待望の異世界転移に成功した元・サラリーマン。
残念ながら転移の過程で身に付いた新スキルは【創薬】というかなり地味なものでしたが、のんびり異世界暮らしをするにはそれでも十分以上のチートスキルなのでした!

先月4月にできたばかりの新レーベル「ブレイブ文庫」が送る、新装版『チート薬師のスローライフ』は4月28日より発売中です!
しがないサラリーマン・桐尾礼治(24歳)は冒頭1ページ目でいきなり異世界転移します。
もともと日本での生活に嫌気がさしていた礼治は、ガッツポーズをしてこの状況を大歓迎。

こういうパターンなら何かチートスキルがあるはずだと思っていたのですが、彼が授かっていたのは、戦闘には直接役に立たない【創薬】スキル。
材料を使って魔法の薬を作るだけ、という非常に地味なスキルでした。

まあそこまで都合よくはいかないかと考える礼治ですが・・・・彼の作ったポーション(飲む回復薬)はその世界の普通のポーション(不味い)と比べて「とても味が良い」と大評判!

「革命ポーション」と呼ばれるようになった自家製の薬をもって、異世界の薬業界を席巻していく礼治ですが・・・!

※ ※ ※

Web小説発、1話完結型の短編が連作になった型式の、ほのぼの異世界日常ファンタジーです。
もともと「レッドライジングブックス」で昨年出版された単行本の新装版という位置づけになっています(どちらかというと文庫版というべき?)。


気になったのが、本作のケモミミヒロイン・わふわふ人狼ノエラちゃん。
前の単行本と新装版でイラストレーターが変わった(庄司二号氏→松うに氏へ)ことで、外見と服装が少し変化しているのですよね。
松うに氏バージョンのノエラはよりロリ度高めな感じになってます。

ラノベの世界では、挿絵におけるキャラクターの外見を変えると物議を醸すパターンが多い印象があるのですが(イラストレーター変更もかなり慎重に行われるイメージ)、このあたりの状況も変わりつつあるのでしょうか。

個人的には普通の小説みたいに、イラストレーター・〇〇先生バージョンの△△(キャラクター)、みたいなのはもっとあってもいいかなと思っているので、本作のやり方は歓迎ですね。



萌え ブログランキングへ