百貨店の総務部に属するごく平凡な新入社員の茜は、ふとしたことから百貨店の地下で行われていた闇取引に巻き込まれ、「角端獣」と呼ばれる怪異と融合してしまいました!
その結果、茜は「ブラックバイヤー課」と呼ばれる裏の部署に強制異動になってしまい、苦難の日々が訪れることになりますが・・・。
激しいアクションとちょっとエッチな描写が魅力の『ブラック・バイヤー・ガールズ~帝国百貨店裏外商部~』の単行本1巻目が8月25日より発売中です!
赤星茜は百貨店のエレベーターガールに憧れている新社会人。
めでたく東京は金座にある「帝國百貨店」に就職することができた茜ですが、配属された部署は百貨店の裏方である総務部商品管理課。
オフィス自体も百貨店とは別の雑居ビルにあり、理想としていた仕事とは全く異なる事務仕事に茜は激しく落胆します。
でも、意外と適応力が高いのか早々に総務部になじんでしまう茜。
そんなある日、悪天候で皆が早めに退社してしまったオフィスで一人残業していた茜は、「緊急配送」と称する至急の荷受けと引き継ぎの対応をすることになりました。
詳しい説明が一切ないまま、羽田空港までトラックに同乗して移動し、トラックの中の荷物を飛行機に移動させることになったわけですが、トラックの荷台に積まれていたのは厳重に封印された透明の箱に入った黒い子犬?と思しき動物。
これは動物虐待ではないかと、あわてて箱の封を空けた茜は、箱の中から飛び出したとてつもなく巨大な獣にあっという間に喰われてしまいます・・・!
これが、茜と怪異「角端獣(かくたんじゅう)」、そしてブラックバイヤー課との奇妙な縁の始まりになるのでした、、、
※ ※ ※
系統的には妖怪退治物に連なる作品ではありますが、本作は妖怪を退治するのでなく、妖怪を捕らえて売買する立場の人間たちを描いている点が特徴です。
単行本1巻では主人公の茜のキャラクターが中心に描写されていて、まだ導入部分といった感じですね。大きく話が動き出すのはこれからといった感じ。
思い込みが激しくて、頼りなさそうだけど意外とたくましい茜がどのように活躍するのかが愉しみです。
※ ※ ※
茜は「角端獣」と呼ばれる神話上の獣・麒麟の一種と融合し、ケモミミ尻尾の生えた獣人に変化します。
麒麟とはいうものの、外見的には馬や牛や龍ではなく、かなり猫っぽい感じです。ブラックバイヤー課の桜先輩からも「猫耳」と呼ばれていたりします。
『ブラック・バイヤー・ガールズ~帝国百貨店裏外商部~』1巻P81(けんたろう/ワニブックス)
融合する前の「角端獣」は、チワワっぽい犬風の外見をしていました。
色々な姿をとるので何の動物か良くわからない点が、神話の獣としての性質を体現しているのかもしれませんね。
元となる伝承に従って「何の動物か分からないケモミミ」が登場する作品として、鵺の人妖キャラが出てくる『百千さん家のあやかし王子』といった例があります。
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その結果、茜は「ブラックバイヤー課」と呼ばれる裏の部署に強制異動になってしまい、苦難の日々が訪れることになりますが・・・。
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赤星茜は百貨店のエレベーターガールに憧れている新社会人。
めでたく東京は金座にある「帝國百貨店」に就職することができた茜ですが、配属された部署は百貨店の裏方である総務部商品管理課。
オフィス自体も百貨店とは別の雑居ビルにあり、理想としていた仕事とは全く異なる事務仕事に茜は激しく落胆します。
でも、意外と適応力が高いのか早々に総務部になじんでしまう茜。
そんなある日、悪天候で皆が早めに退社してしまったオフィスで一人残業していた茜は、「緊急配送」と称する至急の荷受けと引き継ぎの対応をすることになりました。
詳しい説明が一切ないまま、羽田空港までトラックに同乗して移動し、トラックの中の荷物を飛行機に移動させることになったわけですが、トラックの荷台に積まれていたのは厳重に封印された透明の箱に入った黒い子犬?と思しき動物。
これは動物虐待ではないかと、あわてて箱の封を空けた茜は、箱の中から飛び出したとてつもなく巨大な獣にあっという間に喰われてしまいます・・・!
これが、茜と怪異「角端獣(かくたんじゅう)」、そしてブラックバイヤー課との奇妙な縁の始まりになるのでした、、、
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系統的には妖怪退治物に連なる作品ではありますが、本作は妖怪を退治するのでなく、妖怪を捕らえて売買する立場の人間たちを描いている点が特徴です。
単行本1巻では主人公の茜のキャラクターが中心に描写されていて、まだ導入部分といった感じですね。大きく話が動き出すのはこれからといった感じ。
思い込みが激しくて、頼りなさそうだけど意外とたくましい茜がどのように活躍するのかが愉しみです。
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茜は「角端獣」と呼ばれる神話上の獣・麒麟の一種と融合し、ケモミミ尻尾の生えた獣人に変化します。
麒麟とはいうものの、外見的には馬や牛や龍ではなく、かなり猫っぽい感じです。ブラックバイヤー課の桜先輩からも「猫耳」と呼ばれていたりします。
『ブラック・バイヤー・ガールズ~帝国百貨店裏外商部~』1巻P81(けんたろう/ワニブックス)
融合する前の「角端獣」は、チワワっぽい犬風の外見をしていました。
色々な姿をとるので何の動物か良くわからない点が、神話の獣としての性質を体現しているのかもしれませんね。
元となる伝承に従って「何の動物か分からないケモミミ」が登場する作品として、鵺の人妖キャラが出てくる『百千さん家のあやかし王子』といった例があります。
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