過労で睡眠不足気味のグラフィックデザイナー・彩夏の元にやってきたのは、もふもふちびっ子な猫神様&犬神様!

人間の願いを叶えようと一生懸命がんばるけど、微妙にズレている神様たちがかわゆい!おやすみ系神様漫画『ねこ神様はふわふわのお布団がお好き』。

その完結編となる単行本2巻が好評発売中です!


ひょんなことから、信者を失った猫神「ちよ」の加護を受ける(とり憑かれる?)ことになった、ゲーム会社勤めの彩夏。

「ふかふかの気持ちいい布団で永遠に眠りたい」と願ったら、包丁を持ち出してきて本当に彩夏を殺そうとしたりする、一生懸命すぎてちょっとズレている猫神ちよに振り回されながらも、彩夏は日々の生活に潤いを得ることができるようになりました。

祠で祀られていた犬張子の化身「りこ」も仲間に加わって、だいぶ賑やかになってきたところに、一つの事件が・・・!

あまりにも働きすぎな彩夏を心配したちよが、口論の末に彩夏の家を出ていってしまいました!

ちよを追いかけるためにさらに無理をしようとする彩夏を、りこがとっさに止めようとしますが――彼女たちの仲はどうなるのか?

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『世話やきキツネの仙狐さん』『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』と同じく、疲れた社会人への癒しをテーマにした作品ですが、本作は猫神ちよと犬神りこが子供と大人の性質を合わせ持った不思議な物言いをする点に特徴があります。

ちよは「何があったにゃん」みたいな子供っぽい猫言葉で喋るのですが、話す内容が結構大人っぽかったり、色々と真剣に思い詰めていたりして、無邪気な子供とはいえない部分があります。

つまりちよは「幼い神様」なわけで、未熟で子供ではあってもちゃんと神様らしさがあるというわけですね。
このあたりをしっかり表現している所が、とても好ましいです。

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今回気になった描写。
ちよのお腹に顔をうずめる彩夏。
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『ねこ神様はふわふわのお布団がお好き』2巻P60(神江ちず/KADOKAWA)


この「猫吸い」と呼ばれる行為、リアル猫でやっている人が知られるようになったからか、猫耳キャラクターに対して行われている場面を、近年ときどき見かけるようになりました。

『師走さんちの墨たんは猫である。』でも少し触れましたが、リアル猫の飼い方事情の変化が、猫耳漫画にもわりと反映されているのは興味深いです。