和製テーブルトークRPG代表作『ソード・ワールド2.0』の10年ぶりの改訂版『2.5』に基づく世界観を、わかり易く小説で解説したショートストーリー集・第二弾『冒険者ギルドへようこそ!』が3月19日より発売中です!
剣と魔法の世界ラクシア。
今回の舞台はアルフレイム大陸東方のウルシラ地方です。

“奈落(アビス)”の力を封じた武器を使いこなすことで知られる名門・聖黒銀騎士団を、「奈落の力への拒絶反応」があることでクビになってしまった生真面目な騎士娘サラーナ。
このサラーナを狂言回しに、彼女が冒険者ギルド<勇気の集い(ブレイブネスト)>の一員として活躍するようになるまでの様々な冒険が描かれます。

サラーナと一緒に冒険することになるギルドメンバーも個性派ぞろい。

●後進を育てるのに熱心で、熟練の冒険者としての風格を見せるドワーフの神官戦士・マレイネン。
●普通の人間の背丈よりも長いドラゴンスレイヤーを軽々と操る、リルドラケン(竜人)の穏やかな女戦士、黒玉鱗のナディア。
●学者を志していたはずが、いつの間にか音楽に魅せられてしまったグラスランナーのバード、アリシャ。
●一度狙った獲物を執拗に狙い続ける様から「ねばりつく悪魔」の異名をとる人間のスナイパー、ヌメッケ。
●潜入任務ならお手のもの、逃げ足も一級品の狐リカントのスカウト・エミール。
●可愛らしい見た目に反して淑女の雰囲気が漂う、兎系種族タビットの魔法使いミトン。
●いつも気怠げだけど、実は複雑な事情を背負っている妖精使いのレプラカーン少女メルルル。


物語についても、冒険者ギルドの裏方の仕事を描く『人と狐のゲーム』や、ソード・ワールド2.5における「蘇生」の事情を描いた『未来への対価』といった、シナリオ作りのヒントになるエピソードが10篇収録されていますので、要チェックですよ!

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ケモミミ系キャラとしては、狐獣人リカントのエミールとタビットのミトン、そしてレプラカーン少女のメルルルに注目です。

エミールはスタンダードな狐耳青年です。
ファンタジーにおける盗賊系獣人キャラが猫になりがちなのに対して、狐なのはわりと珍しいですが、近年の作品で多い「狐キャラは探知能力が高い」というキャラクター付けが、スカウト(密偵)という役柄に巧く当てはまっている感じですね。

ミトンはほぼ直立したウサギの姿なので、ケモミミというよりケモノにカテゴライズされるキャラ。

メルルルはもふもふの耳を持つとされる種族レプラカーンですが、レプラカーン(レプラコーン)をこういう風に描写するのはたぶん《ソード・ワールド2.0》シリーズだけなんですよね。

旧版のレプラコーンはエルフというかゴブリンみたいな「とがった耳を持つ」という風に描写されていますし・・・。
ソシャゲの『パズドラ』に登場するレプラコーンは蝶の羽の生えた普通の妖精スタイル。

でも、『エレメンタルストーリー』のレプラコーンはネコミミっぽいキャラでデザインされていたりして、レプラコーンがケモミミとして解釈される何らかの余地が存在しているのでしょうか?

もう少し詳しく調べてみたいところです。