その島には猫・・・ではなく、女の子の姿をしたネコミミ娘ばかりが住むのです!
 
ネコミミストの理想郷を描く『ネコじまにゃんだフル』、初単行本が4月26日より発売中です!

ネコミミ娘ばかりが住む謎の島・・・通称「猫島」に赴任した小学校教諭・小嶋寧々子。
彼女はこの島に住むネコミミ娘たちに基礎教育を施すという契約でやってきたのですが、ネコミミ娘たちはそもそも学校に行く習慣がないので、登校すらしてくれません。

それどころか、島の下宿先で共同生活する二人のネコミミ娘・クロとシロも人間の寧々子をめちゃくちゃ警戒して、なかなか心を開いてくれない状況。

はたして、寧々子は猫島での最初の授業を始めることができるのでしょうか・・・?

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表紙にも描かれているクロとシロをはじめとして多くのネコミミ娘たちが登場し、彼女たちがものすごく猫っぽくて可愛くて悶絶する作品です。

クロは最初は物凄く警戒するけど、懐くとものすごく甘えてくるネコミミ娘。
シロはしっかり者で冷静、寧々子と一対一の時は甘えたりはしないけれど、クロが寧々子に甘えてると自分も負けじと甘えようとするネコミミ娘。

他にも何人かネコミミ娘が登場してそれぞれ個性がありますが、みんなどことなく猫っぽい警戒心とマイペースさを併せ持ったキャラクターをしています。

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本作のちょっと変わったところは「なぜ猫島にはネコミミ娘ばかりいるのか」「どうしてネコミミ娘を小学校レベルから教育する、という話になっているのか」という事情が最初に語られない(徐々に謎が明かされていく)という点です。

普通こういう萌え四コマは最初に状況設定が語られるか、もしくは「変な設定」は「変な設定」のまま一切説明しないかのどちらかだと思うので、こういう謎をはらんだ内容にしているのは珍しい。

現代日本とは違う社会が営まれている猫島にやってきた外部の人間の視点(=寧々子)を、読者が追体験できるようになっている、という考え方もできそうです。

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このごろ注目している「猫耳キャラの尻尾振り」表現、本作でもよく見られるのですが、特徴的なのはシロの尻尾の動き。
甘え上手のクロが寧々子に抱かれている時、自分も構ってほしいという風にシロが尻尾を振っています。
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『ネコじまにゃんだフル』1巻P40(御北きぬ/芳文社)


猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いですが、本作のシロは「関心がある」または「関心を引きたい」時に尻尾を振る傾向があります。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3 その4

この動きを見せるのは猫島のネコミミ娘の中でもシロだけで、彼女の個性がよく出ているシーンといえそうです。