨミちゃん』でヨミに呼びかけながら徐々に立ち去っていくレキに、そういった「面倒だけど切るに切れない縁」みたいなのを感じます。

レキはいつもながら超ヘンですが、今回はヨミもわりとダメな部分が垣間見えて可愛いです。

あと、涙・よだれ・胃液といった粘液が大量に出てくる点もいつも通りです。
「舐めかけのアメ」「噛みかけのガム」は新たな粘液ジャンルですね・・・。

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今回注目した描写。
紆余曲折あって、レキの獣耳が取れて、人耳が生えてくるシーン。
ヨミは人耳がカッコいいと思うらしい。
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『レキヨミ』3巻P238(柴田康平/コミック&キャラクター局/ハルタ編集部/KADOKAWA)


こちらの世界の人間が、猫耳や狐耳の生えた獣人に憧れるように、獣人メインの世界だと、人耳に神秘性を感じたりするのでしょうか。

あとこの場面、レキの無くなった耳がそのままヘアバンド化している(元の耳と同じ模様のヘアバンドになっている)点にも注目です。
「人の獣化」はそれなりに支持のあるジャンルですが、「ケモミミキャラの人化」も意外と表現として面白いのかもしれませんね~