和製TRPG代表作『ソード・ワールド2.0』の10年ぶりの改訂版『2.5』の新しいルールをわかり易く解説したリプレイです!

個性豊かな四人のビギナー冒険者が挑む最初の依頼・・・「奈落の魔域(シャロウアビス)」探索の様子が描かれます。
リプレイ集『水の都の夢みる勇者』電子版が8月20日より発売中です!(ちなみに書籍版は先月から発売中ですよ)

剣と魔法の世界ラクシア。
今回の舞台はその世界の一大陸アルフヘイムにある《水の都》ハーヴェスです。
風と雨の女神フルシルに守護されたその都は近隣諸国の交易の中枢であり、貿易商人や旅人をはじめ様々な人種・文化の人々で賑わっています。

そこで、冒険者になったばかりの四人の若者が出会います。

“ソード”・ワールドなのになぜか使う武器がメイスばかりのファイター、カイルバーン。

実家が破産して冒険者になった、フルシルに仕えるプリーストのニコラウス。

年齢1歳(!)でありながら様々な記憶を持っている、ルーンフォーク(魔導生命体)のセージ&コンジャラーのフィディック。

そして、パーティーのムードメーカー(というより天然娘)! 
ラーテルの獣人(リカント)にしてグラップラー(格闘家)のラティです。

彼らは手始めに「行方不明になった少年を探す」という初心者向けの依頼を引き受けたのですが・・・。
あれよあれよという間に、大陸の危険地帯である「奈落の魔域(シャロウアビス)」へと足を踏み入れる羽目になってしまいます。

ビギナー冒険者たちの運命やいかに!?

 ※ ※ ※

バージョン2.5のみならず、TRPGの初心者向けの内容も多いリプレイ集です。

当ブログが最も注目する点は、ラーテルのケモミミ娘が登場するところ!

ラーテルのケモミミ娘といえば『キリングバイツ』なのですが、他にも『群れなせ!シートン学園』や『けものフレンズ』といった作品にも登場していて、ラーテルもだいぶメジャーになってきた感じがします。

これまでファンタジーにおける格闘家型獣人といえば猫科獣人が主流でしたが、近年の動物擬人化モノの影響で裾野が広がったのか、ファンタジーに登場する獣人もバリエーションが増えているように思います。
『盾の勇者の成り上がり』のヒロイン・ラフタリアがアライグマの獣人だったりとか。
※ ※ ※

ラティは攻撃力が高く、素早く、レベルアップして三回連続攻撃ができるようになったりと、ものすごくアグレッシブな能力値・スキルを持っているのですが、防御力がほぼゼロという防御自慢のラーテルらしからぬパラメーターになっています。

その点はゲームシステムのせいなので仕方がないのですが、そのあたりの不備を「何があっても動じない天然娘」というロールプレイで補っていたところは、テーブルトークRPGならではの工夫でとても良かったです!