ぱっとしない地味な少年・陽介がずっと憧れていた先輩は、世界を滅ぼす魔狼フェンリルで、彼の前世における「姉」だったのです!

「姉」とともに世界を滅ぼす側に回ることになった陽介は、世界を維持する神々との熾烈な戦いに身を投じることになりますが・・・。

痛切な死と愛の物語『フェンリル姉さんと僕』の2巻目が11月8日より発売中です!
他人と競争することが嫌いで、人と親しくすることも避けていた中学二年生・灰島陽介。
そして彼が憧れていた、物腰柔らかで優しい先輩、中学三年生の北見冬花。

二人の関係はある日を境に一変します。
冬花先輩が実は世界に死を与える魔狼フェンリルであり、陽介も実は万物を溶かし尽くす毒蛇にしてフェンリルの最愛の弟・ヨルムンガンドの転生体であることが明らかにされたのです。

それまで争いごととは無縁だった陽太は、冬花=フェンリルを屠ろうと襲撃してくる異形の存在「神の遣い」に怯えるだけでなく、人の命を軽視するような発言をし、異常な愛情を示してくるようになった冬花にも恐怖する日々を過ごすことになります。

しかしそれでも、冬花が見せてくれる優しい一面に惹かれて、陽太は彼女の味方でありつづけようとするのでした・・・。

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北欧神話の神の一柱がついに姿を現し、「現代のラグナロク」の一端が垣間見えつつある2巻です。

冬花=フェンリルも病んでいますが、今回の表紙にもなっている戦乙女ヒルドもかなりサイコパス的な性格をしていて、全体として病んだキャラクターばかり登場する作品となっています。

その一方で絵柄に独特のほのぼの感/可愛らしさがあり、この雰囲気のギャップが好きな人には病みつきになる魅力のある一作ですね。

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今回、フェンリルを慕ってはるばるやってきた冥府の番犬の転生体・ガルムが登場します。
狼ゆえに穏やかな中にも凛とした雰囲気のある冬花と比べて、ガルムは感情表現豊かでいかにもワンコっぽい性格をしています。
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『フェンリル姉さんと僕』2巻P144(阿崎桃子/秋田書店)


両側に短く結んだ髪が犬耳っぽく表現されている点、『宇宙警察☆ミーティアわんわん』の犬星人かぐや巡査と同じ特徴を持っています。


こういう髪型で「犬っぽさ」を表現しているキャラクターは時々見かけるので、このあたりをまとめてみたら面白いかもしれませんね。



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