祖母から妖(あやかし)の憑いた共同住宅を引き継いだコミュ障女子高生・真帆路(まほろ)と、人間じみた妖たちとの、ほのぼのでちょっぴり郷愁を感じる日々を描く、『あやかしこ』単行本6巻目が5月23日より発売中です!

今回の表紙は関西弁を操るドイツ人ハーフのハイブリッド転校生エミと、妖狐の玖雨狐、雪女の雪芽、猫又ネネと真帆路、そして一番後ろに座敷童のきぃと、由緒正しい稲荷のチビ狐・アキとクキがいます。アキ&クキが表紙に出てくるのはなかなか嬉しい。
コミュ障だった真帆路も、高梨エミと友達になったことでだいぶ他のクラスメートとも交流を持てるようになりました。

それまで何度か話題に上がりつつも決して行くことのなかった「カラオケ」に、今回、真帆路は初めて行くことになりますが・・・。

そして冬が過ぎ、春の匂いを感じるようになって、学校もそれなりに楽しくなってきたと思い始めた矢先、せっかく友達になったエミと別れてしまうかもしれない「クラス替え」の季節が近づいてきます—―

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開幕から一貫して、「もの凄くほのぼのしているのに、涙が出てきそうになる」という他に類を見ない特徴を持った漫画作品です。

ほのぼの漫画の中に泣ける回がある、という形じゃなくて、何気ない日常そのものに尊さがある、という点を極めている感があります。

これは、何年が経っても姿が変わらない妖たちと、少しずつ成長している真帆路との僅かなすれ違いが、そう思わせる要素になっているんでしょうね。

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本作は玖雨狐、アキ、クキといった狐耳勢も素敵なのですが、個人的にはやっぱり猫又のネネが超可愛いんですよ~。

真帆路との付かず離れずの距離感が猫っぽくて凄く好き。

今回も、真帆路とエミのお勉強会の様子が気になって仕方がないのに、態度には一切見せず、ただ猫耳のみを動かして様子を探っているところがとても良い。
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『あやかしこ』6巻P133(ヒジキ/メディアファクトリー/KADOKAWA)


尻尾のみ反応する、という描写は猫耳漫画で時々ありますが、耳のみ動かして無表情、というパターンは意外と少ないです。

玖雨狐に気になっているのに気にしていないふりをしているので「ツンデレ」と言われていますが、上の表現は猫耳キャラならではのツンデレの表現ですね。



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