生まれ持った運命によって戦闘力が決まってしまう世界。
勇者の力を得た幼馴染の狐娘と、村人にしかなれなかった少年は、世界中はびこる魔物を退治して平和を取り戻そうと奮闘してきましたが、ここにきて「人」を相手に戦うことになります!

物語の大きな転機を迎えた狐耳バトルファンタジー小説『逆成長チートで世界最強』の書籍版4巻が5月31日より発売中です!
女神マリスカに選ばれし者である狐獣人の「勇者」フィーリティアと、戦闘力の無い「村人」でありながら多種多様な戦闘術(スキル)を習得して勇者に並ぶほどの実力を身につけた少年フォンシエ。

カヤラ領や獣人自治区で魔物退治を成し遂げた二人は、平穏を味わうのもそこそこに、次なる敵との戦いに身を投じます。

「水棲の魔王セーラン」——頭を切り落とされてもすぐに復活する再生能力と敵を寄せ付けない水の力ゆえに、攻めあぐねたフォンシエたちは、対抗策を求めて水人(ウンディーネ)の棲む東の果ての「水源境」に向かいます。

そこで目にするのは・・・勢力争いをする翼人(シルフ)が水人に襲いかかる光景。
魔物と戦うことはできても、人同士の争い——人が殺し合う場が初めてのフォンシエは、その状況に戸惑うことになりますが・・・!

※ ※ ※

Web版の第四章後半にあたる部分が収録されていますが、Web版とは別の世界線の話といっていいくらい展開が違ってますので、ファンの人はぜひ書籍版も読むことをおススメします。

作者の佐竹アキノリ氏は『転生魔術師の英雄譚』でもWeb版を一から書き直して書籍化しておりました。“アニメと原作漫画(あるいはアニメとコミカライズ)で展開が全然違う”というパターンを小説で体験することができるという点で、氏の作品はWeb小説でも独特の位置づけにあるといえそうです。

※ ※ ※

Web版には登場せず、書籍版で活躍するのが“魔物大好き”狐獣人の錬金術師ミルカ。
傍若無人な振る舞いがパワーアップしている上に、フォンシエの声真似をしたり、フォンシエに謎の液体を飲ませようとしたりと、ちょっかい(?)の出し方も磨きがかかっています。
嬉しいことがあると尻尾激しく振ったり、わりと犬っぽさがあるのも良い。

あと、彼女が世界に関する謎をちょくちょく考察してくれるおかげで、「この世界は何か変だ」という雰囲気がWeb版に比べて書籍版は強化されているんですよね。

おそらくWeb版の最終話付近で明かされる内容が、書籍版は物語の途中で明らかになる(結末が変わる)んじゃないかという予感がするので、今から楽しみです。



萌え ブログランキングへ