電撃G'sコミック発の百合漫画アンソロジー『バニラVanilla 人外×人外百合アンソロジー』が3月8日より発売中です!
同時発売の『シナモン Cinnamon』と対になっていますが、バニラは人外同士という組み合わせのカップルが中心となっています。

『ご主人様と獣耳少女のメル』『月が綺麗ですね』といった獣耳百合作品を連載中の伊藤ハチ先生をはじめ、豪華執筆陣による漫画が9篇、イラストが4点収録されています。

ガチなモンスター娘・魔物娘よりは、ケモミミ娘同士の恋愛作品が多めですね。
ケモミミ作品としては次のとおり。

●『ようこそ動物園BAR』(作:みんたろう)
過去作品『DNAは教えてくれない』と同じく、人間の女の子に変身することができる動物たちのガールズラブが展開されます。

今回のカップルはヒメウォンバットの「ヒメ」とタスマニアデビルの「デビィ」。
タスマニアデビルの「交尾前に噛みついてしまう」習性を巧く取り込んだ物語となっています。
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『バニラVanilla 人外×人外百合アンソロジー』P17(みんたろう/KADOKAWA)


擬人化タスマニアデビルは『キリングバイツ』の第二部でガッツリ登場するほか、『けものフレンズ』にも登場しますので描写の仕方を比較すると面白いかと思います。
元動物の気性の荒さのせいか、若干不良っぽい性格付けになりがちですね。



●『生贄の花嫁』(作:ネコ太郎)
半ば山羊の姿をした魔女と、猫の耳と尻尾の生えた生贄の忌み子のお話。
ネコ太郎氏の代表作『猫娘症候群』と比較すると、かなりシリアス・神秘的な猫耳恋愛ストーリーになっています。

魔女の姿は本アンソロジーの登場人物ではかなり人外寄りで、その点でもオススメの一篇。


●『とべたらいいな!』(作:水谷悠珠&かえで透)
仲間に馬鹿にされながらも、空を飛ぶことに憧れて様々な手段を試すネズミ娘と、空を飛べるけれど種族の掟に囚われて自由になりきれない竜娘のお話。
ガールズラブっぽさはもちろんありますが、それ以上に友情や夢に満ち溢れた一篇ですね。
読後感が凄く良いです。



●『キッス in わんだーらんど』(作:焔すばる)
アリスが現実世界に帰ってしまった後の『不思議の国のアリス』を代表するケモノ二匹・・・チェシャ猫と白ウサギの話。
アリスが置いていった本に書かれていた人間のコミュニケーション方法「キス」を試してしまった二匹は・・・!

チェシャ猫の格好がえっちぃ感じで、なんとなく全体的にえっちな雰囲気になっている一篇。
優等生っぽい白ウサギが攻めに転じるのも良い!


●『アリスおねえさんは心配です』(作:伊藤ハチ)
草食系羊女子・アリスおねえさんと、肉食系狼っ娘レオちゃんのお話。
かなりちっこいレオちゃんがアリスおねえさんを押し倒していくところ、こういうカップリングが好きな人にはたまらないものがあるのではないかと思います!


●巻頭イラスト(作:紅林のえ)
むちむちな感じの猫っ娘と犬っ娘のカップル。カワイイ!

 ※ ※ ※

ケモミミは出てこないけど、他の人外×人外作品もおススメですよ~

●巻頭イラスト(作:おしおしお)
泣いている白い天使と黒い天使。重いストーリーが想起されます。

●『鬼と山神』(作:雪子)
人でないものに変化していく後宮の姫と山神との交流。人外率高めです。

●『2号室』(作:七宮つぐ実)
三食昼寝付きの部屋で何不自由なく暮らす鳥っ娘。でも実は・・・。
『ようこそ動物園BAR』とセットで読んでいただきたい一篇。人外率高め。

●『死神と愛染のロウソク』(作:武川慎)
死神と〇〇〇〇のカップルのお話。この組み合わせは見たことがないかも・・・。

●『魔王の娘たち』(作:もちオーレ)
魔王の後継になろうと一生懸命だけど空回りする姉と、遊んでいる風なのに有能すぎる妹の、二人の確執を描きます。この話の後の展開をすごく読んでみたいのですが・・・。