今回の舞台は常夏のリゾート地・バナナオーシャン。
主人公は狐娘の姿をした花騎士・ヒガンバナです。
人除けの結界を張っているはずの別荘に、なぜか迷い人が入り込んでくる原因を探っていたヒガンバナは、南西の密林の中で大勢のメイドを連れた魔女・ウェルウィッチアに出会います。
ウェルウィッチアが怪しいとにらんだヒガンバナは、自分もウェルウィッチアのメイドになることを志願して、その内情を探ることにしますが・・・。
フラワーナイトならぬフラワーメイドガールになったヒガンバナが目にするものとは?
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『フラワーナイトガール』の公式ノベルはたくさん出ていますが、その中でもケモミミ娘が中心人物になっているのは『ネリネと常夏の楽園都市』(猫耳のライオンゴロシが登場)に続いて、本作が二作目となりますね。
ゲーム中ではエノコログサ(猫じゃらし)といった、名前や別名に動物が関わっている植物が、ケモミミ付きで擬人化されています。
ヒガンバナは別名が「狐花」なので、擬人化も狐耳なわけですね。
物語の展開上、本作のヒガンバナは(表紙のように)ほとんどメイド服姿で動くことになります。
ヒガンバナはモフモフ尻尾がたくさんあるのですが、「どうやってメイド服を着たのか」は作中でも突っ込まれていますね。
複数尻尾キャラは見た目はカッコいいのですが、日常シーンを描く時にいろいろ支障が出てしまうという点は考慮しておかなければいけません。