九尾の神狐「きび」に弟子入りしに来た二人の若い狐。

古来、神狐は一人しか弟子をとらないといわれていますが、きびは古いしきたりを破って、二人とも弟子にすることにします。
その結果、思わぬ事件が起こることになりますが・・・!

ほのぼのな修行の日々の中でちょっぴりほろりとさせられる、神狐たちの漫画『きび様といっしょ』の初単行本が6月15日より発売中です!
天界と下界の間を取り持つ神使の狐「神狐」になることに憧れる二人の狐娘。

生真面目で勉強熱心なツリ目の狐娘と、少々のんびり屋で時々狸に間違えられる、たれ目の狐娘。
二人は当代の神狐「きび」に弟子入りするために故郷から旅立ってきたのですが・・・。

「神狐は弟子を一人しかとらない」と聞いて、お互いにライバル視し、自分がきびの弟子になろうと火花を散らします。

そんな二人の様子をよそに、きびは「二人とも弟子にする」とあっさり決めてしまいますが・・・。

しきたりに囚われない変わり者の神狐・きびのその行動が、後々大きな事件を引き起こすことになります・・・!

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神狐きびと二人の弟子のほのぼのな日常が描かれる作品ですが、きびの他にいたらしい「先代の弟子」の存在が、物語全体に大きな陰を落とす構造になっています。

つまり、きびと違って神狐になれずに破門された弟子がいたわけで・・・。

当代の弟子、「つり女(つりめ)」と「たれ女(たれめ)」、そして後から加わる三人目「じと女(じとめ)」の修行の日々は、おのずと、きびの代が得ることのできなかった仲間多い賑やかな日々をやり直している構図になっています。

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つり女にしばしば狸扱いされているたれ女。

尻尾が狸っぽいから・・・かと思ったら、実はつり女とたれ女も耳・尻尾はほぼ同じ形なんですよね。
どうも毛並みの色合いと、ぽにゃっとした雰囲気のせいで狸っぽく見えるようです。
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『きび様といっしょ』1巻P8(みやまるん/LINE Digital Frontier株式会社)


実際、リアル動物でも「まるっこい狐」と「細身の狸」は一瞬見間違えそうになるので(「北きつね牧場」の写真を見ると良い)、狐と狸はケモミミ娘化しても似ている獣なのかもしれません。