英雄の血筋に生まれたものの、精霊獣を操る力が弱すぎたため、家を追い出されたアルフ少年。
彼の唯一のパートナーとなった小さな狐の精霊獣は、実は恐るべき力を秘めた狐巫女だったのでした!
アルフ少年は、彼を弟のように甘やかしてくる狐巫女とともに、人生逆転の道を歩み始めます。

第4回オーバーラップWEB小説大賞・金賞受賞作『英雄覇道の狐巫女』の2巻目が7月24日より発売中です!

「こちら」の世界と同じようでありながら、「精霊界」と呼ばれる異世界からやってきた「精霊獣」と呼ばれる存在が人類と共存している世界。

古の英雄アルファロランの血を引く名家に生まれたアルフ・シェークリアは、最低クラスの精霊獣しか召喚できなかったことで父親に完全に見放され、十歳で家を追い出されてしまいました。

・・・それから六年後。
厳しい修行を重ねたアルフはひとかどの「退魔士」として成長を遂げました。

そして、彼を捨てた父親と因縁の再会をすることになりますが・・・アルフは自分が勘当された真の理由――衝撃の真実を知ることになります。

その結果、アルフは自らの父親・ゼムナスに刃を向けることになりますが・・・!

※ ※ ※

学園伝奇物のフォーマットではありますが、家族関係を強く描いている作品です。
今回は特にアルフの父であるゼムナスとの確執が描かれます。

「親がでてこないのがラノベの特質」みたいな話がついこの間もSNS界隈で騒がれていましたけど、最近のWeb小説も含めて「主人公と父親」の関係はラノベで結構描かれているように感じるんですよね。
このあたり誰か調べている人がいそうですが。

ケモミミジャンルだと『猫耳父さん』みたいな直球のラノベ作品があったりしますし。
猫耳父さん (電撃文庫)
松原 真琴
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2016-12-24


前巻からひきつづき、「姉」の立ち位置にある保護者代わりの狐巫女・鈴狐(リンコ)、実の「妹」でありながらアルフと疎遠になっているツンツンなアリス、甘えん坊な「妹分」である二人目の精霊獣・狼っ娘の真噛(マカミ)の関係が絡み合う姉妹ラブコメとしての魅力も衰えていません。

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新たなケモミミキャラとして兎耳の娘「夜兎(ヨト)」が登場します。
外見は着物をまとった赤い目の童女ですが、その正体は元天上位の精霊獣で、瘴気を操る強力な存在です。性格的にはヤンデレな雰囲気があります。

ヤンデレではないのですが、狼っ娘の真噛も少し気性が不安定なところがあって、アルフの実妹のアリスにかなりきつい非難をしたりと、従順素直系キャラにしてはわりと辛辣な面がみられます。

本作はガッツリと人間関係を描いているのですが、そのあたりの傾向がケモミミキャラの性格にも反映されている感がありますね。



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