神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描く、モフモフ成分120%の狐耳百合漫画『このはな綺譚』の単行本7巻目が6月23日より発売中です!
7巻の収録は全6編+α。
「言霊」の話から始まり、全体として「口に出して人に想い伝える」ことの是非が中心に描かれている巻です。

大昔の悪口陰口が封印された壺を開封してしまって、此花亭が百鬼夜行状態になる『此花百鬼夜行』。

前の話の続きで、成仏しそこなった「陰口の権化」が呪い人形・お菊と交流する『言霊』。

仲居ではなく巫女の道へと進んだ、蓮の妹・モモの伝説のエピソードを語る『新米巫女の思い出<1>』『<2>』。

ひさびさの温泉回! 雪の日の露天風呂の実態を描く『雪見風呂』。

そして、新人時代の桐のエピソード――実は仲居になることにあまり気乗りしていなかった――が語られる『此花亭慕情―其の参―』の全6編です。

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今回気になった描写。

此花亭の仲居は可愛い女の子ばかりだけど、やっぱり狐なんだなあと感じさせるのが、狐耳尻尾以上に強調して描かれる「牙」

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『このはな綺譚』7巻P136(天乃咲哉/幻冬舎)


上のコマは新人時代の桐が泣いているシーンですが、ここでもかなり牙が目立っています。
八重歯というレベルじゃなくて、下顎側の犬歯もかなり大きく鋭いのですよね。

表現技法として、男女問わず「野性味が増すように見せるとセクシー」という考え方がありますが、狐っ娘の牙は上品そうな娘に野性味を付加して魅力を増す要素になっています。

そういえば、この巻くらいから一部の牙の描き方が『ゆるキャン△』の犬山さん的な描き方(唇部分と歯が一体化している)になっているのですが、そもそもこの表現って誰が最初に始めたんですかね~? 凄く気になる、、、