モンスター娘ばかりの高校に転校してきた、普通の人間の女の子。
ただの人間だと知られたら仲間はずれになるかもしれない、と思った彼女は、つい「自分はサキュバスです」と自己紹介してしまいますが・・・。
誤解が誤解を呼んで大事になっていく百合コメディ『サキュバスじゃないモン!』、好評の2巻目が12月26日より発売中です!
純粋な人間なのに、「里見ヶ岡学園」の「亜人クラス」に転入してしまった高校一年生の谷間村さくら。

仲間外れになりたくない一心で「自分はサキュバスです」と自己紹介してししまったさくらは、クラスメートからエッチな相談を受けたり、誘惑されないかと警戒されたり、大変な目に遭ってしまいます!

今回は、さくらのことを超警戒している生真面目なケンタウロス娘・鐙千里(あぶみちさと)の流鏑馬の練習に付き合ったり、ハーピー娘の大空はやて&羊人の真行寺春江(しんぎょうじはるえ)と一緒に夜のお勉強会(意味深)をしたりと、クラスメートたちとの仲がより深まるお話が展開されます。

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本作、引っ込み思案なさくらがモンスター娘たちから様々なアプローチを受けて困惑しまくるという構図で、一見さくらが受け身な感じなのですが、いつの間にか立場が逆転して「攻め」に転じている場面がしばしば見られるのが面白いです。

百合漫画としてかなり特徴的な部分なのではないかなと思います。

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単行本の半分くらいがケンタウロス娘・千里の流鏑馬練習の話なのですが、この話で千里がプレッシャーにめちゃくちゃ弱いことが明らかになります。

ケンタウロスは「耳をソワソワと動かす=不安」らしく、下のコマでは流鏑馬の本番を前にした千里の緊張がウマ耳の動きを通じてしっかり描かれています。
(ウマ耳の動きと感情の相関については前のページで説明されています)
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『サキュバスじゃないモン!』2巻P49(ほりとも/キルタイムコミュニケーション)


ケンタウロスも含めた擬人化ウマキャラクターがだいぶ増えてきましたが、キャラクターの傾向として「神経質」「気分に波がある」という設定を持つことが多いです。

このあたり『ウマ娘 プリティーダービー』とも関連していそうですが、おそらく「競走馬で見られるコンディションの波」が擬人化ウマキャラクターの性格にも反映されているのだと考えます。


競走馬でない馬における日々のコンディションの波はそれほど目立つものではないようですが、一般人の私たちが一番気軽に見ることのできる馬が競走馬であるがゆえに、擬人化ウマキャラクター全てに競走馬の属性が付いてしまっているのかもれませんね。