二人でよく遊んでいたゲームに似た異世界に閉じ込められてしまった兄妹。

現実世界では色々あって仲違いしていましたが(現在は関係修復済み)、実はゲーム中で「結婚」していたことのある二人・・・。
あくまでゲーム内での遊びのつもりだった兄に対し、妹はその事実をもって、兄に本気の恋愛感情をぶつけてきます・・・!

異世界でも妹の面倒をみなきゃいけない、苦労人のお兄ちゃん小説『お兄ちゃん……ここでなら、好きって言ってもいいんだよね?』の電子版2巻目が8月25日より発売中です!(ちなみに書籍版は7月からすでに発売中です!)
フルダイブ型MMO-RPG『カオティック・フレイム』に似た異世界・・・「真炎界」。

この異世界に閉じ込められたトオヤとルリの兄妹は、前回、力を合わせて魔竜アジ・ダハーカを退治して一度は元の世界に戻りかけたのですが、結局異世界から脱出できないままに日々の生活を送っています。

もともとブラコン気味だった妹のルリは、過去に兄のトオヤとゲーム中で「結婚」していた事実を盾にこの異世界では本物の「嫁」として振る舞えるので、むしろ異世界での生活を気に入っている様子もありますが・・・トオヤにとってゲーム中の「結婚」の記憶はすべて黒歴史でしかありません。

そんなこんなでにぎやかな生活を送るトオヤたちに対して、二人を真炎界に喚んだ張本人・・・・兎耳の女神アフラは、魔竜の他にも魔のモノの不穏な動きがあるので、それに備えるようにと忠告します。

そんな折、仲間の一人である狼人族の娘クルルが、トオヤの目の前でさらわれてしまう事件が発生しますが・・・!

※ ※ ※

『ケモミミ・クロニクル』のサブタイトルの通り、狼娘のクルル(表紙の女の子)をはじめとして獣耳っ娘が多数登場する巻です。

ルリはブラコンに加えて、重度の獣耳・尻尾フェチでもあるので、獣耳娘たちを褒めるやり方になかなか独特のモノがあります。
「(猫耳娘の)コシのある尻尾の感触」というぶっ飛んだ表現はこの作品で初めて見ましたが、よくよく思い直すと確かに猫の尻尾は「コシのある」感じがするなあと考えたり。
獣耳小説ならではの表現といえそうです。

2巻の物語の中心人物である狼娘クルルはいかにも犬っぽい、元気で素直ないい娘です。単純そうに見えてわりと空気を読んだり他人の心を推し量っていたりして、おバカなわんこというよりは利口な忠犬といった雰囲気があります。

本作は萌えラブな日常生活が描かれる前半部と、わりとシリアスな戦いになる後半部で、キチンキチンと雰囲気が移り変わっていく作品なので、クルルも後半にかけて忠犬っぽさが増していく印象です。



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