祖母から妖(あやかし)の憑いた共同住宅を引き継いだコミュ障女子高生・真帆路(まほろ)と、人間じみた妖たちとのほのぼのな日常を描く、『あやかしこ』単行本4巻目が12月22日より発売中です!
今回の表紙はニート妖狐の玖雨狐(くうこ)と、雪女の雪芽。普段の風景だとは思うのですが、装いがちょうど年末年始っぽいです。
コミュ障だった真帆路に妖ではない人間の友達ができて、学校生活も充実したものになってきました。

もちろん真帆路は妖たちとも変わらず楽しい日々を送っているのですが、ずっと真帆路の成長を見守ってきた玖雨狐と雪芽は、真帆路の関心が自分たちから少しずつ離れていっていることに一抹の寂しさを感じています。

そんな妖たちの心情に関わりなく、真帆路はさらに人間関係を広げていくのですが・・・。

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今回もケモミミ妖キャラが多数登場しますが、その中でも猫又のネネが可愛いですね。
真帆路のことが好きなのに、真帆路から構われすぎると嫌がる、というのがいかにも猫っぽくて良い。
昔からの妖ではなくて、最近ペットから妖になった、という設定がなかなか効いています。

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少し前(『クロミケ妖奇譚』の記事の時)に「猫耳娘をブラッシングorグルーミングする描写のある作品が少ない」みたいなことを語っていたら、なんだかこの頃そういう描写が急に増えてきましたね!( 例1 例2 例3 )

本作でも、ネネをブラッシングする話が出てきます。
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『あやかしこ』4巻P90(ヒジキ/メディアファクトリー/KADOKAWA)


ネネが真帆路からブラッシングされるのをちょっと嫌がる様子が、動物的すぎず、それでいて猫っぽさを失わない絶妙な雰囲気になっていて、とても良いです!



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