神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描く、モフモフ成分120%の百合漫画『このはな綺譚』の単行本9巻目が8月24日より発売中です!

今回の表紙は新米時代の桐と、彼女に大きな影響を与えた女性・八重。
9巻は全般的に「人生の転機」を描いた話が中心になっています。

新人時代の桐の思い出の人、八重との最後のひと時を描く『此花亭慕情―其の伍―』『終章』。

神社の新米巫女だったモモちゃんが、棗の姪っ子・花梨の先輩になって一波乱ある話『新米巫女・先輩になる』。

そして、自分の生き方にずっと悩んでいた皐が此花亭を離れ旅立つ話『夢のおわり』『旅立ちの日』の5話+αという内容です。

特に最後の皐の旅立ちの話以降は、これまでの『このはな綺譚』には無かった展開が描かれそうで、今後が非常に愉しみですね!

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今回気になった描写。

7巻の時もコメントしたのですが、本作に登場する狐っ娘狐は耳尻尾以上に「牙」の描写が印象的なんですよね。
マイペース狐巫女モモちゃんにもしっかり牙が描かれています。
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『このはな綺譚』9巻79(天乃咲哉/幻冬舎コミックス)


それにしても、モモちゃんみたいなタイプの子は普通の萌え漫画だと愛されキャラになりがちなのですが、本作では「周囲から浮いていて避けられている」風に描写されている所が特徴的だなと感じます。

本作、皐が抱く姉への整理できない感情とか、人間(狐間?)関係についてはわりとシビアに描かれるんですよね。