人間のような姿をしているわんこたちと、ぼやっとした感じの大学生・幸久の日々を描く、『いぬミケ』の3巻目が好評発売中です!
幸久は猫好きの大学生。

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幸久は猫好きの大学生。
ある日、彼が道端で拾った三毛猫?「ミケ」は、実は犬でした!
ミケと暮らすようになってからはすっかり犬派に染まってしまった幸久。
ミケを中心として、犬飼い&犬好きさんとの関係が広がっていきます。
今回、あまりにもミケに首ったけで大学の課題がおろそかになっていた幸久は、これではいけない!と一時的に「ミケ断ち」をすることを決心しますが・・・。
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とにかくミケやいぬ丸、えい吉といったわんこたちが可愛らしく、何の変哲もない(それゆえに大切な)日常にたっぷり癒される一冊です。
子犬vsキャットタワーといった、本作ならではの「犬に対して猫の遊び道具を与える」ネタが3巻でも展開されているのが良い!
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本作、犬が人型をしていて、1巻の時には、『綿の国星』的な動物の擬人化(本当は動物の犬だけど漫画的に人間として描いている)だと考えていたのですが・・・。
わんこたちに洋服を着せるのが普通、みたいな描写もあって、この世界の犬はこういう生き物なのだと考えることもできそうですが・・・。
2010年代に生まれたケモミミ表現「人型の猫のいる世界」(人型動物がいることを当然として、人型動物の権利等のダークな側面をできるだけ除去した作品世界)を考えるうえで、興味深い一作といえます。

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