地上最強の小型哺乳類ラーテルの獣人娘・瞳が闘った「獣獄刹(デストロイヤル)」から二年・・・。
獣化手術が合法化され、「牙闘(キリングバイツ)」がスポーツエンターテインメントになった世界。

媚戌(ビーグル)の獣人・戌井純(いぬいぴゅあ)は、いつの間にか仲良く?なった牙魔猫(タスマニアデビル)の黒居佑(くろいたすく)ともに、牙闘の新チャンピオンになることを目指して行動を開始します。

しかし、そんな彼女たちの前に。過去のキリングバイツの獣闘士たちが立ち塞がるのでした・・・!

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ラーテルの強さに憧れを抱く喧嘩屋の不良娘・佑と、チャンピオンになるという一心だけで無計画に世の中を渡り歩く、天然・・・というより野生的な純。

今回は彼女たちにもう一人の仲間・・・ラーテルと再び対面することを人生の唯一の目的として没交渉的に生きてきた「山羊(アイベックス)」の少女・護藤ハイジが加わります。

とにかく性格が違いすぎてお互い噛み合わない三人の少女獣闘士ですが、キリングバイツ本戦の予選「獣獄祭(デスティバル)」を突破するためには三人チームを組まなければなりません。

いまいち連携の取れないまま予選をスタートした三人に、過去のキリングバイツで名をはせた熟練の獣闘士たちが襲い掛かりますが・・・はたして勝負の行方は?!

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表紙が瞳とエルザになっているように、今回は二人をはじめとして第一部で活躍した獣闘士たちが多数登場します。
「獅子」優午と「虎」大河の対戦もあり、その中でライオンとトラのどちらが動物として強いのかの解説がなされたりして、相変わらず動物薀蓄モノの先駆作品としての矜持を見せてくれます。
明らかに『けものフレンズ』っぽいネタが出てきたりしますが、2010年代の動物薀蓄モノとしては本作の方が先行なので。

もともとは『けもフレ』のラーテルの方が本作に影響を受けていたんじゃないかと推測しているんですが(本作が先行しているので、あまり似すぎないように意識していたんじゃないかと)、こんな風に影響の逆転現象が起こっているのはある意味興味深い。

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『群れなせ!シートン学園』3巻の記事で最近の動物擬人化モノはハイエナが人気、といったことを書いていたら『キリングバイツ』にも出てきました!
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『キリングバイツ』9巻P144(村田真哉・隅田かずあさ/小学館クリエイティブ)

この時点では灰渕絵奈は耳のみがハイエナ耳になってますが、獣化が進むと鼻のところもハイエナっぽくなります。
本作はエロス&バイオレンスな作品なので、当然のように雌のハイエナに関する「あのネタ」も出てきます。というか「あのネタ」ゆえにハイエナは人気なんですかね・・・。

前回の純は狼の獣人と戦って、今回はハイエナということで、もしかすると純の対戦相手はイヌ科獣人メインになっていく流れなんですかね~

考えてみると第一部は猫科の獣人が多かったので、対照的で良いかもしれません。

しかし、イヌ系の最強って何になるのかな。
熊、がありそうなのですが、これは瞳が過去に対戦しているのでもう出てこないような気もするし・・・。
今後、どういう動物ネタを出してくるのか気になりますね!