和製TRPG代表作『ソード・ワールド2.0』の10年ぶりの改訂版『2.5』を使ったリプレイ集です。

ブルライト地方を舞台に、様々な事情で旅を始めることになった新米冒険者たちの活躍が描かれます!
『ソード・ワールド2.5リプレイトライ 継承される物語』が9月20日より発売中です!

剣と魔法の世界ラクシア。
今回の舞台はラクシアの一地方、温暖な気候と太古の魔導文明時代の遺跡に彩られたブルライト地方です。

ブルライトの中央に位置する港湾都市の冒険者ギルドには、少々ワケありで冒険者になった四人の新人が集っています。

《魔剣の迷宮》で行方不明になってしまった夫を探すため、急に冒険者になることを思い立った、34歳のリカント女戦士・ジューンベリー。

ジューンの息子で、豪胆で大雑把な母にやや振り回され気味の、16歳のリカント少年グースベリー。職業的には神官ですが、盗賊の神ミルタバルを信仰しているので、パーティ内ではスカウト役を務めます。

何の準備もせず《魔剣の迷宮》に突入して怪我をし、ジューン母子に助けられた、計画性ゼロの迂闊なナイトメア魔法戦士・ディクス。

もふもふなジューンの夫に一目惚れし、なかば追っかけをする形で冒険者になった、マルチタレントなエルフ15歳のモーレンジ。

全員、ややマルチタレント傾向である点が珍しいこのパーティが挑むのは・・・
古代のイベント会場?の謎に、
古代兵器(ガ〇ダ〇?)の謎、
華麗な闘技大会に、
VRゲーム&人工知能との対決!?

これまでのソード・ワールドリプレイとは一味違った冒険が繰り広げられます!

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今回のコンセプトは「ゲームマスターをするって、とっても楽しい!」という点と、これまでのリプレイ集がだいたい真面目なファンタジーだったので、ギリギリまで弾けたシナリオにしよう、という事のようです。

特に「同人誌即売会」というイベントをファンタジー世界に持ってくるとどうなるか、を描いた第一話『呪われし熱狂の宴』は、TRPGやソード・ワールド関係なく、変わったファンタジー読みたい人にはかなりおススメです。

確かに二次創作同人誌って、数百年後の世界まで残っていたら「偽書」っていう扱いになるなあと、なるほどと思わされる描写がたくさん。

イアン・ワトスンのSF短編『二〇八〇年世界SF大会レポート』みたいな話が好きな人は、ぜひ読んでみましょう。
スロー・バード (ハヤカワ文庫SF)
イアン ワトスン
早川書房
2007-06-01


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ケモミミブログとしては、今回、ケモミミ種族リカントが二人もメインキャラとして登場する点が要注目ですね!
ケモミミ母-娘、父-息子、父-娘という関係は時折見かけるのですが(『中年冒険者の魔物メシ』のレスティナ&ティルシアとか)、母-息子という関係のキャラクターは珍しい気がします。
本作は息子のグースよりも母のジューンの方が破天荒ということもあって、どちらかというとグースが保護者役になっており、そういう母子関係に萌える人にもオススメですね!