疲れた男のもとにやってくる、モフモフとツヤツヤの暴力×3!

アニメ後も進撃中の癒し系狐耳漫画『世話やきキツネの仙狐さん』の単行本5巻目が10月10日より発売中です!
今回、たびたび自身から発する黒いもや(邪念?)のせいで、中野は腕を骨折する大けがを負ってしまいます。
会社を長期で休むことに罪悪感を覚えている中野を仙狐さんは慰めつつ、療養を兼ねて狐の秘湯に行こうと誘いをかけるのですが・・・いつものようにシロもついてきて、静養のはずがわりと騒がしい旅行に。

狐の秘湯で中野が見ることになるものとは・・・!?

※ ※ ※

雰囲気はノスタルジックというか「おばあちゃん感」がある作品なのですが、今回の5巻ではバイノーラル録音CD付きの特装版が出ていたり、VRモデルが発売されたりと、わりと漫画界の最先端を行っている「現代っ狐」な作品です。
物語自体は少しずつ核心に触れつつも、まだ真相は明らかにされないといった感じ。
・・・というか、これ、中野会社辞めちゃうんじゃないかなあという予感がふつふつとしてくるんですよね。
同じようなシチュエーションにある『メイドラゴン』の小林と比べると、中野はあまり今の仕事に拘ってる様子がないので、余計にそう感じてしまう。
今後の展開に要注目ですね!

※ ※ ※

今回気になったコマ。
狐の秘湯に浸かりすぎた高円寺さんと中野の髪が狐耳になりかけている。
photo_1490





















『世話やきキツネの仙狐さん』5巻P130(リムコロ/角川書店)


髪の毛を獣耳に変化させているキャラとしては『戦国妖狐』のたまや、『あやかさんは駄メギツネ』のあやかといったキャラがおり、このパターンは狐であることが多い(猫耳犬耳兎耳ではあまり見ない)印象があります。
化け狐の場合、「本当は完全に狐耳を無くすことができるけど、わざと隠していない」ことが多いから、「髪の毛が狐になりかけている」みたいな表現になるのかなと思ったりします。