妖怪が普通に人間の日常生活の隣にいる世界。
たくみ少年の家の猫が今、まさに猫又になろうとしていて、町のちょっとした話題になっているのでした。

妖怪になったばかりの猫又を中心に、その周辺の人々&妖の日常を描く『となりの妖怪さん』、単行本1巻が7月12日より発売中です!
「妖(あやかし)」が人の身近にいる世界。

猫又のぶちおは、たくみ少年の家の飼猫から妖に変化したばかり。
言葉を喋ることや立って歩くことなど、自らの変化に戸惑っている最中です。

生真面目なぶちおは、なぜ自分が妖になってしまったのか?何か使命があるのではないか?と自分の存在意義について悩みます。
そんな彼を、軽い性格のカラス天狗のジローや元気な女の子のむーちゃん、妖怪タレントの山本五郎左衛門、サバサバした化け狐の百合さんがそれぞれのやり方で導いていくわけですが・・・。

果たして、ぶちおの悩みが解消される時は訪れるのでしょうか?

 ※ ※ ※

もともとのWeb掲載時点では猫又のぶちおの話とカラス天狗のジローの話が別々に存在していたとのことですが、本書ではきれいに一つの物語にまとまっています。

緑の香りがするような清々しい田舎の日常風景を、人間と妖怪の営みを通じて綴っている作品ですが、失踪してしまったむーちゃんの父親の話や、ジローの古い因縁の話など、どことなく仄暗い影が見え隠れするところに独特の雰囲気があります。

あと、ぶちおの真面目でおどおどしたキャラクターも独特ですね。
猫キャラはツンデレorのんびりマイペースな性格になるパターンが多いのですが、リアル猫がわりと持っている“臆病”という性質にかなり振り切っているぶちおのキャラはなかなか面白いです。

 ※ ※ ※

ケモミミ描写としては、化け狐の百合さんが変身するシーンで一瞬狐耳が生えます。
photo_1210























『となりの妖怪さん』1巻P38(noho/株式会社イースト・プレス)

本編で登場するときは完全な人間型か、変身しきった全ケモの姿のどちらかなのですが、おまけ資料の方では狐耳娘バージョンのイラストが結構あって、ケモミミキャラの要素もあることが分かります。


萌え ブログランキングへ