狐型宇宙人(?)同士の戦争に巻き込まれてしまった福岡県立織峰高等学校の女子生徒たち。
現代戦の戦場を模したFPSゲームのような異世界で、謎のゾンビ兵士との戦闘を繰り広げながら、元の世界へ帰るための手段を探し続けます。

ようやく狐たちの軍の本隊との合流を果たし、元の世界に戻してもらえるかと思ったのですが・・・。
女子生徒たちのあずかり知らぬところで、不穏な思惑が動き出していたのでした!

銃と狐と魔法少女!に彩られた新感覚ミリタリー・SFファンタジー『放課後アサルト×ガールズ』の5巻目が3月9日より発売中です!

教室に突然現れた狐耳少女によって、地球の平行世界「中空地球」にクラス丸ごと転送させられた織峰高校の女子生徒たち。

そこはさらに別の平行世界である「第5太陽地球」の二大勢力「イズナ」と「フタナ」が争う戦場でした。

「イズナ」の士官(陸軍少尉)だという狐耳少女・諏訪原サキの指揮の下、女子生徒たちは臨時徴募兵となって敵勢力「フタナ」の人形兵士(ゾンビ兵士)の哨戒圏を突っ切り、ついにイズナ軍の上陸部隊本隊との合流を果たしました。

これで非戦闘員である女子生徒たちはイズナ本国に移動。本国の転送装置で元の日本に戻る、という流れになるはずでしたが・・・。

女子生徒のキヨミはふとしたことから、ともに戦ってきたイズナ士官・笠森シマ中佐が他の士官と不穏な話をしているのを聞いてしまいます。

口止めされたキヨミが密かに苦悩する中、一部の女子生徒が謎の人物に拉致される事件が発生しますが・・・!

※ ※ ※

今回は無表情(感情表現が下手)で誤解されやすいキヨミが中心の巻。
アヤコと淡いガールズラブっぽい雰囲気になるのですが、アヤコの方は全くその気がないので、そのあたりのすれ違いがなかなか良い感じ。

本作、前回も「『バトルロワイヤル』的なゼロサムゲーム・ホラーの雰囲気が漂っている」って評したんですが、そう感じるのは他の女子高生ミリタリーものと違って、クラスメート全員が仲が良いわけじゃない(一部はかなり仲が悪い)という前提で描かれているからなんだなあと考えたり。

そのあたりが現実の学校の人間関係っぽくて、ホラー感があるんですよね。

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少人数での空港襲撃、輸送機への攻撃など、ミリタリー面のでの緊迫する描写も見逃せません。
あと、この巻では敵軍・フタナに関する大きな謎の一つが明らかになります。
狐耳種族が戦う相手はやっぱりアレなわけですね、、、

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今回気になったコマ。
初登場のイズナ軍・兵器管理中隊:栄フジミ二等兵がアヤコとキヨミに話しかけるシーン。
フジミはアヤコとキヨミのことを見て「丸頭」と口にします。
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『放課後アサルト×ガールズ』5巻P44(高田慎一郎/フレックスコミックス株式会社)


これは近年ラノベ界隈で話題になっている「亜人種が自分たちのことを「亜人」と呼ぶのはおかしい(亜人種からみたら、自分たちの方が「普通の人間」で、自分たち以外の人種の方が「亜人」のはずだから)」という点に、きちんと対応している一例ですね。

ケモミミ人間から見たら、ケモミミが無い人間に対して特別な呼び方が必要になるわけで。

ライトノベル『セントレイン戦記』では、尻尾のある獣人系種族が普通の人間を「尻尾の無い者」みたいな呼び方をしていましたが、本作『放課後アサルト×ガールズ』のイズナ人は狐耳があって尻尾のない種族なので、「丸頭」という頭に注目した呼び方になるのですね。





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