福猫町に引っ越してきた女子中学生・海子(あこ)のもとに、どう見ても女の子にしか見えない不思議な猫「フク」がやってきます。

フクは長い間、海子に亡くなった曾祖母の面影を重ねていたようなのですが、前巻でようやく、海子を“海子”という一人の人間として見てくれるようになりました。

そして、どうやら福猫町には海子以外にも、フクのような「ふくねこ」を見ることができる人間がいるようなのですが・・・・。

ほっこりする不思議な猫耳漫画『ふくねこ』の3巻目が3月12日より発売中です!

3巻は海子が引っ越してくるよりも前から「ふくねこ憑き」だった、海子の叔父・菜ノ花一郎(28歳)と、海子の弟・陽太のエピソードが中心です。

なぜ陽太には最初からフクが「ふくねこ」として見えたのか?
そして、どんな猫よりも長い間生きているフクは何者なのか?という点が少しずつ明かされていきます。

化け猫&猫神漫画として見ても独特の設定が多く、ほんわかしているのにいろんな場面で少し「寂しさ」が漂っている雰囲気は、本作ならではのモノですね。

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今回注目したコマ。
陽太の「ふくねこ」になるイチヒメ。猫形態の時のハチワレ模様が、人型時の片目が隠れる髪型に対応しています。
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『ふくねこ』3巻P130(松沢まり/双葉社)


動物の猫から人型へのメタモルフォーゼ要素のある作品では、猫の時の姿が猫耳&尻尾の色・形、服装に反映されることが多いですが、猫形態の時の毛皮の模様が髪型になるパターンは初めて見ました。

ありそうで無かったという点で、まさに“コロンブスの卵”的発想といえます。
(※『けものフレンズ』の鳥系フレンズにおける、リアル動物のクチバシと頭のフォルムがそのまま髪型になっているパターンが数少ない類似例かも)

これはかなり応用範囲の広そうな表現ですので、ケモミミ描きの人は要注目です。



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