広島パルコで開催中の吉崎観音先生のコンセプトデザイン展に行ってきました。
もともと10月初旬に行こうと準備していたところで、例のけもフレプロジェクト内のゴタゴタがあって開催状況を心配していたのですが、ちょうどここ数日情勢も落ち着いてきて、無事見ることができて良かったです。

わりとネクソンアプリ版寄りの内容なので、元プレイヤーはぜひ観に行った方が良いです!
特にセーバル推しの人は、ネクソン版とアニメ版を繋ぐ、かなり重要な情報が限定公開されているので観に行くべき!
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デザイン展の内容に入る前に。
実は広島パルコに行く前にゴコクチホー・・・ならぬ、四国ちほーの愛媛に立ち寄って、生サーバルを見てきました。
「とべ動物園」のサーバルです。
見た瞬間、これがサーバルなんだ!という感じで感動的だった、、、
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印象としては「ちょっとデカめの猫」という感じ。
動きや仕草もかなり猫っぽい(というか猫だしね)。
吉崎先生がサーバルをメインに据えようと考えたのも納得の可愛さでした。

四国ちほーには全県にサーバルがいるらしいので、広島に行くついでに本物を観に行くのもアリだと思いますよ!

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コンセプトデザイン展は以下のような内容で、じっくり見たら45分~1時間くらいの内容ですかね。
 ●吉崎先生がデザインした200体以上のアニマルガール大集合のパネル展示
 ●アニメ版の××の設定に関する限定情報
 ●
アニメOP案?の未使用絵コンテ
 ●ラフ画
 ●ラッキービーストやセルリアンの設定
 ●過去のイベントで使われたイラスト展示
 ●フィギュア展示 など
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「アニメ版とネクソンアプリ版にどれくらい繋がりがあるのか?」という疑問について、たぶん世界は繋がってそうだな~という感じはありつつもハッキリしなかったのですが、今回の展示内容から物語の根幹部分で繋がっているということが明確になりました。

アニメの時代のサーバルが、先代サーバルを見て泣いた理由も、アニメ版サーバルが××××の××を×××××いる、ということで説明できそう。

おそらく、当初のアニメ版のコンセプトではもう少しアプリ版に近づけたストーリーになる予定だったのかなと感じます。
それに対して、たつき監督が新規視聴者に訴求する方向性・演出を強くしたことで、あえて隠したアプリ版寄りの設定が「伏線」として視聴者の深読みを喚起する形になって、この爆発的ヒットにつながったのかなと。

とにもかくにも、けものフレンズプロジェクトは「例の異変」について描く作品を作れば、もう一つ大きな感動を生み出せそうです!

それが次のアニメになるのか、ゲームになるのか、漫画になるのかは分かりませんが、そこまではぜひ描き切ってほしい・・・プロジェクトが続いてほしいと思います。

「例の異変」の時にサーバルたちがどういうやりとりをしたのか、本当に気になるので、、、(帰路はずっとそればかり考えていた)

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展示を見てて他に気になったところ。
パネルのアニマルガールの並べ方や大きさに何か意味があるのか?という点。
最初、元の動物の大きさで絵の大きさも変わっているのかと考えたのですが、それならディアトリマ(体高2m)が小さくてパフィンちゃん(体長30cm)が大きい理由が分からないし。
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ストーリー上の重要度順でもないみたいだし(それならアニメ版のキーキャラクターのツチノコや、アプリ版のハブ&ヤンバルクイナが大きくなるべき)。

もしかすると、吉崎先生のデザイン的なお気に入り順なのかな?
ダチョウあたりはお好きそうな感じだし。

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あと、ラフ画が細かいところまで見れないような形で展示されていたのですが、あれはぜひ細かい所まで見れるような展示にしてもらいたいなあと感じました。エトピリカのラフをよく見ると「パフィンちゃんと姉妹設定」みたいなメモ書きがあったりして、ネクソンアプリ版やっていた人には知りたい情報の塊みたいな内容だと思うので。

本格的な設定画集を出してくれないかなあ、、、

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広島パルコの展示は来週10日火曜日まで、その後名古屋でも開催らしいので、観に行ける人は本当にオススメなのでぜひ行きましょう!