“力不足”として勇者パーティーから追放されたビーストテイマー(獣使い)の青年が、猫耳少女の姿をした最強種との出会いにより、最強への道を突き進んでいきます!

「小説家になろう」発の成り上がりストーリー『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』が5月2日より発売中です!
ビーストテイマーのレインは、物語の冒頭でいきなり勇者パーティーを追放されます。
理由は「戦闘で全然役に立っていない」から。
探索・索敵や荷物運びでは動物を使役して十分に役に立っていると思っていたレインは、勇者たちからの冷たい扱いにショックを受けますが、気持ちを切り替えて一人で冒険者としてやっていく道を探し始めます。

そんな折に助けた、行き倒れの猫耳少女カナデ。
実は最強種の「猫霊族」であることが判明します。
腹をすかして全く力を失っていたのですが、レインが食糧を渡してやると、本来の「素手で大地を割る」「雲の上まで跳び上がる」といわれる超能力の片鱗を見せるようになります。

好奇心旺盛で人懐っこく、命を救ってくれたレインと一緒に旅をしたいと言うカナデ。
彼女との出会いをきっかけにして、レインの逆転劇が始まるのでした――!

 ※ ※ ※

書籍版はWeb版のおおむね37話までが大幅加筆されて収録されています。

主人公のレイン、勇者パーティー、二人目の仲間になる竜娘のタニア、そして猫霊種カナデのそれぞれの一人称視点を切り替えながら描いていく構成になっています。

カナデとタニアはレインにベタ惚れなので、そういった雰囲気が好みの人にはおススメですね!

 ※ ※ ※

カナデは「~にゃ」「~にゃあ」と語尾につけるような、物凄く人懐っこい猫耳少女です。

作者あとがきでも触れられていますが、本作は「成り上がりストーリー」以上に、カワイイ猫耳少女=カナデを描くことを重視した作品らしく、そのあたりの意図は十分に伝わってきます。

作品の方向性としては『チートな飼い猫のおかげで楽々レベルアップ。さらに獣人にして、いちゃらぶします。』と同系統になるのでしょうね。


著者の次作も猫耳少女が出てくるようなので、やっぱり相当に猫耳がお好きなんでしょうね、、、