昨年、18巻目で完結を迎えた『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者』の、「その後」のストーリーが描かれる『外伝!』が8月2日より発売中です!
ファンタジーな異世界にある国家「神聖エルダント帝国」に日本のオタク文化を輸出するべく尽力してきた、元・引きこもりのオタク・加納慎一。

本編のエンディングののち、日本とエルダント帝国を繋ぐ超空間通路は閉じられ、慎一は日本&現代オタク文化と完全に断絶してしまいました。

社会的にもオタク的にも一切の後ろ盾が無くなり、全く新たな道を踏み出すことになった慎一と、彼とともに歩む女の子&仲間たちの日々が描かれる短編集です。

3章+αの構成になっており、
1章は慎一とペトラルカ、そしてミュセルの関係の最終結論について、
2章は女装男子・光流と獣っ娘エルビアが本当に深い関係になろうとする事について、
3章は最後に残った人たち、美埜里やガリウスはどうなったか?が描かれます。

本編最終巻(18巻)で結論が出ていなかった皆の人間関係に、完全に落とし前を付けたような内容になっており、ファンの人は必読の内容です!

※ ※ ※

当ブログは『けものフレンズ』関係以外の記事だと、『アウトブレイク・カンパニー』18巻の感想を書いた記事へのアクセスが多いので、『外伝!』もちゃんと記事を書いてみました。

2章はいつものほほんとしている風なエルビアが真剣に悩む姿を見せる内容で、ここまできて彼女の新たな一面が見られたなあと大満足の内容でした。

また、光流視点において、エルビアに尻尾があってそれが動くから感情がわかり易い・・・かと思ったら、逆にそれに惑わされて本心が読みにくいという描写があり、このあたりは獣耳っ娘と恋愛する作品ならではの描き方だなあと感心させられました。




萌え ブログランキングへ