様々な妖怪をチートすれすれの技でぶっとばしてきた霊感少年・奇異太郎と、そんな彼を真正面からぶっ飛ばすことのできる座敷童女・すずの日常を日記形式でつづった人気WEBコミック『奇異太郎少年の妖怪絵日記』。

のんびりしていた本作も、今回、ついに最強の妖怪種族たちと対峙することになります!
「ω」の謎とはいったい・・・・!?

一年おきの愉しみである書籍版の新刊!
抱腹絶倒間違いなしの、最新12巻が7月20日より発売中です!
前回11巻は有名河童対決でしたが、今回は狸と狐の妖怪がメインの話になります。

狸だと「豆狸」「芝右衛門狸」「団三郎狸」「刑部狸」「太三郎狸」。

狐だと「管狐」「白蔵主」「葛の葉」「九尾の狐」が登場します。

今までわりとマイナーな妖怪が登場することの多かった本作ですが、ここに至って有名な狸&狐妖怪であることについては、あとがきで作者の強い想いを知ることができます。

『異世界妖怪サモナー』でもテーマになっていた、日本妖怪の「驚かす」能力の重要性が、この『奇異太郎少年』でも語られているのが興味深いです。

この12巻は、奇異太郎少年とホネ子の絡みが多くて、すずの影が薄いです。
ホネ子は物語上だいぶ後からの登場なのに、ここまでがっつりと嫁ポジションに入ってくるとは、かなり強力なヒロインですね~

古風な口調でしゃべるという時点で、すずと微妙に属性的にもかぶっていますし。

次の巻ではすずと奇異太郎少年の痴話ゲンカが見られるでしょうか?

 ※ ※ ※

本作、「葛の葉」には狐耳が生えていて、「九尾の狐」は狐のお面で狐要素を表現している点が独特です。
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『奇異太郎少年の妖怪絵日記』12巻P261(影山理一/マイクロマガジン社)


現代日本のサブカルチャーでは「葛の葉」と「九尾の狐」の性格が融合して一人の化け狐キャラクターになっていることが多いのですが、本作は別々のキャラとして登場します。

葛の葉は落ち着いた・・・というよりやや陰気な感じである一方、九尾の狐は派手好きで感情表現の激しい、正反対の性格をしているのですが――

どちらも母親属性持ちというところが、(他の獣耳とは違う)化け狐キャラの最大の特徴を表している感じです。



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