SF漫画家・長谷川裕一氏の描く猫エッセイ(SF)漫画!
『FU(フウ)』が8月7日より発売中です!

10数年前に長谷川さん家に迷い込んできた仔猫の「フウちゃん」の話をメインに、30数年前に長谷川氏が関わった猫「チョビ」と「ノラ(ノア)」、少しだけ面倒をみることになったケガをした野良猫「ルック」、さらには担当さんの猫「ジゼ」「セレ」といった、猫たちのいる様々な風景が描かれます。

ホラー漫画家の伊藤潤二氏が描いた猫エッセイ漫画はホラー風味でしたが・・・。
伊藤潤二の猫日記 よん&むー
伊藤潤二
講談社
2015-04-09


『マップス』といったSF漫画で名高い作者の描いた本作は、SF風味な猫エッセイになっています。

長谷川さんに関わる仔猫たちは、みな「ネコテ星人」なる宇宙人によって「人類のココロ」を試すために派遣されてきた・・・ということになっており、そのネコテ星人に関わる漫画『地球観察レポート』が何話か挿入されているのです。

ネコテ星人が地球人類に接触するために作ったインターフェースが、猫耳娘型アンドロイドの「モーリー」。
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『FU』P16(長谷川裕一/KADOKAWA)


長谷川氏の女の子の絵柄(ほっぺを染めているところがまさにそれらしい!)で、ネコミミ娘が描かれているのってたぶん初ですよね!?
(どこかの何かで描かれていそうな気もしますが、おそらく初めてだと、、、ちょっと自信ない、、、)

エプロンドレス風の衣装をまとったメイド猫ということで、いかにもというか、典型的な萌えネコミミ娘なのですが、そのあたりはわざとネコテ星人が「典型」を狙った感があります。

宇宙人の操るネコミミ娘型インターフェースとしては『恋愛☆SLG』『キリカC.A.T.s』にも例がありますので、比較してみると面白いかも。